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2012年10月30日 (火)

白馬の紅葉と雪と青空です。

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秋の山行もひと段落、いつも山の上からの写真ばかりでしたが、今日は久しぶりに白馬村の里から紅葉まっさかりの岩岳の写真です。写真にするとあまりパッとしませんが、実物は見事です。
バックには冠雪した白馬三山、左の尖峰は白馬鑓、山頂が平らなのが杓子岳、右奥が白馬岳(しろうまだけ)です。秋晴れで青空。赤白青の美しい白馬の景色は今が見ごろですぞ。白馬の観光に、ゴンドラに乗って紅葉見物がおすすめです。

この秋は、北安曇野の白馬にいらっしゃいな。

尊無上亜甲中玄    玄上


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2012年10月28日 (日)

【辻説法】アルプスから帰る事の喜び2012

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今年は、このブログにいっぱいアルプスの山々を紹介してきました。でも、山修行で通る一部にしか過ぎません。できるだけ良いお天気の日の登行写真を掲載してきましたが、夏や秋には大勢の登山者でにぎわうアルプスの山々も、いまや冬を向かえ、にぎわった山頂でさえも、人っ子一人いない天空の行場になります。雪の上には、私の足跡だけが残され、次に行けば、新しい雪で消されています。

さて、今日は、皆様の夏や秋シーズンの終わりと共にお話する毎年恒例になりそうな、「アルプスから帰る事の喜び」です。

もし、私が剣岳を日帰りできるというプライドがあったとしても、そんなものは次に登ろうとする山ではクソの役にも立ちません。結局、登るのは脚なのです。その後に登る時の剣岳にしてもそう。いつも登っている白馬岳にしてもそう。次に登る時も脚なのです。然れども、そもそも山頂に立つのが目的ではないのです。

 「初心に帰れ」という言葉がありますが、それがどういうことであるかは、ずっと山にいるとよくわかります。かつての十枚山は笊ヶ岳や塩見岳方面に入るのに鍛えてくれました。そして、南アルプスは北アルプスに入るのに鍛えてくれて、白馬岳は剣岳やその周辺の山々に入るのに鍛えてくれています。

 そう、山は征服したり制覇するものではありません。山への敬意と感謝の心。それは、どんなに小さな山でも同じなのです。行場として、この大きな時空を与えられ、時として、癌が治りますようにと祈願を頼まれれば足を運び、時として、強い力がつきますようにと頼まれれば足を運び、毎年の如く、新しい年が隆盛安泰でありますようにと足を運ぶのです。そして、根本は私自身がこの大自然の力を受けるべく足を運ぶのです。

 多くの登山者が山頂に立てばいいのと、山修行の違いはこういうところにあるわけです。ただ山を駆け巡るだけではなく、山でやる事があるわけです。だから、一日の決められた時間の中で、快足にもなる。そして、「これで大丈夫。」と、何かを会得するまで山々に守られ、山々と共に過ごします。

いつも鍛えていただきありがとう。無事に登らせていただいてありがとう。そして、無事に帰していただきありがとう。「この山中で得た秘法九字をあの人の元に送るのだ。」と・・・

無事に帰る事のできる喜びは、山頂に立ったそのことより大きい。

尊無上亜甲中玄   玄上



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2012年10月27日 (土)

【紅葉】浅間山登山道脇の紅葉。カエデやカラマツです。

今日(2012年10月27日)は浅間山のほうに出向いてきました。あいにくの天気で展望はダメでしたが、登山道脇の紅葉が霧の中で幻想的でしたのでご覧ください。なお、晴れたときの展望は、今年の初夏に同じ火山館コースを展望と共に紹介していますのでこちらをご覧くださいな。

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121027_080837火山館コース登山口の浅間山荘・天狗温泉の紅葉です。カエデのモミジが真っ赤でした。各写真はクリックすると大きくなります。

121027_111954一の鳥居の沢付近です。あいにくのお天気でしたので、陽が当たってきりっとした紅葉は望めませんが、火山館コースの紅葉は見ごろです。

121027_092440カラマツの紅葉です。針葉樹なのに紅葉して落葉するカラマツは、陽が当たると黄金色になってとてもきれいです。下のほうはまだ黄緑ですが、標高があがると黄色い紅葉のカラマツが出てきます。
今日は残念ながらキリの中でしたが、これに陽が当たると黄金色になります。浅間山付近のカラマツの紅葉は始まったばかりですので、山一面が黄金色になるのを見るのにドライブするには、来週の土日あたりから11月半ばぐらいがよろしいかと思います。

121027_114815浅間山荘前の駐車場には、カエデのモミジ模様のかわいい自動車がいっぱいです。 雨でしたので、上から散ってきたのが自動車にくっついてモミジ模様になります。
悪天候というのに、人気の浅間山は大勢の登山者や観光客が訪れていました。これから雪深くなる北アルプスの稜線と違ってまだまだ登る事ができます。ところで、白馬の紅葉も真っ盛りですので、雪山と紅葉がとてもきれいな時期となっております。

【山岳情報】
10月24日に浅間山も初冠雪がきております。今日は温暖前線の通過のようでしたので上部は風が強く雨模様で寒かったです。これが寒冷前線が通過すると再び雪になるでしょう。
北アルプスに比べると全然雪の量は少ないですが、これから季節が冬へと進みますと、雨で濡れた岩や日中の日差しで融けたところが再び凍り、その上にまた積雪していきますので、軽アイゼンは常備しておいたほうがいいです。

尊無上亜甲中玄     玄上


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2012年10月26日 (金)

【辻説法】山に登ると心が裸になる。

合掌

 ふと、思い立ったら辻説法。

 一歩山に踏み入れると、そこは下界では考えられない何かがある。

 老若男女、学生さん、会社員、学校の先生、弁護士さん、主婦の方、議員さん、お医者さん、行者さん(笑)・・・などなど、色々な方が登られているが、いかなる肩書きがあれども、山では裸にされる。

 そして、心までがあらわになる。普段は礼儀正しくきりっとした人でも、意外やわがままであったり。普段はわがままにみえても、意外や礼儀正しかったりもする。

 プライドでは山には登れない。人生の負い目も要らない。そんな重い荷物を背負わなくてもよい。 

 人生という山登りも同じではなかろうか。

 重い荷物を降ろしたとき、プライドや負い目ではない光る何かがきっと見つかるはずである。

尊無上亜甲中玄     玄上


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2012年10月24日 (水)

【初冠雪】白馬の北アルプスの山々に2012年の新雪が訪れました。

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2012年10月24日、白馬の北アルプスの山々に雪が訪れました。最近は稜線や山頂からの写真でしたが、久しぶりに里から写した白馬三山、右から、白馬岳(しろうまだけ)、杓子岳(しゃくしだけ)、白馬鑓ヶ岳(はくばやりがたけ)です。10/12日は白馬岳が初冠雪しましたが、今日は里から確認できる初冠雪です。こうなると、もう軽量運動靴ではだめですので、7月の初めにしまった雪山用の靴やピッケルなど一式を出してきました。キーンと引き締まるアルプスから新しい年が良き年となりますよう祈念しておりますぞ。平成25年隆盛安泰祈願

121024_104329小蓮華山(左)から白馬大池方面、白馬乗鞍(右)です。手前の山は岩岳です。雪と紅葉を楽しめますぞ。(各写真はクリックすると大きいのをご覧いただけます。)

121024_104245八方尾根~唐松岳方面です。左のほうは天狗の頭の尾根です。この撮影スポットは、国道148号松川にかかる橋の上です。

121024_104308右端の少し雲がかかっているのが五竜岳。左奥に、一昨日10/22、雪が来る直前に登った鹿島槍ヶ岳が頭を出しています。鹿島槍ヶ岳も初冠雪です。手前の尾根は遠見尾根。

121022_111134雷鳥は不思議な鳥です。天気が崩れる前に「天気が悪くなるので下りましょう。」と、知らせるように出てきてくれます。一昨日10/22も「行者殿、そろそろ雪が来ますよ。」と、白く衣替えして教えてくれました。
稜線は根雪になりそうですね。これから雪が深まると、冬山装備と雪山訓練と経験者同伴が必要です。

10/12日、初冠雪の白馬岳山頂の写真を見る。

尊無上亜甲中玄

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【初冠雪】北アルプス遠見尾根~五竜岳、八方尾根~唐松岳方面の初冠雪2012

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2012年10月24日。速報第二報。
追記:後ほど雲が晴れた写真をまとめましたので、こちらをクリックしてご覧ください。

北アルプスに雪が来ました。八方尾根は八方池山荘の少し上から八方山あたりから雪があり、丸山は雪山になっています。遠見尾根は小遠見山あたりから雪が始まり、大遠見は雪山です。
10/12日に冠雪した白馬岳はもちろん、五竜岳や唐松岳の稜線は根雪になりそうですね。登山される方は冬山装備になります。
稜線の雲が取れそうにないのでとりあえず速報です。

尊無上亜甲中玄     玄上

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【初冠雪】白馬大池~小蓮華山方面の初冠雪2012

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2012年10月24日。速報第一報。
追記:後ほど雲が晴れた写真をまとめましたので、こちらをクリックしてご覧ください

北アルプスに雪が来ました。栂池ロープウェイのあたりから雪があり、天狗原で雪原と思われます。それより上の白馬乗鞍~白馬大池~小蓮華山~白馬岳の稜線は根雪になりそうで、10/12日に冠雪した白馬岳はもちろん、登山される方は冬山装備が必要になります。
写真は、岩岳の紅葉、畑わきの黄色い花とアルプスの雪のつもりで撮りました。
稜線の雲が取れそうにないのでとりあえず速報です。

尊無上亜甲中玄     玄上


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【鹿島槍】初冠雪直前の鹿島槍ヶ岳。日帰り・展望写真解説。

