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2010年8月30日 (月)

埼玉・千葉、関東巡業が完了です

一昨日は埼玉大宮、昨日は千葉幕張と、関東巡業を無事に終えることができました。猛暑の中、駆けつけてくださった皆様、ご参加いただきありがとうございました。2時間あまりと短い時間でしたが、私とのふれあいタイムには近況のご報告なども交え、ミニ対面鑑定できた方もいて、時間があっという間に過ぎる充実の時間でした。

2010 28日の大宮は猛暑。でも、ソニックシティビルの中はクーラーが効いて涼しかったです。急遽、神奈川から駆けつけてくださった方もいて、猛暑の中、出足が鈍っていましたが、白熱するお話ができました。皆様には、これからの時代を暮していく力。そう、お話の中に、秘法九字を交えて不可思議なる神力のご加護と共にありますように祈念しました。

2010_2 29日の幕張メッセではホビーのイベントがあり、多くの方が駅からイベント会場に流れていく中、国際会議場は静かに時間が流れました。クーラーがギンギンに効いていて寒いくらいでした。次元のお話をホワイトボードを使って視覚で聞いていただいたり、古き日の私の就職のお話など、普段ネットではお目にかかれない法話に遭遇して、エネルギーを魂に抱いていただきました。

2010nもうひとつ、ネットではお目にかかれないことに、今回の関東巡業では、息子でもある私の弟子に、突然の指名で皆様にお話をする時間を作りました。化学方面で最先端の研究者でもありますが、普段、研究報告会や学会発表でお話するのとは違って、良い経験になったと思います。御静聴していただきました皆様、ありがとうございました。

 

次回は、東北方面のどこかの都市で行う予定です。私の亡き師匠が「東北に広めたいなあ」と生前に申していましたように、当時は東北から来られていた方はいなかったわけですが、現在、東北からも来られています。師匠の御意思を反映して、ぜひ、東北へ足を進めたいと思っています。

2010年8月29日 (日)

千葉幕張法話巡業です

千葉幕張法話巡業です

昨日は暑いところ、埼玉大宮へおこしくださりありがとうございました。今日は千葉幕張巡業です。幕張メッセ国際会議場2階です。京葉線海浜駅から幕張メッセへ歩道橋を下ったすぐにあります。

千葉幕張法話巡業です

会場の入り口には電光看板があります。国際会議場に入ったところの、2階へ登るエスカレーター脇にも電光看板を設置してくれています。

千葉幕張法話巡業です

今日の幕張メッセはイベントで賑わっています。それにしても、暑いですね。

2010年8月28日 (土)

埼玉、大宮巡業です

埼玉、大宮巡業です

本日は、埼玉大宮巡業です。ソニックシティビル8階、低層エレベータでおこしになってください。上の写真は会場の入り口の電光掲示です。ソニックシティビル2Fインフォメーションや1Fの「本日のイベント」掲示にも電光で表示があります。

埼玉、大宮巡業です

最近の山の写真から一変して、一気に都会です。大宮は猛暑です。

2010年8月25日 (水)

本日で、ちょうどサイト開設10年です。

合掌

 むしろごやの行者の運命鑑定の玄上です。

 このたびは8月25日を持ちまして、おかげさまで、サイトを開設して、まる10年を迎えることができました。

 サイト開設は、ちょうど、10年前の夏の山行においてのこと。大師匠の命日を山中で過ごし、その翌8月7日に、「『尊無上亜甲中玄』を未だかつて聞いたことのない人々、100万人に聞かせてあげなさい」というお告げをいただいた事から始まったものです。それまで、拒み続けてきたネットという方法ですが、それを可能にするためには、やはりネットしかないと思い立ったしだいです。

 師匠なきお山から、これからの再建に向けて精進しているわけですが、いつの間にか、建物というお山ではなく、雄大なるアルプスそのものがお山になっている17年間でした。いずれは再建せねばと思うこともありますが、「先生、これがいいのです。」と、申してくれる方もいて、やはり、建物の中に納まるのは窮屈と思います。

 今後も、私の生が続く限り、そして、至心玄道が語り継がれる中において、皆様の運命ならびに、上七代下七代の宿命的業をお守り申し上げますので、末永くお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。

 ここに、サイト開設10周年のお礼とさせていただきます。

尊無上亜甲中玄      玄上

■この10年、いかがでしたか?ここをクリックして経過や近況などコメントくださいな。

2010年8月22日 (日)

【白馬岳】今日の白馬大雪渓〜白馬岳

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今日の白馬大雪渓〜白馬岳
今日は白馬大雪渓から白馬岳を往復してきました。皆様のところは猛暑かと思いますが、雪渓の写真で涼しい気分になってくださいな。

100822_080414 7月21日の写真より、かなり雪が少なくなっています。小雪渓には、もう雪がありません。上部にクレバスができて、雪渓に流れ込んでくる落石はずいぶんと少なくなっています。ルートも、落石事故の多い、上部は通行不可能で、途中で陸に上がります。

100822_133101 雪渓の上部の陸に上がったところから、下を見下ろした写真です。今日は冷気でもやっていて、とても涼しい大雪渓でした。この陸からが案外くせもので、旧岩小屋跡までの間の斜面には水が沸いているので、落石に注意しなければなりません。登山道の下を水か流れている音がしたりと、不気味ですので、休まずに通過しましょう。

100822_113641白馬岳山頂から、白馬鑓ケ岳方面です。標高2932mの山頂は雲の上。白馬岳の山頂付近は長野県側にスッパリ切れ落ちた懸崖になっていて、覗くとおっかないです。そういえば、昨日道場に来られた方が、今日唐松岳に登るそうですが、ここから見る限りは、標高2696mの山頂がどうも雲の上に出ていそうでないのですが、雲が湧くまでに登れたら絶景だったかもしれませんね。

100822_113610今日の白馬岳山頂です。まだ夏の登山シーズンの日曜日とあって、山頂には多くの登山客がいました。皆さん、登頂に大満足、いい顔しています。




尊無上亜甲中玄     玄上

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2010年8月21日 (土)

力の「妙運」、秋の力量増強

合掌

 玄上です。まだまだ猛暑の残暑の事と存じますが、いかがお過ごしでしょう。

 道場のほうでは、夏の山行も終り、秋から暮れに向けてのスタートであります。この秋の力量増強は、「七転八起」に変え「妙運」をセットにして始まっております。

 夏の特別祈願で「妙運」の神力の威力がいよいよ出ていて、「妙運」をいただいて交渉したら話が急に好転したとか、最近、ジワジワと盛り返してきたという近況のご報告を受け、急遽、秋も「妙運」をもってきました。

