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2012年8月27日 (月)

【白馬岳】栂池~白馬大池~小蓮華山~白馬岳、登山のご案内

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北アルプス白馬岳へは、いつも白馬大雪渓からのお話ばかりでしたので、栂池から白馬大池を経由するルートを紹介しますが、逆ルートのほうがおすすめです。(上の写真は、「もうすぐ白馬岳山頂」です。以下の写真はクリックすると大きいのを見ることができます。)

注意:このコースを日帰りで検索している方がいますが、アスリート級の体力と、山を駆ける事のできる技術が必要で、一般の登山者には危険ですから山小屋泊でお願いします。

また、10月半ばから6月いっぱいの白馬岳連峰は雪山です。稜線の山小屋も閉まっています。季節外に検索される方がいますが、日帰り装備での入山は危険です。


栂池を往復する場合は、帰りのロープウェイの時刻がありますので、トレランできる人以外の日帰りは無理です。

昨日は栂池自然園へゴンドラリフトとロープウェイで標高1800mまで上げてもらって、ぐるっと猿倉まで走ってきました。下山は猿倉ですので、一昨日の夕方、娘と車2台で猿倉駐車場に行き、軽バンをおいてきて、昨日の朝に、栂池のゴンドラ乗り場に送ってもらいました。

注)私は前日に大雪渓から白馬岳をピストンしていて大雪渓の状態はわかっているので、栂池~白馬岳~大雪渓の順に巡りましたが、先に大雪渓を登る逆ルートのほうがよろしいです。ご遠方からですと、最後の日に大雪渓の下りを残すと、天候の急変や時として落盤崩壊などで大雪渓が通れなくなってしまうと、予定の日に帰ることができなくなるリスクがあります。


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120826_075003 まず、ゴンドラリフトで「栂の森」まであげてもらいます。このコースの難点は、ゴンドラの開始時刻がありますので、早朝出発ができないことです。栂池自然園がどうしても午前8時を過ぎます。

120826_075240栂の森でロープウェイに乗り継ぎます。ゴンドラが20分。ロープウェイが5分かかりますので、歩き始めるのにはゴンドラに乗ってから30分以上後となります。

120826_080907ロープウェイを栂池自然園で降りて5分ほど林道を歩くと、栂池ヒュッテや栂池山荘があります。午後についたときは、こちらでの宿泊がおすすめです。
白馬大池への登山道は栂池山荘の向こうを右に入ったところにあります。

120826_085505栂池自然園から1~2時間登ると(個人差がある)広い湿原の「天狗原(てんぐっぱら)」に着きます。ずっと木道が敷かれていて歩きやすいところですが、木道から落ちないように注意しましょう。

120826_090510右に風吹大池への道を分けると、いよいよ白馬乗鞍岳への登りになります。

120826_093021 白馬乗鞍岳が近づくと、巨岩がゴロゴロした足場の悪い登山道になります。やがて、雪田をスリップしないように注意して横切り、ひと登りで、白馬乗鞍岳のだだっ広い山頂に出ます。

120826_094019白馬乗鞍岳(2487m)の山頂にはケルンが建っていて、山頂標識は、ケルンのところにあります。山頂も、岩がゴロゴロしているので、足をくじかないように慎重に歩きましょう。

120826_094636白馬乗鞍岳を越えるとすぐに白馬大池と白馬大池山荘が見えます。山荘までは岩がゴロゴロしている道で、時間がかかります。山荘が見えているのに、なかなか近づかないのですが、ここは、コツコツと歩きましょう。

120826_104553白馬大池から小蓮華山への稜線へと雷鳥坂を登ります。途中からは大池を望むことができます。白馬大池にお昼頃から午後に着いたときは、白馬大池山荘での宿泊が適当かと思います。その先は、白馬山荘まで山小屋が無く、雷雨からの逃げ場もありません。栂池自然園から一気に白馬山荘まで足を伸ばそうとして、疲労遭難のある区間ですので無理な計画は危ないですぞ。

120826_110305雷鳥坂で行く手を見ると、山頂らしきピークが見えますが、それは小蓮華山ではありません。でも、そのピークまで登りきれば、急坂も穏やかになりますが、小蓮華山までいくつかのニセピークが登場します。

120826_113540小蓮華山(2769m)山頂。晴れていれば展望がよく、特に、白馬岳が絶景なのですが、昨日はあいにく雲の中。新潟や富山県側が少し晴れていたので、雪倉岳方面を望むことができました。なお、小蓮華山山頂の長野県側は年々崩れていっていますので、規制ロープ内に入らないようにしましょう。

120826_120949小蓮華山からダラダラとゆるいくだりが続き、8月の初めごろには消える雪田からひと登りで、三国境に到着します。長野県、富山県、新潟県の三県が接するところです。
ここを北に行けば、雪倉岳を通過して、日本海の親知らずまで「栂海新道(つがみしんどう)」になります。南に行くと白馬岳です。
ここから白馬岳を見上げると、3つほどのピークが見えますが、登ったと思いきや、まだその先があるといったニセピークですので、コツコツ足を運びましょう。

120826_122632三国境からひと登りで、「馬の背」と呼ばれるところを通過します。小蓮華からの稜線が美しいところですね。また、この付近の富山県側にはコマクサの群生が見られるところです。
馬の背というと危険箇所と思っている人もいるようですが、ルートの幅も広く、さほど危険なところではありません。爽快な稜線散歩を楽しめます。でも、ふざけて端によったりして落ちないように。

120826_123054行く手を見上げると、白馬岳の山頂が見えてきます。もうすぐですね。

120826_124311白馬岳(2932m)山頂です。日本百名山のひとつですので、夏の休日ともなると多くの登山客でにぎわいます。

120826_125024白馬岳山頂から、白馬山荘までは10~20分ほどです。いいお天気なら、この方向に剣立山連峰が見えるのですが、昨日は残念ながら雲の中でした。

では、明日から、今の時期の白馬岳周辺の高山植物や白馬大雪渓のお話をします。

【このコースの注意事項】

【1】天狗原から白馬大池までは大きな岩がゴロゴロしているので、予想より時間がかかります。特に、下りの時は慎重に下らないと、岩と岩の隙間に足を取られたりすると大変ですね。

【2】白馬大池から白馬山荘までは展望が最高にいいのですが、その分、雷からの逃げ場はありません。雷のくる恐れのある日は、早朝出発でお昼の早いうちに着くように。

【3】白馬岳を北斜面から登ることになります。6月の下旬までや、9月終わり以降の悪天候時には、白馬乗鞍岳から何時間もずっと、吹雪の吹きさらしに遭い、想像以上に体力を消耗し、疲労・低体温遭難の危険があります(今年2012/5月にも同種の遭難事故があったばかりです。)。いくら重装備しているとはいえ、体力面や寒冷慣れしていない方は、その時期の悪天候時の行動はひかえたほうがいいです。

【ご注意】秋にこのコースを計画されている方はこのリンクを必ずお読みください。


栂池自然園~白馬大池~小蓮華山の高山植物の写真記事を読む。

尊無上亜甲中玄     玄上

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