2012年10月24日、鹿島槍ヶ岳が23日に降り続いて初冠雪しました。その直前の一昨日22日に、扇沢から、爺が岳南峰(、中峰、鹿島槍ヶ岳南峰、北峰と駆けてきましたので、順を追って写真を掲載します。
今の時期、種池山荘も冷池山荘も冬季休業していますので、一般登山者の方はシーズンオフです。
日帰りの場合は無積雪期の場合でも、剣岳や白馬三山を日帰りできるウルトラ健脚者でないと難しいです。とにかく、体力が要りますね。積雪期に入りますと、無積雪に比べてさらに体力の消耗が激しいので、日帰りは不可能で、冬山経験者を伴った冬季テント泊できる方のみ入山可能です。

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121022_0554266:00 扇沢出合を日の出の時刻に出発。秋はなかなか明るくならないで、まだ薄暗い中での紅葉もご覧のとおりです。








121022_073525柏原新道は登り始めの「もみじ坂」の急登を急がないことがポイントです。
下に扇沢バスターミナルが見えて、ケルンが近づくと斜度も緩みますから、ここからがペースをあげます。






121022_081301左に切れ落ちた枯沢を過ぎて、種池山荘の直下で急登となり、それをひと登りで、種池山荘に着きます。








121022_0823368:15 種池山荘に到着。山荘から逆光で見づらいですが、左から八ヶ岳連峰、うすく富士山、右に南アルプスです。








121022_0828158:30 爺が岳南峰へ出発。









121022_0905209:05 爺が岳南峰(2658m)に到着。これから行く鹿島槍ヶ岳が大きい。冷池山荘が遠くに見える。・・「あそこまで行くのか」と気が遠くなる道のりである。
ここからの展望は素晴らしく、剣立山連峰、薬師岳方面、槍穂高連峰、南アルプス、富士山、八ヶ岳、浅間山、四阿山・・ぐるっと楽しめます。健脚者様には、爺が岳の日帰り登山はおすすめですぞ。初心者の方は日帰りはちょっときついかもしれません。


121022_095031爺が岳から鹿島槍ヶ岳の稜線は、ずっと左に、剣岳や立山に見守られながら歩きます。手前の深い紅葉の谷は黒部の谷、十字峡へ流れる棒小屋沢です。







121022_095346冷池乗越(つべたいけのっこし)です。赤岩尾根ルートを合流します。正面に、右から鹿島槍北峰、一番高いのが南峰、布引岳です。







121022_095711冷池山荘へは乗越からさらに下りますが、途中の崩壊地からの鹿島槍ヶ岳の壁には圧倒されます。















121022_10030810:00 冷池山荘に到着。池に氷が張っていました。









121022_10553210:55 布引岳(2683m)に到着。東を見れば、遠くに、(右から)浅間山、四阿山、志賀高原方面の展望です。
西にはずっと剣立山連峰が見えている稜線です。







121022_112218鹿島槍ヶ岳直下の稜線です。里から見上げる荒々しさとは対照的に、冷池のほうからの稜線は優しく見えます(きつい登りですが・・)。鹿島槍ヶ岳は優しさと厳しさの両面を兼ね備えていますぞ。






121022_11440511:40 途中で雷鳥に出合った関係で、ちょっと遅れて鹿島槍ヶ岳山頂(2889m)に到着。この山頂は南峰で、一番高いところです。奥に剣岳が見えています。







121022_114448鹿島槍山頂に立って、やっと、白馬岳の方面を見る事ができます。手前やや右から、五竜岳、唐松岳、白いのが、白馬鑓ヶ岳、白馬鑓の右肩に黒く見えている尖峰が白馬岳、その右のなだらかな稜線が小蓮華山です。
山頂で展望を楽しんだら鹿島槍ヶ岳北峰へと向かいます。北峰への道は先ほどの穏やかな登山道とは打って変わって、剣岳や穂高岳の悪場を思い出させるような険路ですので、南峰で鹿島槍登頂でよろしいかと思います。


121022_121212誰もいない南峰で30分ほど尊題を唱えたり、のんびりして北峰へと向かう。最初の5mほどは普通の登山道ですが、その先は、道がなくなります。「この崖をおりるの?うそだろ。」と思うような岩場です。クサリがないので岩の出っ張りを手がかりに滑落に注意しながら下ります。





121022_122347先ほどの冷池からの優しさが吹っ飛んでしまいそうな険しい鹿島槍ヶ岳です。黒部川側をヨコバイをして登ったところが小さなビークで長野県側に出ます。これを繰り返しながら、北峰への吊尾根を行きます。






121022_123116五竜岳方面、八峰キレットへの道を分けるともうすぐ北峰です。ここからは穏やかになります。ちなみに、八峰キレットから五竜岳へも険路が続きますぞ。







121022_12384812:35 鹿島槍ヶ岳北峰(2842m)に到着。鹿島槍ヶ岳と剣岳が同時に写真に納まるところです。初冠雪が近づく平日は、日本百名山独り占めです。







121022_130401北峰をあとに、ふたたび、南峰への岩場をよじ登って、扇沢へと走って戻ります。
おっと、忘れていました、爺が岳中峰です・・







121022_14524814:50 爺が岳中峰(2670m)です。鹿島槍南峰から1時間半で走ってきました。行きは中峰をトラバースしました。帰りは行きに立ち寄った爺が岳南峰をトラバースして、日没(17:02)までに扇沢まで戻らねばと、快足を飛ばしました。念のため懐中電灯は持ってきていますが、行動は日のあるうちにが肝心です。このコース(八見ベンチ付近~石畳)や赤岩尾根ルート(特に大谷原~西俣出合)は夕方になるとクマが多くなってきます。
冷池乗越~爺が岳の稜線は黒部側のねぐらに冬眠に向かうクマが横切る通り道なんでしょうかね。クマを見たい人は、大谷原~西俣出合がおすすめです。たまにいます。でも、けして喧嘩しないように。金太郎じゃないのだから負けます(笑)。

さて、鹿島槍南峰を出発して3時間半。16:40に扇沢に到着。なんとか夕暮れに間に合いましたぞ。写真を撮ったり、各山頂でのんびりしても10時間40分の山行でした。トレラン選手はもっと早いですが。
なお、このコースタイムは行者の足ですので、一般の皆様はこの1.5~3倍(個人差あり)はかかります。来シーズンに小屋1~2泊でどうぞ。

追記:初冠雪の写真記事を読む。

尊無上亜甲中玄    玄上

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2012年10月23日 (火)

【紅葉】2012北アルプス紅葉⑥扇沢バスターミナル~鹿島槍ヶ岳稜線からの紅葉

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2012年10月22日、標高2000mを越えるところの紅葉も終わり、里へと駆け下っていった紅葉。昨日は、黒部アルペンルートの長野県側の入り口である扇沢から柏原新道を経て鹿島槍ヶ岳に行ってきましたので、途中の登山道脇の紅葉と鹿島槍ヶ岳稜線から見下ろした紅葉をお楽しみください。各写真はクリックすると大きくなります。

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121022_061054黒部アルペンルートの入り口の扇沢バスターミナル付近や黒部ダム付近の紅葉が全盛期を迎えています。この写真は、扇沢から柏原新道に入り「もみじ坂」と呼ばれる急登の途中の楓のモミジです。名前のとおり、今の時期は真っ赤に染まる登山道です。


121022_064552柏原新道を登っていくと、眼下に扇沢バスターミナルが見えます。正面には針の木岳とスバリ岳。上から見てもバスターミナル付近の紅葉が真っ盛りである事がわかります。


121022_092825爺が岳から鹿島槍ヶ岳へと続く標高約2500mの稜線から見た黒部の谷の紅葉です。左正面の山は剣岳。手前の沢は「棒小屋沢」。下っていくと、黒部川本流の下の廊下、十字峡に合流します。十字峡は剣沢と棒小屋沢がいっしょに黒部本流に流れこむ、十字になっているところです。


121022_123951標高2842m鹿島槍ヶ岳北峰からカクネ里の沢へと下る、遠見尾根の紅葉です。正面が中遠見山、小遠見山。その向こうの平野は白馬村です。

冒頭の写真は、柏原新道ケルン付近の楓のモミジと少し黄色くなって終わりかけのナナカマドの紅葉です。

さて、今日10/23は里では雨ですが、稜線の高いところでは雪になっています。昨日、「山に雪が来ますよ」と、白くなった雷鳥が教えてくれました。

鹿島槍登行の写真記事を読む。

白い雷鳥の写真記事を読む。

雪と紅葉の白馬岳。三段紅葉を読む。

尊無上亜甲中玄    玄上

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2012年10月22日 (月)

【白い雷鳥】冬に向けて雷鳥が白く衣替えです。北アルプス・鹿島槍ヶ岳

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今日(2012/10/22)、扇沢から鹿島槍ヶ岳を往復してきました。布引岳から鹿島槍ヶ岳に向かう途中の登山道で雷鳥が遊んでいました。その雷鳥は、夏の黒茶色から、冬の白へと衣替えをしていました。
上の写真は、鹿島槍ヶ岳北峰をバックにポーズをとってくれているところです。それにしても、今年は雷鳥をよく見かけます。特別天然記念物であり、絶滅危惧種ですので増えてくれているといいのですが。

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121022_110941登山道のど真ん中で遊んでいる雷鳥です。「すみません。私、急いでいるのですが・・道を譲ってくれませんかな?」

121022_111059そっと近づいてみると。ちょっとだけ動いて・・知らんふりされました。「鹿島槍にいけないじゃないか。アー困った。」
こうしてみてみると、まだ夏の羽毛が残っています。