 このあたりで、力が増しますように、御参賀いただけると良いのではと思います。http://genjoe.o.oo7.jp

 不可思議なる尊無上亜甲中玄の神力と共にありますように、遠い空の下から祈念申し上げます。


追記:妙運とは何ぞよ、妙運の持つ意味とは。

 よく、妙運とは何かという問いかけの検索をされる方がいますが、妙そのものの持つ意味は、いくつかあり、ここでは、言葉にできない素晴らしさと申しておきましょうか。

 そうすると、妙運の意味は「言葉に表しがたし素晴らしい運」と、言うことになるわけですが、実は、「意味」なんぞと、頭で捉えるような次元で物事を考えるから、心が小さくなってしまうのです。その集合体が今の世間が混迷する構造のひとつではなかろうか。

 まさに、言葉に表しがたき深い運命の動き。そう、心や命がモノではないと同様に、運はモノではありません。いつしか人は「意味は」とか「なぜ」とか、理屈や言葉でしか考えることのできない小さな心の器になってしまったのだろう。そのような心では「妙運」の奥底が見える由もない。

 「妙運」を理解するには、言葉の次元を超越した徳が大切になってきます。混沌とする世情にあり、皆様が、小智小我におぼれず、深い徳のあるおおらかな心に育ちますように願って止みません。

尊無上亜甲中玄    玄上

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2010年8月19日 (木)

受験合格祈願。早い目からの力量増強ですぞ。

合掌

 残暑とはいえ、各地で猛暑となっています。お盆が過ぎて、秋の気配が漂っている道場ですが、皆様のところは、大変な猛暑とおうかがいしています。まだまだ、熱中症にはご用心ですぞ。

 さて、本日は、力量増強スペシャルの中の、受験タイプに関するお話です。気が早いと思われる方も多いと思いますが、受験と言うのは、切羽詰って対策するものではございません。たいていの合格祈願は、受験間近になってすると思いますが、その心構えでは、遅いですぞ。つまり、中学三年になれば、高校三年になれば受験があることは、もっと早くからわかっていることなのです。切羽詰ってから行動はダメですぞ。

 わかっていながら、間近になって、志望校を決めたり・・いったい、今まで何をしておった?と言うことになります。だからこそ、お盆明けの今から、受験合格祈願をご案内しております。昨年も、多くの方から合格のお知らせをいただいています。

 秋は力量増強のシーズン。力量増強スペシャルでは、力量増強と入試適合のセットがあります。力量増強はいつも勉強している机の上にお飾りして、試験当日に、「勉強を共にした御神符」を持参します。入試適合は、常に持ち歩くバッグに入れておきます。そして、力量増強と共に試験会場に持って行きます。勉強は試験直前と言う即席では成り立ちません。今から、力をつけていくのです。お申し込みの方には、受験者に適した追い込みの勉強スタイルを鑑定でみてお送りしています。さあ、力量増強。受付が始まりましたぞ。

 不可思議なる尊無上亜甲中玄のご加護と共にありますように!

尊無上亜甲中玄     玄上


入試・資格・就職試験には「入試適合」と「力量増強」のセットが威力を発揮。


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2010年8月16日 (月)

【五竜岳】五竜岳 登山(3)。五竜岳登頂

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「この雄大なるアルプスそのものが私の道場なのです」ということで、今年の夏は、山のお話をしてまいりましたが、今日は五竜岳の山頂ということで、締めくくります。この秋も、時々お話します。お楽しみに。

追記:2015/5/30)五竜岳で遭難事故があると、必ずアクセスが多くなる当ページですが、実際は五竜岳本体だけではなく、遠見尾根のヤセ尾根や八つ峰キレットの岩峰、たまに大黒岳付近のヤセ岩峰での滑落だったりします。昨年、今年と、最近は、遠見尾根のヤセ尾根での滑落が多いですね。ご注意くださいな。今、流行のダブルストックをついてのヤセ尾根の下りは両手がふさがっていて危ないです。


五竜山荘前から五竜岳を望む。


 山頂に登るということは爽快である。しかし、いつも山頂に立てるとは限りません。山頂を目前にしてリタイアしなければならないときがあります。その原因は、天候、体力、日没、などがあり、それには判断が求められます。

 そして、今回。ブログ掲載の写真を撮るための取材ということで、日帰りは無理と判断し、五竜山荘前でテント泊1泊で登頂しました。日帰りは今度の機会として、山行では写真は撮らないのですが、今回の企画はいかがでしたかな?コメントなどをいただくと嬉しいです。さてと、いつまで若くいられるかな。そろそろ、年齢に適した山行も考えねば・・と、思う行者ですが、年齢より若い(笑)ですぞ。

尊無上亜甲中玄    玄上



本日紹介のコース概要

 本日は昨日の続き。五竜山荘から五竜岳山頂をお話します。途中、岩場があり、滑落遭難事故の多いところです。目印を見失うととんでもない崖っぷちに出てきてしまいますので、視界の悪い時は要注意です。また、風の強い日も吹き飛ばされて滑落にならないように、無理は禁物です。

 おだやかな天候の日は天然アスレチックで楽しいかもしれません。私が訪れたのは、秋でしたので、岩が凍りつく時期。この時期も凍りついた岩に用心です。



5、五竜山荘から五竜岳。


五竜山荘をを出発してすぐに、五竜山荘を振り返る

 五竜山荘からは縦走路を南へと進路をとります。出発してすぐは、稜線の小ピークを富山県側に巻きながら、緩やかな砂礫の気持ちのいい登山道を登っていきます。


小ピークを巻く砂礫の登山道。


小ピークを巻いて、さらに続く砂礫の道。正面に、岩峰が出現する。



振り返ると、出発した五竜山荘がかなり下に見える。

 小ピークを巻くと、さらに砂礫の道が続きます。正面には岩稜が出現し、見るからに険しそうな山容を見ることができます。やがて、足元は岩場へと変わっていきます。砂礫の道と違って、歩きにくいところです。徐々に、富山県側の斜度もきつくなってくるので、転倒には注意が必要です。


砂礫から岩稜の登山道へと変わる。


岩稜の登りも本格的になり、赤ペンキをたよりによじ登っていく。


正面に五竜岳本体が出現する。

 岩稜の道も、急になり始めると、岩に赤ペンキでマークされた岩壁に出てきます。手がかり、足がかりはしっかりしているので、マークの通りに登っていけば難しくないところです。ただ、マークは見落とさないようにしましょう。また、下りのほうが慎重さが必要なところです。


岩稜を登りきると、再び砂礫の道になるが、正面にまた岩稜が出現する。


砂礫の道を振り返ると、ナイフエッジになっていて、強風時は長野県側に吹き飛ばされないように注意が必要。


 岩稜を登りきると、再び砂礫の道になります。登りついたところは、小ピークの付け根部分です。その先は、富山県側がゆるく、長野県側が急峻なナイフエッジになっていて、強風時には吹き飛ばされないように注意が必要です。

