至心玄道公式サイト

フォト
2019年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

« 【白馬岳】白馬岳の雷鳥です。 | トップページ | 金星日面経過|金星太陽面通過です・・が。 »

2012年6月 5日 (火)

【大雪渓】6月の白馬大雪渓です。

6月1日に白馬大雪渓下部のお話をしましたが、昨日、白馬岳へ上がってきましたので、大雪渓上部のお話です。

6月中の雪渓上部は、ピッケルや大きなアイゼン(軽アイゼン不可)が必要です。さらに、小雪渓がトラバースできるようになる7月上旬までは、安全のために、滑落防止など、それらを使いこなす雪上訓練されたテクニックがあったほうがいいですね。雪山が初めての方は、経験者にザイルで安全を確保してもらったほうがいいです。

【ご注意】6月の北アルプスは、まだ雪山です。天気が崩れると冬山になり、どうかすると厳冬期と同様になります。以下の写真は大気の状態の良い時のものですが天候の不安定な時は入山を見合わせたほうがよろしいです。6月以降梅雨時~夏の間は、午後からの突然の雷に遭遇する場合があります。行動は早朝出発で午前中に。
(以下それぞれの写真はクリックすると別ウィンドウで大きいのが見られます。)

[PR] 毎日の運勢が無料メルマガで届きます。

120604_074357 白馬尻小屋前からの大雪渓です。前回とは打って変わって晴天に恵まれました。

120604_150134現在、白馬尻小屋は昨年の秋に解体されて雪の下ですので、まだ泊まれません。7月7日からの開業に向けて除雪機で雪を掘り起こして再建築しています。

 

120604_0847153号雪渓出合の中斜面を登れば、稜線までの視界が開ける。杓子岳前峰が目に飛び込んでくるところです。

ここで、斜度は再びゆるくなるのですが、2号出合の出合いを過ぎたところから、急に斜度が120604_094546増し、急斜面になります。約35度でしょうか。これが、葱平(ねぶかっぴら)までつづきます。葱平も雪の下でご覧のとおりです。上のほうに、小さく縦長の黒い点のように写っているのは、登山者です。スケールの大きさがわかっていただけると思います。

120604_101320_2上を向いた写真では、斜面感や高度感がわからないので、横や下部を向けて撮ってみました。葱平と思われるところです。当然、夏道は雪の下ですから、周りの風景で判断しています。

とにかく、120604_103512初めての方は足がすくわれそうな高度感になってしまうかもしれません。雪山が初めての方は、経験者にザイルで安全を確保してもらったほうがいいです。
滑落すると下まで止まりません。
葱平を過ぎて下を振り返った写真ですが、このルートの最大斜度のところです。写真で見るより高度感があります。しかも、雪崩多発地点なので、雪の多い年なら、6月中頃までは緊張感が増します。昨年(2011年)のGWのはじめに、上の稜線(写真の後ろ)から、この写真の下の左に曲がって見えなくなるところまで大規模な雪崩が発生したところです。できるだけ、下から見上げて左の杓子岳より(この写真の右側)にルートを取らないように。かといって、反対側も傾斜がきついので、緊張します。

120604_103627さて、葱平をすぎると、さらに斜度が増して、約40度ぐらいになります。前の写真のように、下を写しても斜度がわかりにくいので、天狗菱のほうを撮ってみました(夏に小雪渓をトラバースする付近です)。これぐらいになると、ピッケルやアイゼン持参だけではなく、滑落防止のテクニックなど、それを使いこなせる雪上訓練をしてからのほうがいいでしょう。

小雪渓は年によって違いますが、6月の中旬には岩稜が出てきて、下旬か7月初めにはトラバースできるようになります。それまでは、ごらんのような雪上斜面を直登りすることになります。

120604_114555小雪渓上部を過ぎると、斜度が緩み、やっと一息できます。雪渓は、なおも続き、夏にはお花畑といわれるところや、昼寝岩を過ぎて、まっすぐに、村営頂上宿舎へと登ります。斜度は緩んだものの、まだ中斜面が続きます。先ほどの急斜面で疲れた足に堪えます。

120604_122256雪渓は、白馬山荘の直下まで続いています。

下りは、やはり、小雪渓から葱平のところの下りがポイントとなります。コケて落ちないように慎重に下りましょう。でも、山スキーやグリセードができる人は楽しいですぞ(たまに横に走るクレバスがあるので要注意です)。

と、いうわけで、私の下りは、グリセード、尻セード(笑)しながらでしたので、白馬岳の山頂から2時間あまりで猿倉に戻ることができました。では、折を見て、6月の白馬岳からの展望の写真を掲載します。お楽しみに。

7月の白馬大雪渓の写真記事を読む。


こちら↓の長野県警の空撮動画を参考に。
【北アルプス】白馬大雪渓や白馬岳周辺の山岳状況の動画

尊無上亜甲中玄     玄上

毎日の運勢とお話が届く無料メルマガをご覧ください。

雄大な日本アルプスそのものが、まさしく至心玄道、私の「お山」なのです。

 

 

« 【白馬岳】白馬岳の雷鳥です。 | トップページ | 金星日面経過|金星太陽面通過です・・が。 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 【白馬岳】白馬岳の雷鳥です。 | トップページ | 金星日面経過|金星太陽面通過です・・が。 »