121022_111134カメラに気がつくと(かどうかわからないが)、ハイマツの前に行ってじっとポーズを決める雷鳥です。冒頭の写真のように、片足をあげたり、愛らしい雷鳥でした。
「じゃあね」といって、鹿島槍へと足を進めると、じっとしていた雷鳥もハイマツの中に入っていきました。

アルプスに雪の訪れを教えてくれた雷鳥です。雷鳥は天気が崩れることを教えてくれたり、北陸のある地方では神様の使者という伝説もあるそうです。

ところで、雷鳥はおっとりしていますので、追いかけて脅かしたり、捕まえてはダメですぞ。とても可愛いので「らいちょー!」っと抱きしめたい気持ちはわからないでもないですが、それはしてはダメです。

鹿島槍登行の写真記事を読む。


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2012年10月21日 (日)

【流星群】今日はオリオン座流星群の極大です。

今日2012年10月21日13時、オリオン座流星群の極大です。極大がお昼の時間帯ですが、オリオン座流星群の極大のピークは顕著ではないので、今夜見てくださいな。


さて、今朝の未明なんかも良かったと思います。昨夜、夜半前に2~3個目に止まりましたが、私は眠りにつきました(笑)。一番のおすすめは、今朝の1時~夜明けでしたが、今夜の夜半過ぎ~明日の夜明けも見ごろです。

オリオン座流星群は良くても一時間に20個ぐらいですので、派手な出現のしかたではないと思います。夜半前と夜半過ぎとでは変わってきますが、一時間に5~10個ぐらいは見えるかもしれません。

なお、オリオン座流星群の母天体はハレー彗星です。
どうして夜半過ぎからが良く見えるのかはこちらをクリック→ 参考:「オリオン座流星群は不発だったか」を読む。

尊無上亜甲中玄

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2012年10月20日 (土)

こよみ|2012白馬の初霜。もうすぐ「霜降」

121020_0746532012年10月23日は二十四節気のひとつ「霜降」です。暦の上では、秋が去って、霜が降りる季節という時期ですが、今朝、10月20日霜降に先駆けて白馬の里に霜が降りました。初霜です。霜が降りるようになると、里の紅葉も一気に加速します。

そして、昨日の朝は南アルプスもうっすらと初冠雪とのことです。10月12日以来、白馬岳の雪はあまり積もっておらず、山頂付近に登らない限りは、里からは見る事ができません。唐松岳方面もおだやかに紅葉に染まる秋の山々を見上げる事ができます。

白馬は標高700~800mのところに位置しますので緯度のわりに初霜が早いのですが、皆様のところも着実に冬に向かっていくと思いますので、風邪などひかぬようにご自愛くださいませ。

「霜降」の次は、いよいよ「立冬 (11/7)」です。

尊無上亜甲中玄     玄上


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2012年10月19日 (金)

【辻説法】ヤマレコ情報の誤った使い方。

合掌

久しぶりの辻説法。「行者、もの申す」です。

先日、白馬岳の下りの途中、「ヤマレコ(*)で白馬岳が日帰りできると見たので九州から来ました。」という、私の同年ぐらいの男性の中高年登山者が登ってきた。

「今からじゃ無理だよ。」というと、

「ヤマレコでいっぱい調べたから大丈夫です。8時間ぐらいで往復できる。」と反論された。全然、大丈夫ではない。すでに、5時間経っているではないか。山頂までの登りで8時間かかるだろう。

つまり、彼のヤマレコの見方には大きな誤りがある。「8時間で往復できる」というのは、ヤマレコを書いた人の足であり、その男性の足ではない。ちなみに、私の場合は、6時間半ぐらいで駆け巡って往復する。

よくよく考えてみると、その男性を、私が登りで大雪渓の手前で抜かしていたのです。だから足取りはよくわかる。普通に見かける中高年登山者の足取りではあるが、日帰りできるような足取りではない。

秋は夕暮れも早い。下る途中で日が暮れるだろう。「懐中電灯を持ってきているから」と言うが。日が暮れると、落石の危険やあちこちにクレバスのある大雪渓ルートは懐中電灯ではウルトラ危険である。

(*)ヤマレコ情報は実際に登った方のレポートサイトなので間違ってはいない。その男性のヤマレコ情報の誤った使い方であろう典型的な出来事と思う。


さて、話は変わるが、「アイゼンは必要か」とネットで調べる人も多い。それはとても危険である。山の状況というのは変わるからだ。だから、そういう疑問がわいたら、雨に備えてカッパを持っていくかのごとく、携行するべきであろう。ネット情報に頼って、自身が経験しようとしない。そういうことは、経験の中で育まれるものでもある。

初夏のアルプスなら小さな沢に予期せぬ雪が残っている時もある。また、今の時期、雪渓が凍っていて、アイゼンなしで転んでクレバスに落ちる人もいる。登りはアイゼンなしで登れても、夕暮れと共に雪渓の表面が凍ってしまったり、天候の急変で必要になる事もある。

アイゼンというと雪慣れしていない方は特殊な道具のように思ってしまうのだが、雨具と同様である。したがって、「アイゼンは必要か」という問いかけは、「雨具は必要か」と同じなのです。先の天気もわからないのに、そういうバカな問いかけはしないですな。

検索万能という思考における情報の誤った使い方であろうと思う。それは、山に限った事ではない。何事においてもそう。「あとで検索で調べればいいや」という、物事に対する心の甘さの元となったりもする。また、知識の断片ばかりが身について、自身が経験しなくて、いかにも経験したかのような錯覚にさえ陥って傲慢になってしまっている人も少なくはない。


ネットの普及により、情報を得るには便利になったが、その反面、その情報を加工できない人が多いこの頃。「ネットの落とし穴」ではなく、ネット情報を使いこなしているつもりで、まったく使いこなせていない「本人の心の穴」である。

テレビで言っていたから、新聞に載っていたから、雑誌に載っていたから・・そう、何もネットに限った事ではない。何の情報に対しても、加工できない素直な人(笑)が多いわけである。そんなところは素直なのだが、現場で私が言うと「そんなはずはない」と頑固になる。なんとも「あさはか」なことだ。

これが選挙となると、困った時代になるわけですな。どこやらの国みたいに。

平穏な時代になりますように、お祈り申し上げます。

尊無上亜甲中玄

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2012年10月17日 (水)

【紅葉】2012年北アルプス紅葉⑤白馬連峰を駆け下る紅葉

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2012年10月中旬。北アルプス山麓では、紅葉が山々から下ってきました。標高1000あたりまで、山々の山肌が朝日に染まってきています。
上の写真は、白馬大雪渓の上の砂山から白馬岳の三段紅葉です。

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121012_132622白馬尻の少し上の「紅葉のトンネル」です。大雪渓はクレバスが横断して危険な状態になってきていますが、このあたりまでは、猿倉から往復3~5時間で紅葉ハイキングできます。



121012_073850朝日に輝く朝霧の白馬岳をバックに紅葉です。白馬尻付近から。






121012_134823猿倉の林道脇の紅葉も見事ですぞ。次の土日は猿倉に車を止めて歩いてみてはいかがでしょう。





2012年北アルプス紅葉②白馬岳の紅葉、真っ赤なナナカマドを読む。

2012年北アルプス紅葉③剣岳、早月尾根の紅葉を読む。

2012年北アルプス紅葉④雪と紅葉の白馬岳。三段紅葉を読む。

北アルプス紅葉⑥扇沢バスターミナル~鹿島槍稜線からの紅葉。

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2012年10月16日 (火)

【八ヶ岳】美濃戸~赤岳~横岳~硫黄岳、縦走登山、写真解説

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一昨日(2012年10月14日)は、美濃戸から柳沢南沢から行者小屋、文三郎道(ぶんざぶろうみち)を登り、赤岳の稜線に登り、横岳、硫黄岳、赤岳鉱泉に下って、柳沢北沢から美濃戸に戻る八ヶ岳の核心部を日帰り縦走してきましたので、写真を掲載してお話します。秋も深まると日没も早くなり、美濃戸の出発が午前8時とか遅い場合の日帰りは難しくなります。山小屋で泊まって秋の八ヶ岳を楽しみましょう。

上の写真は、硫黄岳の山頂から、(右から)阿弥陀岳(2805m)、中岳、赤岳(2899m)、横岳(2829m)の、八ヶ岳核心部の展望です。

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日曜日とあってか、登山客が多かったですが、八ヶ岳は白馬岳周辺より晴天率が高く、雪が遅く少ないので、それ相応の装備をしていると初夏から晩秋まで楽しむ事ができます。また、厳冬期でもそれに対応した技術があれば登れます。4日前(10月12日)の初冠雪の白馬岳にいて、一昨日(10月14日)の八ヶ岳は、温暖に感じましたね。

121014_093624美濃戸を8時に出発して、行者小屋に9時半頃に到着。夏秋問わず、休日はにぎわっています。
美濃戸から南沢を経由して行者小屋までは、6月の下旬に「美濃戸から阿弥陀岳~赤岳」でご案内していますので、こちらをご覧ください。



121014_094838 行者小屋から南に進路をとり、5分ほど登ると、阿弥陀岳方面と赤岳方面の文三郎道(ぶんざぶろうみち)の分岐があります。これを、左に行きます。
文三郎道の最初は一見普通の登山道ですが、やがて・・



121014_100324まるで「天国への階段」みたいな急登りの階段が出現します。さすが、赤岳への直登りルートだけありますね。





121014_100916かなりの急な階段で、どんどん標高を稼ぎます。ところどころで、バテてグデ~ンとなって休憩している人もいますが、一気に標高を稼ぐ事ができるので、私にはうれしいコースです。振り返ると、行者小屋もこんなに下になっていました。


121014_103113上に、阿弥陀岳、中岳からの中岳道(なかたけみち)の合流の標識が見えてくると、急登りの階段ももうすぐ終わります。天国につながっていません(笑)。