 砂礫の道を行くと正面に再び岩稜が出現します。でも、それは、五竜岳ではありません。やっと登ったら、まだ上があるという辛さになってしまいます。


さて、どこを登ろうかな・・。


五竜岳核心部の鎖場が出現。


断続する鎖場の登り。


核心部、鎖場の岩稜を登りきりました。(山娘です)


 その問題の岩稜。実は、五竜岳への核心部です。鎖場の岩場が断続し、ルートを見失うと、長野県側の崖の上に出てきます。ペンキで×印が書かれていますが、絶対進入しないようにしましょう。×印を見落としてしまう人もいて、滑落事故があるところです。

 いくつかの鎖場を登ったり、手がかり足がかりで岩場をよじ登ります。下りのことを思うと不安になってくるかもしれませんが、下りはバックで慎重に下りたいものです。

 岩稜を登りきって来た道を振り返ると爽快ですね。そして、いよいよ五竜岳本体の登りです。


岩がゴツゴツした登山道。


五竜岳への分岐が見えてくる。


五竜岳の分岐から五竜岳山頂を望む。

 核心部の岩稜を登りきったら、ゆるい登山道に変わります。岩がゴツゴツしているので足元に中が必要ですが、それもつかの間、縦走路上の五竜岳への分岐に到着します。

 縦走路は五竜岳の山頂を、長野県側に外れたところにあり、さらに南下すると、八つ峰キレットを通過して鹿島槍ケ岳へとつながっています。



五竜岳山頂です。

 分岐から五竜岳山頂へは5分ほどで到着します。私が行った日は天気が悪く、展望が望めませんでしたが、南に鹿島槍ケ岳が大きく、ダイナミックです。


後記

 今回のコースは、何と言っても、岩場の登り下りがポイントです。スリリングなルートです。天候などに注意したいところでもあります。



五竜岳への登りから、遠見尾根を見渡す。

※10月以降に登られる方は必見→ 秋の北アルプスの雪の到来について注意事項

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2010年8月15日 (日)

【五竜岳】五竜岳 登山(2)。白岳~五竜山荘

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白岳山頂から白馬村の風景。まるで航空写真です。

 本日は昨日の続き。西遠見山から白岳を越えて、五竜山荘へ足を進めます。西遠見から白岳のコースは、ヤセ尾根があったり鎖場があったりと、ちょっとスリリングなところで、「転倒=滑落」の区間もございます。

 危険箇所には、ロープや鎖が付けてくれていますが、一部ないところもありますから、慎重に行動しましょう。このルートを下山に使う場合は、ザレた斜面でスリップしやすいし、縦走の疲労もきていますから特に注意が必要です。近年流行のダブルストックが災いして転倒する事故が頻発しています。


3、西遠見山から白岳。


西遠見山を出発して、西遠見山を振り返る

 西遠見山を出発すると、樹相もダケカンバに変わり、高山の様相を見せてきます。白岳を目の前にして、やがて右側に切れ落ちたヤセ尾根を進みます。ところによってはナイフエッジになっていてスリリングなところです。転倒は滑落につながるので注意が必要です。最近、滑落遭難が多いところです。
その理由のひとつに、昔はダブルストックはタブーだったのですが、今はトレッキングスタイルとして流行っているところにあると思います。特にこのようなところでの下りのダブルストックは両手がふさがってリカバリーできず危険です。



白岳へと続くやせ尾根のルート。


ヤセ尾根を登りきると鎖場が出現する。


 ヤセ尾根の登り下りを終えると、急な階段が切られています。ここもやせ尾根になっていて転倒しないように(滑落遭難危険場所です)、一歩一歩着実に高度を稼ぎます。やっとヤセ尾根が終わったと思えば、岩場に遭遇します。鎖をかけてくれているので、手がかり足がかりをきちんと運べば問題はありません。

 ただ、この付近は急登りが続きますから、急がずに登りたい所です。中には、鎖がかかっていない岩場もありますが、公園のアスレチック気分で制覇できます。


白岳本体への急登り。


白岳直下の鎖場。


 鎖場、岩場を登りきったところは、じつはまだ白岳ではありません。白岳の肩のようなところで、一旦、斜度も緩んで、一息いれるのにいいところです。

 ルートは再び急登りとなって、いよいよ白岳本体への登りが始まります。鎖場を登りきると、ハイマツ帯に出て、道は急に緩やかになります。標識も何もない山頂に到着。ここが、白岳です。

 白岳からの景色は絶景で、ここに来て、唐松岳方面や黒部の谷を見ることができます。


白岳から唐松岳方面への北アルプス主稜線の縦走路を望む


晴れの日はこんな感じです。唐松岳方面。



4、白岳から五竜山荘。


 白岳を出発すると、すぐに縦走路の分岐に出くわします。五竜山荘へは左に進みます。右へは唐松岳方面への縦走路になっています。白岳から五竜山荘へは5~10分ほどの下りです。

 ザレザレの道ですので、足をすくわれないように注意が必要ですが、健脚者には問題のないところです。


縦走路の遠見尾根分岐点。


分岐から5分も下れば五竜山荘です。


 今夜の宿泊地、五竜山荘に到着。山荘前は視界が開け、遠く浅間山、八ヶ岳、富士山、南アルプスなどの景色がとても美しいところです。次の日はご来光を見てから五竜岳を往復するといいでしょう。


五竜山荘に到着。

後記

 今回のコースは、ヤセ尾根の通過がポイントです。滑落しないように、強風や荒天時、疲労時には細心の注意が必要なところです。

 また、西遠見山を出ると高山帯になり、さえぎるものがないので、夏山での落雷に注意をしたいところです。昨日紹介しましたアルプス平を朝一番のゴンドラで出発し、夕立の来る午後の早いうちに五竜山荘に到着しておきたいものです。大気の状態が不安定な時は昼前から雷雨に見舞われることがありますから、夏の天気には細心の注意が必要です。

 五竜山荘のテント場は稜線の西側に位置し、秋になると冷たい強い西風にさらされますので、秋にはちょっとした冬季を意識したほうがいいです。9月の半ばですでに氷点下になり、雪に遭遇することも珍しくありません。

 さて、明日のお話は、いよいよ五竜岳に登りますぞ。

続きを読む(五竜岳登頂)

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2010年8月14日 (土)

【五竜岳】五竜岳 登山(1)。遠見尾根を歩く

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追記:2015/5/30)五竜岳で遭難事故があると、必ずアクセスが多くなる当ページですが、実際は五竜岳本体だけではなく、遠見尾根のヤセ尾根や八つ峰キレットの岩峰、たまに大黒岳付近のヤセ岩峰での滑落だったりします。昨年、今年と、最近は、遠見尾根のヤセ尾根が多いですね。ご注意くださいな。今、流行のダブルストックをついてのヤセ尾根の下りは両手がふさがっていて危ないです。


