昨日、初冠雪の白馬岳(しろうまだけ)山頂付近の様子をお伝えしました。本日は猿倉から白馬大雪渓を経由して登った様子などを掲載します。
白馬尻小屋前から、白馬岳を撮りました。雪渓はすっかり後退していて、三合雪渓の下が末端になっています。
紅葉ですが、9月からの冷え込みが厳しい上に、雪が来てしまって、上のほうはあっという間に終わってしまっていて、目の覚めるような三段紅葉ではないようです。
なお、白馬尻小屋は10月9日までですので、大雪渓ルートが使えるも、10日までとしたほうが賢明です。
出合直下の急な部分の雪渓はすっかり崩れてしまっていて、三合雪渓出合の上部まで、山道です。いつもながら杓子よりの砂山の通過は落石と滑落に注意が必要です。足元の傾斜とゴロゴロと滑りやすい登山道はおっかないですぞ。
雪渓の通過は、杓子側から上の砂山まで200mぐらいですが、クレバスがあちこちにあり、とても危険な状況にあります。雪渓ルートを使うのも、この連休までにしたほうが無難です。赤リボンやロープで誘導してくれていますので、それにしたがって登下降します。
登っていくとルートはクレバスに突き当たり、ロープや赤リボンの誘導で右に2号雪渓のほうにやや斜めに下ります。上にも下にもクレバスがあり、その間を縫って行く感じになります。2号雪渓直下から上の砂山を目指して登りますが、2号雪渓からの落石に注意したいところです。また、誘導を無視して、クレバスをまたごうとしたり、のぞきこもうとする行為により、転落事故が後を絶たないようですので、ルートを外さないようにしましょう。
また、やっかいなのが、クレバスに新雪が積もってしまった時です。落とし穴になって、うっかり踏み抜いてしまう事故もあるそうです。赤リボンや誘導も雪で埋まってしまう可能性があります。誘導の整備期間が過ぎる山小屋の営業終了後は大雪渓には足を踏み入れないようにしましょう。
葱平(ねぶかっぴら)上部から写した天狗菱の尖峰と杓子岳北側のカール地形です。昨年の今頃は、ナナカマドの紅葉がありましたが、今年は、完全に終わっていて、紅葉はもちろん、赤い実さえ残っていません。
白馬山荘も15日の宿泊受付で終了です。小屋のスタッフの皆様、お疲れ様でした。
山頂へ向かうルートですが、夏道は完全に消えてしまっていて、直登りです。先行しているのは、家内とスキー選手の娘です。
夏道ではないので、視界の悪い時にはルートファインディングが困難になります。雪山で迷って遭難しないように、無理な行動は避けましょう。このように晴れている日は足跡がついていますが、雪が降り積もると、登った自分の足跡さえもなくなってしまいます。
白馬岳山頂直下です。たっぷりと積もっています。昨日の山頂での空は、青空というより、とても濃いコバルトブルーでした。紫外線が強かったです。
今日の里は昼前から雨が降り続いていますが、山頂付近は猛吹雪と思います。すでに深いところでは50cmありますので、明日まで降り続けば1mをこえて、いよいよ根雪になりそうです。明後日から晴れの予報が出ていますが、それは里であり、山ではあてになりません。前線通過後の北アルプスは季節風で吹雪いて、数日続く事もあります。
小言ばかりで、長くなってしまいましたので、明日、山頂からの展望の写真を掲載します。
先ほど、お隣の大町市を震源とする震度3~4の地震がおきました。ゆれました。最近、たまにあるのですが、震源地は扇沢のほうです。