121014_105236中岳道を合流し、少し斜度は緩くはなるものの、キレット~権現岳への道を見送ったあとの赤岳本体の登りはごつごつした岩の急登りになります。クサリをつけてくれていますが、ぐいぐいと登っていると、険路というほどのものではありません。


121014_105324 でも、下りは要注意です。赤岳のクサリ場の登りから振り返ると阿弥陀岳もこんなに低くなってきています。





121014_110539赤岳の山頂は、南峰と北峰があり、南峰に山頂標識があります。この写真は南峰から北峰を写した写真で、北峰には赤岳頂上小屋が建っています。
南峰と北峰の間のルートはヤセ尾根なので滑落にご用心。



121014_111833赤岳の山頂から、横岳を目指します。眼下に赤岳展望荘を見て下り始めます。
右側に横岳、山頂が丸く平らなのが硫黄岳、その左の双耳峰が東天狗・西天狗の天狗岳、さらに左の奥が蓼科山です。
横岳の向こうに、浅間山や四阿山などの峰々も望む事ができます。



121014_123046横岳はいくつかの岩峰が並んでいます。赤岳展望荘を過ぎると、地蔵の頭から地蔵尾根の分岐を過ぎてしばらく行くと「二十三夜峰」の野辺山側をとおり、「日ノ岳」の岩峰には野辺山側から一枚岩の登りがあります。
次に出現するのは「鉾岳」を諏訪側に巻くところです。慣れていないと、かなりの高度感がある険路です。それを過ぎると、ちょっと一息。この写真のところで後ろを振り返れば、(左から)赤岳、中岳、阿弥陀岳と並び、奥には南アルプスを望む事ができます。


121014_125554「石尊峰」は権現様の石碑が横たわっている岩稜の穏やかな山頂で、ここを通過すれば、「三叉峰」を野辺山側にまく。三叉峰を巻き終える頃、野辺山原へ下る「そまぞえ尾根」を分けます。この尾根ルートは野辺山原から横岳への最短ルートです。林道から3~5時間(個人差がある)もあればここまで登ってこれます。でも、交通の便が悪いし、単調なので人気はありません。
この写真は、分岐から横岳で最も高い岩峰「奥ノ院」を望んだところです。分岐から穏やかな稜線を進んで・・


121014_130748 鉄梯子を2つ登れば横岳の「奥ノ院」に到着です。ここに、横岳山頂(2829m)の標識があります。
遠くに富士山や左に奥秩父の山々の展望です。




121014_131738横岳からこれから登る硫黄岳です。下のほうには、横岳の険路であるカニのヨコバイが写っています。剣岳のカニのヨコバイより高度感はないのですが、慎重に通過したいところです。

登山ツアーの団体さんが写っていますが、懇切丁寧にガイドさんが誘導していました。山を歩いていると、いろいろな登山ツアーに遭遇しますが、一昨日出会ったのは、添乗の方とガイドさんが複数の優良ツアーと思います。険路を通過後、皆さん核心部を無事に通過してほっと一息していたところ、後のガイドさんが「先にどうぞ」と、笑顔で道を譲ってくれました。

121014_140427硫黄岳の爆裂火口壁です。近寄りすぎて足元が崩れて滑落する事故もたまにあるので、規制ロープより内側に入らないように。 




121014_142315硫黄岳から赤岩の頭の分岐です。右に降りればオーレン小屋。まっすぐに行けば赤岩の頭を経由して峰の松目。標識のところを左に下れば、赤岳鉱泉です。
一昨日は、赤岳鉱泉に下り、柳沢北沢を美濃戸まで下りました。


121014_155519北沢を下りはじめて、後ろを振り返ると、横岳を望む事ができる沢です。左の尖峰は横岳の「大同心」です。


八ヶ岳は北アルプス北部に比べて温暖なので、各山頂でのんびりしてしまい、美濃戸に着いたのは日没の午後5時過ぎになってしまいました。
八ヶ岳付近は、体力や技術に応じて色々なルートが設定でき、稜線までのアプローチも短いので、登山を始められた方におすすめです。

2012年八ヶ岳紅葉。赤岳~横岳の写真記事を読む。

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2012年10月15日 (月)

【紅葉】2012年八ヶ岳の紅葉。赤岳、横岳周辺。

121014_150618
昨日(2012年10月14日)は、美濃戸から柳沢南沢から文三郎道を登り、赤岳、横岳、硫黄岳と歩いて、柳沢北沢から美濃戸に下ってきました。上の写真は、赤岩の頭から赤岳鉱泉に下る途中の紅葉。樹間に見えているのは左から、赤岳、中岳、阿弥陀岳です。

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121014_151218 この周辺の紅葉は写真に撮るのが難しいですね。アルプスのようにキリッとした紅葉を望む事はできませんが、横岳の岩峰と下の紅葉、針葉樹で三段紅葉を形成しています。八ヶ岳はすっかり秋の装いです。

八ヶ岳の紅葉といえば、山の中より、なんと言っても、裾野に広がるカラマツの黄金に輝く紅葉が見事です。これから徐々に色づくので楽しみですね。

この登行写真記事、ご案内を読む。

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2012年10月13日 (土)

【紅葉】2012北アルプス紅葉④雪と紅葉の白馬岳、三段紅葉

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2012年10月12日、初冠雪の杓子岳天狗菱とナナカマドの紅葉です。小雪渓避難小屋付近です。紅白で縁起の良い風景をご覧ください。

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121012_101108白馬岳の初冠雪と紅葉です。ハイマツなどは常緑樹ですので、白と緑と赤の三段紅葉になっています。昼寝石下のお花畑のところです。







121012_090453葱平(ねぶかっぴら)から白馬岳を見上げた三段紅葉です。









2012年初冠雪の白馬岳山頂記事を読む。

2012年北アルプス紅葉②白馬岳の紅葉、真っ赤なナナカマドを読む。

2012年北アルプス紅葉③剣岳、早月尾根の紅葉を読む。

北アルプス紅葉⑥扇沢バスターミナル~鹿島槍稜線からの紅葉。


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2012年10月12日 (金)

【白馬岳】2012年、白馬岳の初冠雪です。北アルプス

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2012年10月7日に初雪が来た白馬岳(しろうまだけ)ですが、昨夜の前線の通過で、本日2012年10月12日初冠雪しました。日帰りで行ってきましたので、写真を掲載します。ただ、長野県側の岩壁は雪付が悪いので、まだ里からは確認し難いと思います。
さ、キーンと引き締まる白馬岳ですぞ。夏の喧騒が嘘のように静まり返っている白馬岳山頂です。

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121012_110312 白馬山荘はこの土日(2012年10月13,14日)で今シーズンを終えます。今シーズンお疲れ様でした。
土日に登られる方は、青空と雪と白馬岳で最高な気分になることでしょう。気温は氷点下で、とても寒いですが、寒さなんぞ吹っ飛びますぞ。
なお、白馬岳周辺の山小屋は、白馬山荘を除いてすべて今シーズンを終えています。山麓を早出して白馬山荘に到着するように。
10月15日からは、すべての山小屋が終わります。冬季テント泊できる方以外は入山できません。また、今後冬になるにしたがって難易度が急激に上がります。冬季は日本海側の気象条件でほとんどの日が吹雪で厳しくなります。その難易度は世界有数のものとなりますので、入山はひかえましょう。

121012_111628一昨日、日帰りで駆け巡ってきた剣岳が雲の上に頭を出してくれました。やっぱり、雪が来る前に行ってきてよかったと思います。
白馬岳に登ると、こうしていつも見てくれている感じのする不思議な剣岳です。
それでもって、この白馬岳ですが、剣岳を駆け巡るのに私を鍛えてくれた山です。今年も毎週のように白馬岳を駆けてきましたね。どちらも、ありがとう。

121012_111056稜線に出るまでは雲の中でしたが、白馬岳山頂は雲の上に出ていました。でも、北風が強く、耳がちぎれそうな寒さでした。マイナス5度です。山頂標識も凍り付いてご覧のとおりです。

昨夜は気象レーダーとアメダスとにらめっこをして、白馬岳が初冠雪すると見込んで、今朝出発しました。おそらく、初冠雪は北アルプスの北部だけと思います。
今年の秋は、紅葉も雪も一気に訪れず、コツコツと着実に季節をすすめているようです。

121012_124819 なお、大雪渓ルートはクレバスが大雪渓を横断し始めています。4日前の今週の月曜日にも通りましたが、あれから成長しているようです。
赤リボンがクレバスに落ち込んでいたりしていたので、ルートの補正をしてきました。この土日(2012/10/13,14)は大丈夫ですが、その後、完全にクレバスが横断してしまうと登れなくなります。
そろそろ、2012年の大雪渓もおしまいです。

2012年北アルプス紅葉④雪と紅葉の白馬岳。三段紅葉


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2012年10月11日 (木)

【剣岳】早月尾根から北アルプス剣岳日帰り。写真で登山解説。

昨日は、雪が来る前に、いつも白馬岳から仰いでいる剣岳(2998m)に敬意をあらわすべく、登ってまいりました。剣岳の日帰りはかなりの健脚者で、おそらく早月尾根だけが可能と思います。

しかし、その難度は、北岳や白馬岳の日帰りがかわいく思えるほどで、また、白馬三山の日帰り(白馬鑓から鑓温泉に降りずに戻る)と時間的には変わらないのですが、木の根や岩に阻まれ思うように走れない。上部の険しさは五竜や八ヶ岳をしのぎ、私が経験するどの日帰りルートよりも過酷な一山です。