白岳山頂から五竜岳と左に鹿島槍ケ岳。



 
山を歩くには、色々な道がある。時として道なき道もある。今日から紹介します五竜岳へ登るにはいくつかのルートがあります。白馬岳方面から縦走路を南下するルート。八方尾根から唐松岳頂上小屋から南下するルート。遠見尾根から白岳からのルート。鹿島槍ケ岳から八つ峰キレットを通って北上するルート。どのルートも個性があります。

 山を歩いていると、周りの山々が変化します。同じ山でも、違う角度から見る山はまた違った風情があるものです。それにくわえ、四季や天候、時刻によって異なってきます。写真は昨年の秋の風景ですので、これからの秋の参考にしてください。

尊無上亜甲中玄    玄上

本日紹介のコース概要

 本日のコースは、白馬五竜スキー場にかかるゴンドラリフトを使って、アルプス平まで登り、そこから歩き始めます。夏から秋にかけてのアルプス平周辺は山野草の庭園になっていて、多くの観光客が訪れます。標高約1500mからの北アルプスの展望も、「もう五竜岳まで行かなくても、ここで堪能」と、思わせるぐらい素晴らしいところです。

 さて、アルプス平から地蔵の頭を経由して遠見尾根を行きます。本日の紹介は、遠見尾根の最後のピーク西遠見までです。



1、アルプス平から小遠見山。


ゴンドラリフトでアルプス平へ!


昨年の秋のアルプス平。

 白馬五竜スキー場のゴンゴラリフトでアルプス平へ向かいます。秋には車窓からの紅葉も美しいところです。アルプス平の駅を降りると、すぐに五竜岳を眺めることができます。駅の屋上は展望台になっていて、北アルプスの絶景を楽しむことができます。では、アルプス平から山野草園から地蔵の頭へ登ります。約30分ほどで到着します。


山野草園内の木道。


地蔵の頭には大きなケルンがあり。お地蔵様がお祭りされています。

 地蔵の頭のお地蔵様は、強風が吹く白馬村を強風から守る「風切地蔵」3体あるうちの一体です。3体のお地蔵様が手をつないで、風を防ぐという言い伝えがあります。

 では、地蔵の頭を越えて小遠見山に向かいます。


階段の急登りが続く。


急登りの途中にある「見返り坂」


二の背髪。

 地蔵の頭を過ぎて、一旦下ると、今度は階段の急登りが続きます。ここで、急いでしまうと、後でばててしまうので、ペースを崩さないようにじっくりと登っていきます。

 やがて、見返り坂というところに出て、小休止。見返ると、眼下に白馬村の景色が広がります。見返り方によっては、登っていく急坂も見えます。ここから、しばらくは急登りで、ややゆるくなったら二の背髪を通過します。このあたりはやせ尾根になっていて崩壊地の上部通過に注意が必要です。

 崩壊地を過ぎ、しばらく行くと、小遠見山です。


小遠見山山頂。

 アルプス平から小遠見山までは日帰りハイキングのコースにはもってこいのところです。ここから先は、五竜岳山荘に一泊のコースです。



2、小遠見山から西遠見山。


 小遠見山を出発すると次は中遠見山へと向かいます。道は下って登り返しとなります。地蔵の頭から小遠見山への登りに比べるとたいしたことはありません。


中遠見山へと登り返す。


中遠見山山頂。


 中遠見山も展望は素晴らしく、目的の五竜岳が迫ってきます。山頂には遭難碑が祭られていますので、うっかり碑に腰をかけたりしないように気をつけましょう。

 中遠見山を出発すると、今度は大遠見山です。大遠見山へも一旦下って登り返しますが、階段の道をどんどん下っていきます。せっかく登ったのに・・と、このコース3度目の上り返しで、中遠見山への登り返しよりも大きな登り返しです。


中遠見山から大遠見山方面を見ると、下って登るのがわかります。


最低鞍部。ここから登り返しです。


大遠見山山頂

 最低鞍部には崩壊地の上を通過するところもあります。そこから登り返しです。登り返しで頑張っていると、やがて道は緩やかになり、ゆるい尾根道の散歩になります。大遠見山はうっかり見過ごしてしまいそうな感じです。

 大遠見山を過ぎても、緩やかな道が続き、再び急登りとなります。崩壊地の上部を行くスリリングな登山道、滑落に注意が必要です。やがて、道がゆるくなって、池沼を右に見ると、正面にまた池沼が出現します。この池沼の付近が西遠見山です。


右に池沼をみて進む。


西遠見山山頂。


後記

 小遠見山までは日帰りが可能です。健脚者は本日紹介の西遠見山までの往復も可能です。

 登り返しが多いので、下るペースを次に登るペースに持ち込まないことがポイントです。気長に登っていきましょう。また、危険箇所としては崩壊地上部やヤセ尾根通過がありますので慎重に通りたいものです。

続きを読む(五竜山荘へ)


中遠見山から白馬三山を望む。

2010年8月12日 (木)

【白馬岳】白馬岳 日帰り登山のコツ(健脚者向)

【追記2015/5/4】積雪期に「日帰り 白馬岳」のキーワードで検索される方がいますが、この記事を読んで、安易に白馬岳の日帰りを考えないように。
この記事は7月中旬~9月下旬の無積雪期を想定して書いています。


↓【要注意】該当時期に計画される方は、必ずお読みください。

春からGW、初夏の北アルプス登山についてのご注意

5月~6月の白馬大雪渓

7月からお盆の時期の白馬大雪渓について。

秋の北アルプスの雪の到来について注意事項

↑【要注意】該当時期に計画される方は、必ずお読みください。


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091021_110111 どうしても、「白馬岳 日帰り」が検索キーワードにあがっているようですので、今日は、白馬岳の日帰りについてお話します。ただし、この記事は夏山を想定しています。【追記】10月中旬~6月いっぱいは積雪期となり遭難の危険が高まりますので、入山自体おすすめできません。夏山や秋山、低山の雪山とは次元の違う難易度となります。

さて、他にも「五竜岳 日帰り」や「鹿島槍ケ岳 日帰り」、「白馬三山日帰り」は可能かというのがあがってきています。どうも、ウルトラ健脚者さんが多いようですね(笑)。

日帰りは可能か?その答えは、途中で休憩しない体力があって山足ができていれば可能です。ビッグな山を日帰りするのも、面白いですが、それには天候のほか、ペースを作れる技術、ルート中のポイント通過時刻の把握なども必要になってきます。また、富士山のように易しくはなく、落石の危険性や登山道がはっきりしていない区間も多く、夜間登山はできません。

安易に、富士山に登った事があるから、本に載っていたから、ブログに書いてあったからできると考えてはなりません。基本的に、小屋泊まりがおすすめです。

【追記】白馬岳の日帰りは、累積標高差が1700m以上もあり、白馬三山まとめてなら2500mに達します。標高差1000m前後の山の日帰りとは異なります。アスリート級なハードさがありますので、お手軽な白馬周辺日帰りトレッキング唐松岳日帰り(唐松岳で標高差約700m)ページもご覧ください。

