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2012年7月 7日 (土)

七夕の夜に天の川を見る方法

七夕の夜になかなか天の川を見ることができない・・と、いうことで、今日は七夕の夜に天の川を見る方法のお話をいたします。

☆七夕の夜に天の川をみる(1)。

まず、7月7日は梅雨の真っ盛りであることが問題です。なぜ、星のお祭りが、そのような雨の多い時期になったのか?それは「暦(こよみ)」に問題があるのです。ズバリ、七夕は伝統的には旧暦にあるわけです。

旧暦の七夕は、年によって異なってきますが、7月の終わりから8月の終わりにかけての期間にあります。

今年(2012年)は、8月24日。そろそろ、秋の空になろうかと言う頃、秋雨前線が訪れる前の比較的晴天率の高い澄んだ夜空となります。

梅雨が明けると「梅雨明け十日」と、申しまして、晴天率の良い日がしばらく続きます。やがて、夕立の時期になり、夕方の雷雨の後の夜空は、雨が空気中のホコリを落としてくれるので、澄んだ夜空になります。

つまり、伝統的に見れば、元来、七夕祭りは晴天率の良い梅雨明けから秋雨前線が訪れるまでの間の頃になるわけです。

それと、これは大切な事なのですが、満月前後の大きな月の月夜のときは天の川は見えません。月の明かりで、淡い天の川の光が消されてしまうからなのです。

新暦7月7日の梅雨の時に、やっと晴れても、月が出ていたのでは、天の川もかすんでしまいますね。ですから、新暦の七夕の夜に天の川が見える確率というのは、かなり小さいものなのです。

以上のことから、七夕は旧暦7月7日のほうが理にかなっていると言えましょう。


☆七夕の夜に天の川をみる(2)。

「光害」ですね。今から三十何年前になりましょうか、天文雑誌に「光害、公害で、郊外へ」というキャッチのCMが載っていましたが、都会の明かりの下では、まず、天の川を見ることはできません。先ほどお話しました月明かりの下では見えないのと同じなのです。

田舎でも街灯の下にいては見えません。できるだけ暗い夜空の見えるところに行くといいです。アルプスに登ってまでとは言いませんが、山の上もいいですね。また、都会では叶いませんが、商店の看板の明かりが少しでも消える夜の10時以降がいいです。その時刻になると、天の川も天の高いところに上がり、空の一番暗いところに浮き上がって見やすいです。

それと、よくいるのですが、山岳地のテント場でいつまでも夜空を見ながらおしゃべりは禁物です。夏山は早立ち(3時~5時)する人が多く、夜9時には眠りについていますので、場所をわきまえて観察しましょう。


☆今夜(2012年7月7日)はどうかな。

さて、天の川の見える確率の低い今夜(2012年7月7日)です。日の入りが19時で、薄明が終わるのが20時30分ごろ。満月を4日ほど過ぎたちょっと大きな月。その月の出が21時過ぎ。晴れていても、天の川を見ることができるのは、薄明の終わる20時30分から月の出を迎える21時すぎまでの40~50分間ほど。天の川を見るには、あまり条件の良くない7月7日です。

ただに、わけもわからず「大宇宙だ、大宇宙だ・・」なんぞというより、身近な星空のお話、知っていると面白いですぞ。それはさておき、今夜は、地上の七夕を楽しみましょう。

尊無上亜甲中玄      玄上
 

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雄大な日本アルプスそのものが、まさしく至心玄道、私の「お山」なのです。

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