さすがに「雪と岩の殿堂」と言われる事はある。人を寄せ付けない風格の山。ルートが整備された現在でも登るに難儀な山です。では、早月尾根から剣岳山頂まで時刻を追って写真で紹介しましょう。ただし、この時刻は行者の足でのコースタイムであり、一般向きではありません。また、夏の午後から雷雨がある時期6月いっぱいの残雪期10月の初冠雪以降は危険です。富士山に登ったから大丈夫だとか、標高こそ富士には及ばないが、登りはじめが760mからと、登行累積標高差は富士の倍近く、難易度は富士の比ではないので安易に日帰りは考えないように。

このルートを往復する場合、通常は早月小屋(10月7日で2012年の営業は終了しています)で行き帰りの2泊がよろしいかと思います。

2012年は早月小屋も終了していますし、10月中旬に初冠雪も来ています。遭難防止の観点から、計画は来シーズンに。なお6月(年によっては7月上旬)まではカミノハサミ付近の岩場に残雪があり通行困難な時があります。早月尾根を含む剣岳周辺の積雪期(およそ11~5月下旬)の入山は富山県の条例により定められた書類を届出し、入山が適当と認められた承認印が必要です。

(以下の各写真はクリックすると大きいのをごらんいただけます。)

誰にいえないお悩みは行者相談


121010_062344白馬を午前4時半頃に出発し、滑川ICから早月川を遡り馬場島(ばんばじま)へと車を走らせます。馬場島までの最後の橋からは日の出の剣岳を望む事ができます。





 

121010_0646566:50 馬場島登山口(標高760m)を出発。馬場島周辺はキヤンプ場などの公園整備がされていて、その奥から早月尾根へと出発します。登り初めからうっそうとした樹林帯の心臓破りの急登りになります。




 

121010_0742447:40 標高1200m地点です。早月尾根には標高1000mから標高200m毎に、こういった標識がつけられています。登山道はごらんのように、うっそうとした樹林の急登りが続きます。




 

121010_092539標高2000mを過ぎたところの池沼です。紅葉の上に剣岳が頭を出しています。ここを過ぎれば、早月小屋ももうすぐですが、ここまでの樹林の急登りが足に堪えてきます。












 

121010_0945109:50 早月小屋(標高2200m)に到着。馬場島を出発して3時間。2012年は10月7日でシーズンを終えています。10時に早月小屋を出発。

日が短くなった時期の早月尾根は、途中で休息するような体力では日帰りは無理です。安易に、日帰りなんぞと考えず、早月小屋で宿泊するプランにしましょう。下山途中に夜になってしまって「懐中電灯で下ればいい」という登山者にたまに出会いますが、富士山のような優しい山と違い、北アルプスでの夜間行動は遭難のリスクが増すので危険です。日没までに馬場島に下る事のできないような脚力体力なら、早月小屋に泊まってから、翌日下るようにしましょう。



121010_10551710:55 標高2600mに到着。早月小屋からも急登りが続き、予想より時間がかかります。小屋からの途中から固定ロープに助けられる事になります。
ここを過ぎると足元はいっそう悪くなります。




 

121010_105751小窓尾根の向こうに、(右から)白馬岳と旭岳が見えるようになってきます。






 

121010_114757ハイマツのヤセ尾根からエボシ岩の岩峰を左の池ノ谷(いけのたん)側から巻くようになる。ここから早月尾根の剣岳への核心部が始まる。ここからガスがわいてきました。







121010_115122獅子頭が近づくとオーバーハングになった岩壁をみる。登山道の右側はスッパリ切れ落ちている。




 

 

121010_120309獅子頭をクサリに助けられて池ノ谷側に巻きながら越える。ここから先のカニノハサミなどの険路に雪がある7月上旬までや9月下旬~10月に冠雪した場合は滑落の危険度が増し、通行困難、もしくは通行不能になります。






121010_120549続いてカニノハサミ。足元は池ノ谷側に垂直にスッパリと切れ落ちていて、クサリとボルトに助けられて通過します。






 

121010_120725こんな感じです。(この写真はクサリにカラビナをからめ安全を確保してから撮影しています。このような場所での安全確保なしで手放し状態での撮影は滑落事故を招く恐れがありますのでやめましょう。)

 

121010_121535稜線までもうすぐですが、足元の悪い岩峰の急登りが続き、体力と時間を費やします。






 

121010_122002別山尾根の分岐が見えてきた頃、ガスが晴れてきました。高度感のあるところがガスに覆われていて助かりましたね。下まで見えていると、もっとスリリングですぞ。





121010_12360412:20 馬場島を出発して5時間半。剣岳(2998m)山頂に到着です。夏の喧騒が嘘のように誰もいなくなり静まり返る剣岳山頂。尊題を唱え、ガスも晴れて展望が開けたので写真を撮りました。遠くに、(左から)白馬岳、白馬鑓に雲がかかっていますが、天狗の頭、不帰のキレットで高度を下げて、右端に唐松岳です。


 

121010_122920手前に前剣、剣沢カール、別山(べっさん)、山頂が雲にかかっていますが立山方面です。右端に室堂方面も見えています。





 

121010_123311_p八ツ峰(やつみね)から八ツ峰の頭へと突き上げる岩峰。手前の谷は長次郎谷(ちょうじろうたん)です。長次郎谷の雪渓は映画「剣岳点の記」で出てくるので有名になりましたが、現代登山史でまだクサリなどで整備されていなくて剣岳が未踏の山とされていた頃、長次郎が初めて剣岳に登頂したルートです。長次郎谷ルートは一般登山道ではありません。(2枚の写真をつないでいますので、クリックして大きくしてごらんください。)

121010_123913(左から)唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、爺が岳の後立山連峰です。

下りは、12時45分に剣岳を出発しました。標高2998mから一気に760mまで下ります。でも、足元が悪く、思うように走れない。3時間55分後の夕暮れ近づく16時40分に馬場島に到着しました。

馬場島を出て累積標高差約2300m、9時間50分の山行です。写真を撮りながらまずまずでした。

※早月小屋から稜線までの間はカニノハサミ付近を中心として、険路の悪場が続き、標高差の割りには時間がかかります。
早月尾根はかなりの標高差で、体力のほか、ちょっとした岩登りの技術が必要となります。立山の室堂から別山尾根からのほうが体力的には格段に優しいので人気なのですが、険路ですので、滑落事故が絶えません。連休などの時は、カニのタテバイやヨコバイ等の難所では先の人が詰まってしまって、多い時は2~3時間待ちにもなるそうです。待っている間に力尽きて落ちてしまう人もまれにいるらしいです。アルプス系では、体力、技術に適した山を選択する登山を心がけるよう、富山県警山岳警備隊の方も申されております。



2012年北アルプス紅葉③剣岳、早月尾根の紅葉を読む。

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2012年10月10日 (水)

【紅葉】2012北アルプス紅葉③剣岳、早月尾根の紅葉

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今日は白馬を朝の4時半に出て、富山県の上市町の山奥にある馬場島を7時前に出発し、早月尾根から快足を飛ばして、「岩と雪の殿堂」ともいわれる北アルプス剣岳(2999m)を日帰りしてきました。紅葉の様子を掲載します。
上の写真は、早月小屋付近から、ナナカマドの紅葉と、手前に2600m峰、奥に剣岳。左に小窓尾根の岩峰です。

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剣岳はその昔から行者の山です。弘法大師が千足のわらじをしても登り得なかったとされる厳しい山で、人を寄せ付けない岩壁と雪。近年ではルートが整備されていますが、岩に阻まれる事も多く、そのルートでも難所が待ち構えています。そこでは、毎年、滑落遭難事故が発生しています。
早月尾根ルートを日帰りで行く場合は、かなりの健脚が必要になります。簡単に考えてしまわないように。剣岳まで行く場合は早月小屋泊りが適当です。
2012年は10月7日で早月小屋は終了していますし、10月中旬に初冠雪も来ています。遭難防止の観点から、剣岳方面の登山計画は来シーズンに。剣岳周辺の積雪期の入山は富山県の条例により定められた書類を届出し、入山が適当と認められた承認印が必要です。


121010_090540登り始めはうっそうとした樹林の早月尾根ですが、高度を上げるにしたがって、開けてきます。馬場島の早月尾根の登り始めは標高760m。2000mが近づくと紅葉の中の登山道になります。紅葉が、急登りの苦しみを和らげてくれます。






121010_103100早月尾根の山腹の紅葉と、奥に、剣岳本峰です。









121010_103652ナナカマドの紅葉と剣岳本峰です。









121010_110314とにかく剣岳は岩がすごいですね、早月尾根もこの先は、岩場になります。難所「エボシ岩」の岩峰、「獅子頭」の岩登り、高度感のある「カニノハサミ」の通過が次から次へと登場しますので、紅葉を楽しむどころではないかもしれませんね。


この剣岳の写真記事を読む。

2012年北アルプス紅葉②白馬岳の紅葉、真っ赤なナナカマドを読む。

2012年北アルプス紅葉④雪と紅葉の白馬岳。三段紅葉

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2012年10月 9日 (火)

【紅葉】2012年北アルプス紅葉②白馬岳の紅葉。真っ赤なナナカマド。

121008_120215
黒部川渓谷の祖母谷から登ってきたルートから、紅葉の終わりかけのナナカマドと白馬岳です。標高2700m付近です。

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昨日(2012年10月8日)、白馬岳(しろうまだけ:2932m)に行ってきましたので、2500m付近より高いところの紅葉の写真を掲載します。今年は昨年より少し遅い感じですが、順調に色づいています。以下の写真は、クリックすると大きくなります。

121008_091436小雪渓上部避難小屋付近はナナカマドの紅葉のスポットです。

121008_091541避難小屋付近から、天狗菱の尖峰とナナカマドの紅葉です。

121008_091615紅葉と下弦の月です。避難小屋から少し登ったところのナナカマドです。

121008_095031_2 さらに登って、2600m付近のナナカマドの紅葉は終わりかけています。

高いところの紅葉は終わり、10月上旬の現在、一気に紅葉が山を駆け下っています。里が色づくのももうすぐですね。


2012年北アルプス紅葉①ナナカマドの紅葉が始まりましたを読む。

2012年北アルプス紅葉③剣岳、早月尾根の紅葉を読む。

2012年北アルプス紅葉④雪と紅葉の白馬岳。三段紅葉


この白馬岳の登行記事を読む。

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2012年10月 8日 (月)