では、白馬岳を題材にして、日帰りスーパーワンディハイクのコツを伝授しましょう。まず、写真をご覧ください。後ほどにポイントを説明しています。

【追記】その前に、基本的な事ですが、ご遠方から夜通し運転してこられて寝不足の状態での登山や、前の夜に宿で飲みすぎて二日酔いでの登山は危険です。登山中の病気遭難が後を絶ちませんので、ご遠方の場合は、白馬の宿で前泊して、体調を整えてから挑まれますことをおすすめします。

■白馬岳日帰り、実際のようす。

100721_0631317月21日、朝の白馬村内は朝霧。「今日も良いお天気になりそうだぞ。よし、シロウマに行ってこよ」というわけで、6時過ぎに車で出発。午前6時30分、猿倉駐車場。自動車をとめて、猿倉山荘に立ち寄って登山届けを提出後、午前6時50分頃に猿倉を出発。

100721_065345林道をスッタカスッタカと駆け歩く。二人組みの登山者を追い抜かし、四国から来たという大勢の高齢者のパーティーが写真を撮っていたので、私も、立ち止まって一枚。今日は良い天気だ。この後も、2組ぐらいのパーティーを白馬尻まで追い抜かす。

100721_072130白馬尻小屋、7時30分前に到着。今日は40分もかかってしまった。途中でおしゃべりしてしまったり写真を撮ったりしたのも遅れた原因です。普段は35分です。さて、ここから、いよいよ本格的な登山の領域になるので、スッタカスッタカ飛ばすとばててしまうので、ピッチを守って進むことにします。コツは一定スピードで休憩を取らない事です。この先、どちみち、アイゼンの付け外しで休憩になってしまうので、それを休憩とします。ここまでで、息が上がるようでしたら、絶対に日帰りは無理ですので、山小屋に泊まりましょう。

100721_081732アイゼンとつけるところで、おにぎりをひとつ食べて、さあ、雪渓を登ります。3合雪渓出合い付近を8時10分頃に通過して、上部に出ます。一定スピードを守りつつ、幾人かのパーティーを追い抜きます。抜かされるときもあります。そうすると、必ず、抜かした人は、雪渓が過ぎたところでバテています。そうならないようにペースを保つ事がポイントです。一旦バテてしまって、異様に休憩が多くなるようだったら日帰りは無理なので、自分の技量を素直に認めて、引き返すか、上の小屋に泊まりましょう。追記:2013年7月の大雪渓は例年より難易度が増しています。

100721_10002010時、村営小屋が見え、後ろを振り返れば、天狗菱の向こうに杓子岳が見えるようになる。村営小屋に10時55分に到着。小屋が見えてから長く感じるのですが、けしてペースを乱さないようにしましょう。

100721_11135411時すぎ、稜線に出る。剣立山連峰がビッグです。もう、ここで引き返してもいいなあ・・そんな気分にさせられるところですが、まだ、タイムアウトまで十分時間がありますので、白馬岳山頂を目指します。

100721_11424611時40分、白馬岳山頂です。写真を撮りながら、まずまずのタイムでした。山頂につくと、誰かがいるときは、いつも写真を撮ってあげるのが日課みたいです。何度来ても飽きないですね。

100721_114900白馬鑓、杓子岳、遠く、鹿島槍ケ岳です。20分ほどノンビリして、おにぎりを食べて、12時過ぎに下山開始です。ダダダダーッと駆け下ります。

途中で抜かした登山者が登ってくるので、休息がてらに立ち止まって道を譲ります。「もう下るの?せっかく登ってきたのに。」と言われます。

100721_123936上部雪渓を12時40分に通過。このあと、写真はありません。

猿倉到着、午後3時。と、いうわけで、写真は少ないですが、鹿島槍ケ岳剣岳などのスーパーワンディハイクのお話もそのうちやろうかなと思います。健脚者様お楽しみですぞ。

昨年は、白馬~杓子岳を日帰りしましたが白馬三山まとめて日帰りも写真を撮らなければ不可能ではありません。

重要ポイント

一般の方が、日帰りできる期間は7月中旬~9月下旬です。

春の積雪時や10月以降に積雪が始まった頃は、山スキーやグリセードをできる人以外は単独登山はできません。雪山経験者同伴で、ヘルメット、ピッケル、12本爪アイゼン、ハーネス、ザイルなどを用いて、アンザイレンしながら雪の急斜面を登下降しましょう。

夏の期間は雷雨の日が多いので、午後3時までに猿倉に戻ってくるように。雷注意報が午前中から出る日は入山しないほうが懸命です。

事故のない安全な登山の技術をマスターするところから始めましょう。お近くの山で、標高差1000m前後を繰り返しトレーニングしておくと良いです。にわか登山での日帰りは危険です。

ポイント1

天候が安定している事が第一条件になります。私のように、地元がその山である場合は、前の晩に、「よし、明日は天気が安定しているので、行くぞ」と、決めます。長野県内の山を日帰りする時は、あらかた、そのようにして出かけるようにしています。

朝の6~8時には出発できない範囲の遠いところであれば、前の晩に山麓の宿に一泊すると良いでしょう。現地の天気は現地でしかわからないところがありますし、夜行までして朝に出発するのは、体力的に危険ですので、おすすめできません。

白馬岳の場合は、白馬村内にいくつも宿がありますし、猿倉山荘や白馬尻小屋に一泊して、現地の情報を得ると良いです。

ポイント2

タイムアウトを設定し、タイムアウトになったら、途中でも引き返す事が重要です。白馬岳の場合は、朝7時に猿倉を出発するとして、タイムアウトは12時ぐらいです。雪渓は午後2時には入山禁止になりますから、午後2時を過ぎると下る事ができなくなるので、タイムアウトの設定が難しくなります。

いつもは、朝7時前に出発すると、白馬尻小屋7時半、村営頂上小屋10時半、白馬岳山頂には11時半ごろにつきます。葱平(ねぶかっぴら)通過が10時を過ぎるようでは、山頂にはタイムアウトまでに辿り着くのは困難なので、その時点でタイムアウトですので小屋泊まりです。

ポイント4

バテないこと。そのコツは休憩を少なくするあるいは、ほとんど休憩しない体力があることです。もし、そのような体力がない場合は、日帰りは無理です。

レジャーですので、追い込む必要もないと思いますから、休むときは休んで、大変なら山小屋に泊まれるような余裕を持ったほうがいいです。無理に日帰りするより、楽しい登山にしましょう。

ポイント5

軽量化もポイントのひとつです。私は積雪期以外、登山靴は履きません。地下足袋か軽量な運動靴です。500g違うだけで足の疲労がずいぶん違います。スポーツ店で「高山用の登山靴はこれです」と、ずいぶん重たいのを勧められますが、日帰りには不向きです。沢登りやクライミング用の靴もいいのですが、下りに走ったりするとすぐにダメになってしまうので、安いのをワークマンで調達します。

背中に背負うザックは登山用じゃないビニールの軽いザックです。雨具はウインドブレーカー兼用。飲料水は500mlのポカリのペットボトルで、なくなったら現地調達。炎天下の遠見尾根では足りなくなるので、二本持参します。

120604_101320ただし、雪渓を登るので、アイゼンやストックは必需品です。また、7月上旬頃までは運動靴や軽アイゼン不可。このような急斜面を登るので、12本爪アイゼンや雪上用の登山靴、そして滑落防止にピッケルとピッケル使用のための雪上訓練が必要となります。グリセードできない人は、この時期の単独は無理ですから、ザイルとハーネスで、雪山経験者同伴でサポートしてもらいましょう。

また、これからの秋の季節は突如と冬になったり、GWから初夏の時期も雪山ですので、軽装備や単独登山は無理です。

ご遠方の方は、現地に宿泊して天気を確かめて、良い天気を狙って実行してください。

↓【要注意】該当時期に計画される方は、必ずお読みください。

春からGW、初夏の北アルプス登山についてのご注意

5月~6月の白馬大雪渓

7月からお盆の時期の白馬大雪渓について。

秋の北アルプスの雪の到来について注意事項

↑【要注意】該当時期に計画される方は、必ずお読みください。

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2010年8月11日 (水)

【塩見岳】塩見岳の展望台、三伏峠を楽しむ


南アルプスの朝。烏帽子岳から伊那の谷の向こうに中央アルプス。手前に三伏峠。

 「この雄大なアルプスそのものが私の道場です」と、いうことで、本日は、ちょっと古い写真を引っ張り出してきました。秋に塩見岳や赤石岳をうろうろした時のものです。小屋も閉まっていて静かなものですな。

 アルプスの標高3千メートルは、夏でも涼しく、天候が荒れると体感温度が氷点下になります。秋には雪になることもあるので、いいお天気というのに、分厚い防寒着や携帯コンロを背負って何処へ行くやら。

 登山者のいなくなった秋の雲上の山々は、静寂に満ちて、まるで別世界です。本日は、その登山口のひとつ、三伏峠付近の写真を紹介します。

尊無上亜甲中玄    玄上




1、三伏峠

 三伏峠への登山口は、長野県大鹿村の塩川か鳥倉林道です。塩川からのほうが標高差はありますが、塩川の温泉(鹿塩温泉)で一泊できます。また、JR飯田線の伊那大島からのバスの便もあります。鳥倉林道からは公共交通機関はありませんので、自家用車かタクシーを利用します。


鳥倉林道からのルートと塩川からのルートの合流点です。

 写真は秋の10月です。一週間分の荷物は、途中で積雪の天候になるといけないので、ピッケルとアイゼンなど、冬山装備も持っているため30キロ近い重さになります。

 重荷での登行は時間がかかり、鳥倉林道から三伏峠まで5~6時間。塩川からは9時間近く登ります。このあたりの森は夏にはうっそうとし、足元も、木の根が張り出していたり、とても歩きづらいルートです。積雪期には、ズブッと、雪で見えない木の根と木の根の間に足がはまってしまうこともありました。


三伏峠。遠くに塩見岳の頭が見える。

 夏の梅雨明けからお盆頃までは登山客でにぎわう三伏峠も6月までの積雪期と秋の終わりはひっそりします。人も近寄らない気候になる頃。3千メートルの山々は厳しい装いに変わっていきます。今日、ご覧の写真は、どんなガイドブックにもない光景です


2、三伏山(2615m)

 三伏峠に荷物を降ろして、15分ほど塩見岳(3052m)方面に足を運ぶと、三伏山に到着します。私が始めてここを訪れた時は、6月に膝までずっぽりと入ってしまう雪に往生したものでした。塩見岳がとても遠かったものです。積雪や悪天で幾度と足を止めたところでもあります。


三伏山からは、塩見岳の勇壮を見ることができる。


三伏山から三伏峠を見下ろす。


3、烏帽子岳(2726m)

 三伏峠から南アルプスの南の核心部である荒川・赤石岳方面へと1時間ほど登ると烏帽子岳です。ここからの塩見岳は絶景です。このあたりは、長野県側にスッパリ切れ落ちた断崖になっていて、そのエッジの上を歩くようになります。途中、とてもスリリングなところです。がけの下を覗くと、標高差で1千メートルはあろうかと思わせるほど底なしでダイナミックです。

 一方、静岡県側はハイマツの穏やかな傾斜になっていて、時折ライチョウに遭遇します。ライチョウの親子はとてもかわいいですね。


烏帽子岳山頂から塩見岳を望む。

 烏帽子岳からの展望は、塩見岳はじめ、荒川・赤石岳方面、そこに通じるルートの途中にある小河内岳。伊那の谷の向こうに中央アルプスと、澄みきった秋の空の下、大展望です。

 先ほど申しました、断崖、崩壊地は、烏帽子岳からさらに南へと続き、小河内岳を過ぎるまで続きます。高山裏をすぎ、荒川前岳北面カールを登りきったところで荒川大崩壊地の頭に遭遇します。静岡県側はミヤマキンポウゲなどの花々が咲き誇る天国。長野県側は下まで1千メートルはあろうかと思う断崖地獄の底。落ちるなら静岡県側ですね。いやいや、落ちたらどちらも助からない恐怖の平均台です。


烏帽子岳から小河内岳へと断崖が続く。

 写真は、烏帽子岳から前小河内岳(左端の平らな山頂)右に小河内岳。その間の奥に荒川岳三山です。ルートは、崩壊地沿いにあるためスリリングなところです。近寄る人も少なく、とても神秘的なところです。



 古い写真を引っ張り出してきましたが、南アルプスで修行をしていた時代で、とても懐かしく思います。今回は三伏峠や三伏山、烏帽子岳まではいいのですが、烏帽子岳から先は一般にはおすすめできません。写真だけ見てお楽しみください。

 三伏山や烏帽子岳までなら、健脚者でしたら、軽荷で日帰りは十分可能なところです。塩見岳の展望台です。

 最後に6月半ばの残雪期の写真を掲載しておきます。三伏峠の裏の断崖から撮影した烏帽子岳へと続く稜線と小河内岳方面です。奥には6月なおまだ雪山の荒川岳(3140m)方面です。


2010年8月10日 (火)

【大町】針ノ木大雪渓に涼みに行こうの御案内

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090803_100546 大雪渓といえば、いつも白馬大雪渓を掲載していましたが、今日は、昨日も少し触れましたが、日本三大雪渓のひとつ針ノ木雪渓のお話です。夏場ですとJR長野駅やJR信濃大町駅から扇沢行きのバスが出ています。