【白馬岳】2012年の初雪が来たそうなので登ってきました。

2012年10月7日の白馬山荘のHPによると、7日朝に初雪がありに1~2cmほどの積雪があったそうですので、融けているのを覚悟で、今日、10月8日に登ってきました。昨日の稜線は厳しかった事と思います。
今日は秋晴れの良いお天気に恵まれて、白馬岳周辺の散策もしてきました。雪はあれから霙(みぞれ)や雨になったそうで、当然のごとく融けています。10/8現在今年の初冠雪はまだです。
追記:白馬岳は2012/10/12日に初冠雪しました。


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121008_063509体育の日の連休とあって、猿倉駐車場はにぎわっていました。今日はピーカンの良いお天気です。体育の日ですので、私も白馬岳ピストンで運動してきました(笑)。
6時40分頃に出発。
(各写真はクリックすると大きくなります)


121008_071929白馬尻です。紅葉が白馬岳を駆け下りてきています。
白馬尻小屋は2012年シーズンの営業を終了しています。
猿倉荘と村営白馬岳頂上宿舎は今日で今シーズンの営業を終えましたので、山の中の小屋は、白馬岳頂上直下の白馬山荘のみとなります。白馬大池山荘も今日でシーズン終わりですので、猿倉から大雪渓ルート、蓮華温泉や栂池から白馬大池ルート、どのルートも、一気に白馬山荘まで行かなくてはなりません。中継小屋がないので、必ず早朝出発が必要で、荒天時は吹雪になる季節になっていますから、装備や体力面など、よく考えて行動する事が大切です。
なお、白馬山荘も、2012年シーズンの営業は次の土日、10月14日までですので、白馬岳一般登山のシーズンは終わりになります。栂池から栂池自然園、天狗原や白馬大池散策や、猿倉から白馬尻や小日向のコルへの紅葉見物のハイキングがおすすめです。ちょっと寒いですが。

121008_090723小雪渓の跡に、もうすぐ雪が来るというのに、頑張って咲いているミヤマキンポウゲです。




121008_091418小雪渓上部の避難小屋の周辺は紅葉の絶好スポットです。
遠く四阿山と浅間山も見えています。




121008_093800氷が融けずに残ってくれていました。かなり冷え込んだようですね。





121008_100222_2村営白馬岳頂上宿舎も今日で2012年シーズンの終了。窓に板を張る作業をしていました。山小屋がしまっていくと、寂しくなっていきますね。スタッフの皆さん、今シーズンお疲れ様でした。


121008_103708今日は天気抜群。手前から、鉢ヶ岳、雪倉岳、朝日岳・・日本海です。






121008_102801 猿倉を出発して3時間45分。塩見岳で疲れた足にしてはまずまずでした。
体育の日の三連休最終日は天気もよく、山頂はにぎわっていました。
昨日は初雪、今日は大展望、登山のお客さんも良かったのではないかと思います。(昨日の悪天候は辛かったかもしれませんが。)

121008_113728ちょっと変わった角度からの白馬岳です。こうしてみると、大きな山ですね。

では、明日、白馬岳の紅葉を掲載します。お楽しみに。
白馬岳の紅葉。真っ赤なナナカマドの写真を見る。

週間天気予報では木金が天気が崩れるそうです。金曜日から冷え込みそうなので、そろそろ初冠雪かな。

追記:「2012年10月12日初冠雪しました。」を読む。

次の土日に計画されている方は、白馬岳独特の冬型の天候が残るかもしれないので、装備を万全に。

10月に登山計画されている方はこのリンクも必ずお読みください。2011年の初冠雪と10月の白馬岳登山の注意事項解説を読む。

尊無上亜甲中玄     玄上


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2012年10月 7日 (日)

【塩見岳】南アルプス、三伏峠から塩見岳、登山と展望

121006_060044
本日、白馬岳に初雪が来たそうなので、明日10月8日に白馬岳に行ってまいりますので、本日、10月5日の烏帽子岳の記事に引き続き、10月6日の塩見岳の記事を掲載します。
上の写真は、本谷山から望む、塩見岳の御来光です。

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塩見岳は、日本の三千メートルの中で一番多く登った山です。南アルプスのほぼ中央に位置し、私がかつて山修行の場にした山域にあるからです。とても懐かしいです。

Map_22日目、2012年10月6日。三伏峠を未明の5時過ぎに出発し、塩見岳を目指します。10月となると日の出が遅いので、暗いうちから懐中電灯を頼りに出発します。
この日10月6日のうちに、塩見岳に登って、三伏峠に戻り、テントを撤収して鳥倉林道においてある車で白馬に帰ります。
なお、三伏峠小屋は2012年シーズンの営業を9月いっぱいで終えています。夏のような小屋泊や水の調達はできないのでご注意ください。

121006_054719 5:47 日の出の時刻には、三伏山を越えて、本谷山の登りの途中です。振り返ると、まだ暗いうちに通過した三伏山の尾根を見る事ができます。三伏山からは一旦下って、本谷山に登り返します。

121006_0559196時ごろ、本谷山に到着です。ここから、塩見岳の右肩に出てくる御来光をみて、権右衛門沢へと一旦下ります。三伏山を出て、塩見岳本体の尾根までに、上り下りの多いルートです。

121006_101143権右衛門沢は枯れ沢です。ここに下ると、迷いやすいので、やや左へと赤印があるので、それを目印に迷わないようにしましょう。ここから、塩見岳から派生する尾根の本体に登ります。

121006_070309塩見新道からの道を合流する頃、ふと後ろを振り返ると、権右衛門山の紅葉がきれいです。ここを過ぎると、すぐに展望の開ける稜線に出ます。
なお、塩見新道は2012年10月現在通行不能になっています。来シーズンは開通するといいですね。

121006_071424稜線に出ると、左から小河内岳、烏帽子岳、今朝出発した三伏峠の山々を振り返る事ができます。
南アルプス独特の紅葉が美しいところです。

121006_071815三伏峠を出発して2時間あまり。7:18 塩見小屋に到着です。 通常ですと、2時間半~4時間はかかります(個人差あり)。塩見岳が朝日に逆光です。右のゴツゴツした天狗岩も間近です。この先、岩場があるので、ストックを塩見小屋付近において、塩見岳に向かって出発。
塩見小屋は2012年は10月14日までやっています。

121006_073559左奥に塩見岳。まずは、右の天狗岩を目指します。ハイマツ帯のきれいな稜線の登山道です。

121006_075739天狗岩直下の簡単な岩場を通過します。滑落にご用心。

121006_080108 天狗岩に登ると、正面に塩見岳の岩峰が険しい姿を現します。天狗岩から少し下って・・

121006_081638塩見岳本体の岩場です。八ヶ岳のように鎖をつけてくれてはないです。岩の手がかりを適当に見つけながら、ペンキ印のルートを頼って登ります。ここが、積雪すると難易度が一気に上がりますので、晩秋に雪がつき始めた頃には要注意です。岩も凍りますぞ。

121006_090606岩場を登り終えると、三千メートルの稜線が待っています。ここまで来ると、塩見岳山頂はすぐです。

121006_082821塩見岳西峰(3047m)に到着。正面に富士山です。三伏峠を出発して3時間20分。通常は3時間半から5時間(個人差あり)のコースです。

121006_083710 こちらは、塩見岳東峰(3052m)です。北に目をやると、左から、仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳の三千メートル峰が並んでいます。
間ノ岳から塩見岳に延びる仙塩尾根も見る事ができます。

121006_083515_2 来た方向を振り返ると、塩見岳西峰。その向こうの左が中央アルプスです。

121006_083739南に目をやれば、左から、悪沢岳、荒川中岳、荒川前岳の荒川三山の三千メートル峰。中岳と前岳の間に赤石岳と少し左に小赤石岳の三千メートル峰々が並んで見えます。

121006_113923塩見岳の山頂で展望を満喫したら、来た道を戻ります。出発する時は、まだ暗闇だった三伏山からの塩見岳です。

121006_113903 前日、10月5日に登った烏帽子岳も三伏山から一望です。

121005_130004三伏峠に戻り、テントを撤収して、冬季閉鎖された三伏峠小屋の前を通って、鳥倉林道へ下ります。


北アルプスの白馬岳に初雪が降れども、南はのどかに感じた2日間でした。

では、明日10月8日の更新は、北アルプス白馬岳の予定です。まだ、雪が残っているといいのですが。


この記事の前。秋の南アルプス。三伏山~烏帽子岳を読む。

2012年南アルプス紅葉②三伏峠~烏帽子岳・塩見岳を読む

尊無上亜甲中玄    玄上

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【三伏峠】秋の南アルプス三伏峠・烏帽子岳登山と展望です。

121005_141401
2012年10月5日~6日と、三伏峠でテント泊をして、烏帽子岳(2728m)と塩見岳(3047m)に行ってまいりましたので、登行記事を掲載します。
上の写真は、烏帽子岳山頂から塩見岳です。山頂付近の漆黒色。中腹の紅葉。さらに下にはシラビソなどの常緑樹の緑といった三段紅葉になっています。

※悩み事は行者に相談。

Map まずは1日目、2012年10月5日。鳥倉林道の終点ゲート(約1700m)に車を止めて、三伏峠(2607m)まで登り、烏帽子岳(2728m)を往復しました様子を展望写真と共にお話します。
烏帽子岳は塩見岳の展望台ともいえるところに位置し、三伏峠から1時間ほどで登る事のできるステキな山です。健脚者なら、鳥倉林道から日帰りも可能です。
この図と以下の写真はクリックすると大きいのを見る事ができます。