扇沢バスターミナルは、黒部立山観光の玄関口、トロリーバスの出発点です。夏の盛りにはマイカーでの駐車場は満車になり、下のほうからのシャトルバス利用となります。

090803_100701 針ノ木雪渓へは、ターミナルの建物を正面に見て左の作業用林道ゲートの左脇の登山道に入っていきます。

 

 

090803_101936 登山道は再び作業用林道に出て、しばらく林道を歩きます。ところどころ、登山道でショートカットしますが、林道をそのまま登っても構いません。

途中、大沢を直接登る未舗装林道を左に分けます。私はよくこちらを使うのですが、夏場はうっそうとしていて、ジャングルで一部藪こぎを強いられます。

090803_103833未舗装道路の終点からは、こんな感じで、うっそうとしていて、堰堤を長い木のはしごで越えたりします。ルートは大沢の右岸です。 

 

090803_104043 うっそうとした、ジャングルが続く、大沢直登コース。大自然の感じが素敵でしょう。熊になった気分です。

 

 

090803_104235上を見上げると、針の木大雪渓が見えてきます。

 

 

 

090803_105008 大沢小屋へ大沢を渡る橋です。実は、このコースは、大沢小屋の荷揚げルートになっていて、作業用林道から未舗装林道の終点まで、自動車で物資を運んで、小屋に荷揚げする最短ルートなのです。この橋を渡って、左岸を登っていくと大沢小屋です。

 

090803_130410_2

大沢直登ルートは一般向きではないので、前の作業道の分岐にお話を戻します。未舗装林道を左に分けて、さらに進むと、トンネルが出現します。大沢小屋へは、この手前を左に入っていきます。けして、トンネルに入ってはダメです。

090803_130322  こちらのルートは一般登山者用に整備されていて、ご覧の通り、ところどころに、自然を説明する看板などが立てられています。

 

090803_124208 山肌から突然と湧いて出てくる沢があったりして、とても幻想的な森の中を行きます。足元は、先ほどのようなジャングルではなくて、よく整備されています。

 

090803_110223 大沢小屋です。大沢小屋から、さらに大沢の左岸を登っていきます。

 

 

090803_120623途中、ちょっとスリリングな岩場を通過します。転倒して沢に滑落しないように注意が必要なところです。これを通過すれば、すぐに大雪渓です。

 

090803_114509大雪渓の末端の取り付き付近。これからの時期はクレバスが多いので注意が必要です。でも、秋になると、雪渓自体が消失しているので、針ノ木峠まで、夏道になることが多いです。その場合、ノドと呼ばれるところは急峻な岩場になっていて鎖を使って登ります。ノド付近の大沢は滝です。

090803_114405  冷気が漂う針ノ木雪渓です。涼しいですぞ。

中央の細くなっているところがノドです。針の木大雪渓のある沢は針の木沢ではなく大沢といいます。針の木沢は、針ノ木峠をはさんで反対側の黒部側の沢です。

尊無上亜甲中玄      玄上
 

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2010年8月 9日 (月)

【白馬】白馬大雪渓へ涼みに行こうの御案内

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最新の情報写真は【2010年9月の白馬大雪渓

】をご覧ください。


白馬大雪渓の上部を望む(6月ごろ)


 
クーラーの利いた涼しいところで・・と、思えども、やはり、天然の涼しさがあるのが雪渓です。乗り物を降りて、一汗かいて、涼しい雪渓でお弁当というのも、なかなか良いものです。運動不足解消にもなりますぞ。

 長野に観光にきたら、一日の計画に入れてみるのも良いですね。

尊無上亜甲中玄    玄上


本日紹介のコース概要

 日本三大雪渓は、大町市の「針ノ木雪渓」、白馬村の「白馬大雪渓」、そして、黒部川流域の「剣沢大雪渓」です。

 そのうち、剣沢大雪渓は黒部川渓谷にあり、とても山深いので、観光のついでにとは非現実的です。そこで、本日は、信州の旅の中の一こまとして、白馬大雪渓を主に、針ノ木雪渓も交えてお話しましょう。




1、白馬大雪渓

 雪渓のほか、山野草を楽しむ事ができます。林床にはハクサンイチゲやキヌガサソウなどの高山、亜高山植物の花が咲いています。


登山道の沢付近に咲くキヌガサソウです。

 運動靴でも白馬尻まで散歩することができます。白馬駅から猿倉までバス、あるいは、マイカーで猿倉に入ります。猿倉から徒歩です。

 約1時間弱の林道歩きから、登山道を30分ほど登ると、そこは、大雪渓のある「白馬尻小屋」です。2食付で9,000円。もちろん、お風呂はありません。食事は、山小屋食です。


5月下旬の白馬尻小屋は解体されて雪に埋まっていましたが・・


組み立てが進む6月中旬の白馬尻小屋です。

 白馬尻小屋は6月には、7月上旬のオープンに向けて、急ピッチで組立作業が続きます。

 さて、白馬尻小屋で一休憩したら、大雪渓へと登ります。小屋の周りも雪渓の時は、白馬尻でお弁当を広げてのんびりしましょう。小屋の周りの雪が無くなっていても、雪渓で冷やされて降りてくる風が、とても涼しいものです。

 大雪渓は滑りますので、観光装備の場合は、雪の無い「陸」までとして楽しむほうが良いです。下部は傾斜がなだらかですので、ある程度は大雪渓に入ることはできますが、これから秋にかけて、クレバスが出てきますので、安易に足を踏み入れると危険です。


雪渓の裂け目(クレバス)から見える沢の流れ。

 雪渓の下は沢になっていて、所々、滝の状態になっていますから、クレバスに落ち込んでしまうと出てこれなくなる場合が多いので、けして近づかないようにしましょう。また、ところどころ、薄くなっていて、踏み抜いてしまう恐れのあるところもありますから、管理の人がつけてくれてある赤ペンキのルートをはずさないように、雪渓に入ります。


雪が緩んで、薄くなっているところです。こういうところには近づいてはいけません。

 雪渓ではくれぐれも無理をせず、涼みに行くという楽しみも良いかと思います。良いお天気になりますように。夏の時期は、ケルンが目的地とするとちょうど良いです。


白馬尻小屋の少し上流にあるケルン。


白馬大雪渓下部です。


2、針ノ木大雪渓


 針ノ木大雪渓へは、長野駅からの大町~扇沢行き特急バス、JR信濃大町駅からの扇沢行きバス、あるいは、マイカーで扇沢に入ります。扇沢は、黒部立山アルペンルートの長野県側の玄関口です。扇沢からトローリーバスでトンネルを抜けると黒部ダムの観光ができます。

 扇沢からはトローリーバスのステーションに向かって左の林道ゲートから入っていきます。舗装された林道ですが、やがて、トンネルに差し掛かります。そのトンネルは作業用のトンネルで奥が深いので入ってはいけません。

 トンネル手前をヘリポートの広場から左に入る登山道があります。これが、針ノ木大雪渓への登山道です。途中、大沢小屋がありますので、気さくなおじさんと話しをしていくと良いでしょう。季節にもよりますが、大沢小屋からかなり登らないと雪渓にはたどり着けません。秋の終わりには雪渓は消失している年も多いです。


針の木大雪渓(5月下旬)

 白馬大雪渓に比べると、歩く距離が1時間ほど長くかかります。道も本格的な登山道のところもありますので足元には注意が必要です。


必要な装備と後記

 お弁当かおにぎりやパン。おやつ。
 飲料水500ml(夏の暑いときは1リッター)。
 運動靴(特に登山靴というように凝らなくてもいい)。
 

 注意点は、雨天などのときは、のんびりお弁当を食べることができないので、行動を控えましょう。いや、お弁当どころじゃなく、涼しいというより、寒くなります。また、雨の日は落石も多いので、とにかく、晴れれば天国ということで、晴れた日に登ってみてください。



白馬大雪渓へと向かう林道。6月下旬

最新の情報写真は【2010年9月の白馬大雪渓】をご覧ください。

2010年8月 7日 (土)

【八ヶ岳】硫黄岳、日帰り 八ヶ岳主稜線に登る最短のルート

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猛暑が続いていますが、山のお話です。八ヶ岳の主稜線に登るもっとも手ごろなルートから、赤岳・中岳・阿弥陀岳の展望が楽しめる硫黄岳の写真を掲載します。

長野県茅野市から、自家用車やタクシーで、三井の森別荘地を抜けて、フォレストカントリークラブへの道を左に見送り、エンジンをうならせて、どんどん登っていくと、舗装道路が途切れます。090806_083434左に行くと、唐沢鉱泉。 めざす桜平は斜め右へ入っていきます。道は狭くて、未舗装で、ガタガタ、おまけに、対向車が来ると難儀します。やがて沢を自動車のまま水に浸かって渡り(木の橋があるが、軽トラならいいが普通車なら落ちそうで怖いので、橋を使わない)、初めてなら「これで合っているのか」と不安になりますが、未舗装道路に入って30~40分すると桜平に到着。

090806_085407 桜平に自動車をとめて、夏沢を登ります。途中、夏沢鉱泉、オーレン小屋と、山小屋があります。090806_102342 オーレン小屋までは1時間半ほど。さらに、そこから主稜線の夏沢峠まで20~30分程度。標高2400mの夏沢峠です。

辿り着いた峠は八ヶ岳の縦走路。峠には二棟の山小屋があります。100806_103625左(北)に進めば、北八ヶ岳へと入っていきます。右(南)を見ると、険しい硫黄岳がそびえたっている。山小屋の間の道を南へと進みますが、見たがきりはかなりの急登り。 でも、道は整備されていて、100806_110145 ジグザグに切ってくれているので1時間ほどで山頂に到着する。さらに、南へ進むと横岳を通過して、赤岳方面へとつながっています。

100806_114355 視界の悪い時のために、山頂付近にはケルンが立っています。山頂は、まるで、賽の河原(さいのかわら)のように、だだっ広い。東側には、爆裂火口が断崖となっていて、近づくと危険です。

100806_114150 南に目をやれば、八ヶ岳の核心部を一望する事ができます。

帰路は、硫黄岳から東に進路を取って、赤岩の頭からオーレン小屋に下ります。100806_115407 私は、そのまま直進し峰の松目に登ってからオーレン小屋に下りましたが、時間の様子を見て、峰の松目まで足ばすのもいいです。

赤岩の頭から峰の松目までのコースに足を踏み入れると、八ヶ岳を一望できる展望台(ここが正確には赤岩の頭です)を通ります。100806_115825 振り返ると、今登った硫黄岳や、横岳・赤岳・阿弥陀岳を一望できます。その先は、ハイマツをかきわけながら、さらに下ると、100806_121922 八ヶ岳の原生林を行くコースで、道も踏まれていないし、人気ルートではないので、静寂です。峰の松目は展望がないのですが、森を楽しむ事ができます。展望じゃなきゃイヤダと思われる方や、赤岩の頭までで時間を食ってしまった方は、赤岩の頭からオーレン小屋に下りましょう。

今回のルートは日帰りでも楽しめますが、遠方からの方や、中高年の方、体力に自信のない方は、オーレン小屋をベースとして1~2泊して大自然を満喫して、くつろぐといいです。


尊無上亜甲中玄     玄上

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2010年8月 6日 (金)

南アルプス、北岳方面へのマイカー規制

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合掌

 アルプスへのアクセスでマイカーをお使いの方も多いと思います。上高地や乗鞍へのマイカー規制は多くの方がご存知である事と思います。

 近年、5年前には南アルプスの北岳の玄関口、広河原への林道もマイカー規制となったことは記憶に新しいところです。南からは奈良田、北からは芦安にマイカーをとめてバスやタクシーで広河原へ入ります。環境面のみならず、あの林道は落石も多くて、多くの自動車が入ると道も痛んで危険だったと思います。

 北岳日帰り登山をしに、朝早くに広河原まで自動車を飛ばしたものですが、今では、それはできないのは寂しいですが、今でも、朝一番のバスに乗って、夕方5時のバスに乗れば十分可能のようですから、久しぶりにチャレンジしようと思っています。現在、身延から奈良田の間は災害復旧のためバスは運行されていません。奈良田から広河原の間の運行のようです。

 マイカー規制ではありませんが、上の駐車場が満車になってしまうのが、白馬岳への登山口の猿倉です。先日も二股(おびなたの湯付近)でストップがかかっていました。二股からバスかタクシーを利用します。今はまだ、平日は猿倉までいけますが、お盆の最中は日中は二股の駐車場さえも満車になります。そういう場合は、白馬村内の駐車場にとめてバスかタクシーでの移動になります。

 また、黒部立山方面への大町側からのルート、扇沢の駐車場が満車になった場合、小日向(くろよんロイヤルの上)から扇沢までが、シャトルバスになります。朝の早いうちは扇沢までいけますが、黒部観光のお客様が出てくる午前9時を過ぎると、シャトルバスの利用になりますのでご注意ください。

 お盆の盛りは、登山だけでなく、レジャー施設など、こういうことがあります。前は大丈夫だったのにと、現地を訪れてて、思わぬ時間を食ってしまいますから、現地の情報を良く調べたほうがいいです。ご遠方からですと、ネットだけでなく、現地で温泉などでくつろぎながら、一泊して情報を得たほうが賢明と思います。

尊無上亜甲中玄     玄上

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