121005_091501大鹿村大河原から鳥倉林道へと登っていくと、やがて林道の終点ゲートに到着します。付近には駐車場とトイレがあります。十年ほど前に比べればずいぶん整備されています。
2012年10月5日、9時20分頃に三伏峠を目指して出発しました。





121005_100005林道を40分~1時間(個人差がある)ほど歩くと、三伏峠の登山口になり、ここから山道です。最初から急登りですので、林道歩きでウォーミングアップしておくといいです。







121005_103237うっそうとした針葉樹林帯を登ります。登り始めはカラマツの林ですが、まだ紅葉はきていません。カラマツの紅葉は黄色で、日が当たると黄金の紅葉になってとてもきれいです。あと2週間ほどでしょう。
高度が上がるにつれてトウヒやシラビソの林になると・・





121005_111037途中、崩壊地を横切り(以前は危険でしたが、現在では通りやすいように整備されています。)、三伏峠から派生する尾根と豊口山との峠状のところ(豊口コル)に到着します。ここで、三伏峠まで1/3ほどのところでしょう。






121005_120338豊口コルからは尾根を左にトラバースしながら徐々に高度を上げます。足元は木の根が張り出していたり、古い木の梯子で、あまり良くありません。
今の時期、常緑樹と紅葉が美しいですね。前を行くのは、今回同行したカミサンと娘です。





121005_122322途中、水場をすぎて、第一の沢、第二の沢(沢を二本連続で通過する)、第三の沢(沢を三本連続で通過する)を通過します。6本の沢共に、枯れ沢です。第三の沢の最後を通過すると、塩川ルートと合流します。ここまでくれば、林道終点を出発して三伏峠まで1/9です。





121005_122707塩川ルートは鹿塩温泉から塩川土場を通る塩見岳へのメインのルートなのですが、2012年10月現在は道路崩壊のため通行不能になっていて、鳥倉林道ルートしか使えません。
メインルートですから来年のシーズンまでには復旧すると思います。





121005_125007塩川ルート合流を過ぎて、三伏峠が近づくと展望の良いところがあります。ここから、塩見岳(写真中央やや右)や本谷山(左端)を望む事ができます。







121005_12593413:00 出発して3時間40分で三伏峠に到着。通常は3時間40分~6時間(個人差がある)かかります。
三伏峠小屋は9月末で2012年度の営業を終えていますので夏のような小屋泊まりはできません。






121005_133544冬季小屋の裏手のテント場から塩見岳が頭を出しています。ここにテントを張って、重荷を下ろして、13:35 烏帽子岳へ出発です。







121005_133752テント場を出発してすぐに、左に塩見岳方面、右に荒川岳・赤石岳方面への分岐があります。明日は左、今日は右です。水場も右です。







121005_134120お花畑に出ると、左に三伏沢に下る道を分けます。三伏峠小屋のシーズンが終わると、かなり下まで下らねばなりません。雨の少ない秋に、ここから30分下ったときもありました。テント泊の方でも夏場に山小屋で水を分けてもらっている方には辛いかもしれません。下りはいいのですが、水を持っての登りは、三伏峠まで登ってきた足には堪えますぞ。




121005_135240お花畑のところを右に登ると、大崩壊地のフチに出ます。以前はスリリングなところでしたが、現在ではロープが張られて安全に整備されています。
この写真は烏帽子岳への登りから、三伏峠を振り返ったものです。その大崩壊地が左隅に写っています。遠く、中央アルプスの写っていますぞ。




121005_135927道は崩壊地と反対の広葉樹の樹林の中につけられています。以前より安全になりましたが、登っていくうちに、やっぱり崩壊地のフチを通過します。こうでなくっちゃと思う。これがここの醍醐味ですね。ちょっとのぞき込んでみたら、きれいな紅葉がコワイところにありました(笑)。





121005_140100ふたたび、広葉樹の紅葉の登山道を登ります。樹間から烏帽子岳も見えています。








121005_140710 烏帽子岳の山頂直下で崩壊地のフチに出ます。前小河内岳(まえおごうちだけ)と烏帽子岳の鞍部から富士山が見えます。もちろん、烏帽子岳の山頂からも富士山は見えます。







121005_14133014:10 烏帽子岳(2728m)山頂に到着。北に目をやれば、塩見岳(3047m)が大きいところです。奥に写っているのは、白峰三山。右から、塩見岳の肩に少し見えているのは西農鳥岳(3051m)、ずんぐりしている大きな山体が間ノ岳(3189m日本4番目)、やや左の尖峰が北岳(3193m日本2番目)です。





121005_141434今年何度か紹介しました、仙丈ケ岳(3033m)と右奥の白い尖峰が甲斐駒ケ岳(2967m)です。








121005_142203 南に目をやれば、左手前が前小河内岳(2784m)、右に小河内岳(2803m)。奥に、左の高いのが悪沢岳(3141m日本5番目)、少し右に、荒川中岳(3083m)、荒川前岳(3068m)です。これらを荒川三山といいます。
烏帽子岳から荒川三山方面へも、この写真に写っている前小河内岳と小河内岳の稜線の崩壊地のフチの上を通ります。特に、写真右のが爽快(笑)です。



121005_142054西に目をやれば、 三伏峠は右の崩壊地のやや右です。三伏山(2615m)は右の平らな山です。奥の淡い山脈は中央アルプスです。







121005_141616東に目をやれば、塩見岳東の北俣竹から派生する蝙蝠岳(こうもりだけ 2865m)の山容が印象的です。これに登る人は、なかなかの南アルプスのツウですぞ。
蝙蝠岳の右には富士山も見えますが、この写真からは外れてしまっています。





南アルプスの中央の深いところに位置する塩見岳や烏帽子岳からは、南アルプス北部や南部のほとんどの山が見渡す事ができ、日本で一番高い富士山を初め、2番目の北岳、天候が良い日には北アルプスの、日本3番めの奥穂高岳、南アルプス北部に4番目の間ノ岳、南部に目をやれば、5番目の悪沢岳・・そして、塩見岳からは、6番目の赤石岳も見え、ほとんどの三千メートル峰を見渡す事ができます。

この記事の続き。三伏峠から塩見岳を読む。

2012年南アルプス紅葉②三伏峠~烏帽子岳・塩見岳を読む

尊無上亜甲中玄    玄上

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2012年10月 6日 (土)

【紅葉】2012年南アルプス紅葉②三伏峠~烏帽子岳・塩見岳

121006_090734
昨日と今日、南アルプス塩見岳(3047m)に行ってきました。日本アルプスの三千メートル峰の中で、私が今までに一番多く、幾度と山頂に立った山です。その訳は、私が白馬に来る前に、この周辺の山々で山修行をしていた事にあります。風雪に耐えた日もありました。塩見岳は、夏~秋のシーズンは別として、何かと厳しい。時として拒まれ、時として帰してくれない。そして、つい先日、甲斐駒に行ったとき塩見岳に「久しぶりに来い。」と呼ばれた感じがしたので足を運びました。

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さて、昨日と今日はとても良いお天気で、展望も良かったです。南アルプスの山肌はシラビソなどの常緑樹の中に、紅葉が点在する独特の様子です。上の写真は、塩見岳(3047m)山頂付近から見下ろした、南アルプスの山々の山肌の紅葉です。手前左の岩峰は「天狗岩」です。以下の写真はクリックすると大きいのがご覧になれます。

121005_120553長野県の大鹿村から、鳥倉林道のゲートに車を止めて、三伏峠(2607m)まで登ります。林道を歩き、やがて急登りの樹林帯の登山道に入っていきます。2200mを過ぎた付近から樹林に紅葉があちこちに見る事ができます。






121005_134053三伏峠から烏帽子岳方面へ登る途中の紅葉と塩見岳です。








121005_134723烏帽子岳へ向かう途中から烏帽子岳(2728m)と紅葉です。









121005_142505烏帽子岳(2728m)の山頂付近から、仙丈ケ岳と甲斐駒ケ岳を望む紅葉。








121005_142629烏帽子岳直下の絶壁の紅葉。手前、小河内岳(おごうちだけ)への稜線の向こうに、荒川岳三山の展望です。








121006_074625塩見岳への登り、天狗岩直下の稜線から、白峰三山の三千メートル群をバックに紅葉です。








121006_113827三伏山(2615m)から見る、塩見岳独特の三段紅葉です。上に岩峰の漆黒色。中間に紅葉の赤や黄色。下部に針葉樹林の緑色。








【山岳情報】
さて、三伏峠ですが、2012年は9月末をもって三伏峠小屋は夏の営業を終えています。知らずに登ってこられた方がパニックになっていました。また、水は小屋で補給できません。夏場には往復30分ほどの三伏沢途中の補給小屋も水はありません。補給小屋を過ぎてさらに沢伝いに下がらねばならず。往復1時間以上はかかります。なお、塩見小屋は2012年の営業は10月14日までですが15時までに到着する事が必須です。


烏帽子岳、塩見岳の登行の写真記事は、明日と明後日に分けてお送りします。お楽しみに。

鳥倉林道登山口から三伏峠・烏帽子岳、登山と展望を読む。

2012年南アルプス紅葉①北沢峠~双子山~甲斐駒ケ岳を読む。

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2012年10月 4日 (木)

【紅葉】ゴンドラに乗って北アルプス白馬山麓の紅葉を楽しむ。

081012alps03_2
高い山の紅葉のお話をしてきましたが、今日は、ゴンドラに乗って紅葉見物のお話です。山歩きに自信のない方でも楽しめますぞ。

2012年10月4日。そろそろ白馬の紅葉も山の中腹に降りつつあります。里でも、紅葉しかかっている木をちらほら見かけるようになってきました。

白馬界隈では、南から順に、白馬五竜テレキャビン八方アルペンルート白馬岩岳マンテンビュー栂池パノラマウェイ でゴンドラに乗ってアルプス中腹の紅葉を楽しむ事ができます。ゴンドラやリフトから見る紅葉は格別です。それぞれに、異なる特徴がありますので、ちょっと紹介します。

白馬五竜テレキャビン
090916_083308 山頂駅周辺には高山植物園があり、周辺の木々の色付きを楽しむ事ができます、地蔵の頭など、1~2時間の散策ができます。ここから見る五竜岳は圧巻ですぞ。冒頭の写真は、この五竜ゴンドラ「テレキャビン」です。

八方アルペンルート
090816_070315 ゴンドラリフト「アダム」に乗って、兎平に着きます。今日(2012年10月4日)現在、里から見上げても、兎平より上の黄色くなった草紅葉を見る事ができます。
さらに、アルペンクワッドリフト、グラードクワッドリフトと乗り継いで、白馬三山の展望が良い八方池へ3~4時間の散策に行くのもいいです。

白馬岩岳マンテンビュー
091129_124449ゴンドラリフト「ノア」に乗って、岩岳山頂に着きます。周辺の木々の色付きを楽しんだり、白馬三山の展望が圧巻です。 今年はまだ冠雪はしていませんが、冠雪すると岩岳山頂からの北アルプスの風景はとてもきれいですぞ。

栂池パノラマウェイ
120902_072751ゴンドラリフト「イブ」とロープウェイを乗り継いで栂池自然園へと登ります。ゴンドラやロープウェイでの紅葉は見ものです。約30分の空中散歩です。栂池自然園はコースにもよりますが2~5時間散策できます。ここからの白馬三山の展望は険しさが伝わってきます。

この秋は、北安曇野の白馬にいらっしゃいな。

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こよみ|体育の日と寒露。アルプスの紅葉に出かけましょう。

 明日から、体育の日の三連休になります。お天気のほうもまずまずよろしいようですね。じっと閉じこもっていないで外に出かけましょう。

 文明の利器の発達で、運動する機会が少なくなったこの頃です。運動の基本は誰でもできる歩くと言うこと。しかし、何時間も歩き続ける事ができる人が少なくなってきている。そして、体質が良くなくて、なんでも薬でどうにかしようとする。なんだか、間違っているように思うこの頃です。

 山歩きは若返りますぞ。薬に頼らない健康づくりも考えてみてはいかがですかな。

 さて、今年の体育の日(2012年10月8日)は、二十四節気のひとつ「寒露(かんろ)」です。大気が冷え始め、草木に露が降りる時期ということですね。そうなると、野山では紅葉となっていきます。

 アルプスの中腹は、紅葉真っ盛りです。自動車から降りて、紅葉の中を1時間ほど散歩するのもいいですね。

尊無上亜甲中玄    玄上

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2012年10月 3日 (水)

日本アルプスをこれから歩き始める人のために

先月、都会の方に、来年に白馬岳に登る体力をつけるために、毎週、近くの山を登るようにお願いをしました。

ちょうど、近くに、標高差400mほどの適度な山がある。その方が申すには、幼稚園の遠足に使われているそうで、幼稚園のお子さんでも登る事ができるらしい。そして、調べたら30分ほどで登る事ができるらしい。

私は、その話を聞いて、「ん?これはおかしいぞ。大丈夫かな。」と、思いました。それと、近くの山だけでは訓練できない事もあります。

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(1)標高差400mを30分。

 まず、こういう歩き方ではアルプスは登ることはできません。あるいは、途中でバテてしまって、異様に遅くなってしまう状態に陥ります。

 相当の山足と体力がある人なら可能かもしれませんが、山岳地において標高差400mというのは一般には1時間が相場です。

 30分と言うのは、おそらく平地を歩くスピードのまま歩いた記録であろうと、すぐにわかりました。アルプスのように空気が薄いとどうかなと思いますが、標高差400mで山頂なら、30分で駆け上がれますからね。

 ゆっくり、一歩一歩踏みしめて歩くのも山の歩き方なのです。

 私が、山にお連れした方の中での経験ですが、たまに、ゆっくり歩けない方も何人かいました。それは、体力があるというより、片足に長い時間体重を乗せておく事ができない、いわゆる筋力不足です。

 片足に長く乗っていられず、すぐに逆の足を出して、早足になってしまい、自分の早足に体力がついていけなくて、5分ほど歩いては、5分休憩してしまう。それでは、アルプスは歩けないのです。午後からの雷雨も危険ですし、悪天候になって気温が低下すると、しまいに動けなくなり、遭難や準遭難してしまいます。

 また、山小屋は平地の旅館ではありません。早出早着。夕暮れまでつけばいいのではなく、山のルールとして、午後3時までに到着し、遅くとも午前7時までには小屋の外に出なければなりません。

 ですから、早く歩く訓練と共に、ゆっくり長い時間(少なくとも1~2時間)歩く事のできる訓練も、心がけておくようにしましょう。


(2)幼稚園のお子さんでも歩ける。

 これは、幼稚園のお子さんでも歩けるのではなく、幼稚園のお子さんだから歩けるわけです。子供さんは体重が軽く、登りはぐいぐいと休憩もしないで登っていきます。ですから、子供が登っているからとて、侮ってはなりません。

 ちなみに、南アルプスの三千メートル峰の仙丈ケ岳で見かけるファミリーのパーティーは親御さんより子供さんのほうが元気なパーティーもあります。長衛荘で一泊し、朝出発して、その日のうちに北沢峠に下りてきて、林道バスで帰っていかれます。

 と、いうことで、登山を繰り返すと健康やダイエットや若返りにもよろしいかもしれません。アルプスを目指す場合、もし、近くの山が標高差400mぐらいなら、毎週、一日のうちに少なくとも2往復はできるようにしておきたいものです。

 標高差ですが、仙丈ケ岳なら北沢峠から約1000m。白馬岳なら猿倉から約1700mあるのです。縦走となれば、累積標高差は2000mはゆうに越えます。


(3)近くの山だけでは訓練できないこと。

 それは、日本アルプスでの2000メートルをゆうに越える標高です。毎週歩いて山足はできたとして、あとは、気圧慣れですね。

 こればかりは、アルプスの周辺に出向かないと難しいですね。時々、長野にいらしてくださいな。

 代替として、西日本の方は2000メートルを越えるのは難しく、せめて、四国の剣山や石鎚山、近畿地方の方なら大峰山や大山ですね。ちょっと足を伸ばして白山もいいです。

 関東の方は、高速を飛ばして、八ヶ岳周辺や浅間山、草津、志賀高原方面、根子岳など、2000メートルを越えるのには不自由しないと思います。

 1~2ヶ月に一度は高いところに出向いておくようにしておくと日本アルプスで酸欠になってしまう確率も低くなると思います。


 さ、日本アルプスの紅葉が終われば雪が来ますので、高いところはシーズンオフです。お近くの山で、鍛えておきましょう。ただし、どんな山でも無理は禁物です。天候や体調によっては素直に引き返すようにしましょう。慣れてきた頃によくある「~がなかったら行けるのに」という傲慢は遭難の元になります。お近くの山にも敬意の念で登られるといいです。

 来年こそ、登るぞ!・・行けるかどうか、それは、その日までの過ごし方で変わってきます。白馬岳への道のりは、白馬岳の登山口からではありません。日々の山歩きが、その道につながっているのです。山は人生を教えてくれるに奥深いですぞ。 


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2012年10月 2日 (火)

【白馬】秋の鑓温泉

 秋になると、山小屋はシーズンを終えて、冬の眠りにつきます。2012年は9月30日で、鑓温泉、白馬尻小屋は今シーズンの営業を終え、冬季に備えて解体されています。小屋はありませんので、ご注意ください。

 今日は、鑓温泉のお話です。鑓温泉は白馬鑓ヶ岳の懐に位置し、猿倉から歩いて5~9時間(個人差がある)かかります。冬季の積雪に押しつぶされないように、秋には一旦解体されて、初夏に組み立てられるユニークな山小屋です。白馬尻小屋もそうです。

 今は終わっていますので、来年の計画に入れてみてはいかがでしょう。

090906age053鑓温泉小屋です。夏のトップシーズンの時期は、登山者でにぎわっています。

090906age057シーズン中の露天風呂です。原則として混浴で、シーズン中は女性用に別棟も設置されます。
雑誌やテレビで「秘湯」が紹介されますが、この鑓温泉はめったに紹介されません。なぜなら自動車でいけないからです。まさに、秘湯中の秘湯です。


081016_105228ところが、毎年、秋の9月下旬になると、鑓温泉小屋は冬季休業に入り、その後、冬の積雪で小屋が壊れるといけないので、このように解体されます。来年の再開は、「鑓温泉」で検索して確認してくださいな。


081102_900001山小屋が解体されたあとには、温泉だけが残ります(2008年11月2日の写真です)。健脚な人は日帰りで往復できない事もないのですが、登山道の管理は山小屋の閉鎖と共に行われないので危険な状態になる事があります。また、積雪が進むと、杓子沢や落石沢付近は通れなくなったり、斜度が急ですので、雪崩が起こったりしますので、山小屋が終われば入山しないほうがいいです。

行きたいなあ・・と、思われた方は、来シーズンまでお預けです。来シーズンまでに脚力を磨いて、この秘湯の中の秘湯、鑓温泉へと歩きましょう。交通機関は「自分の足」だけですぞ。

 10月になると、あちこちで山小屋が今期の営業を終えます。登山の計画を立てるときは、十分調べておかないと大変な事になります。

 また、天狗山荘と八峰キレット小屋も2012年10月2日現在今シーズンの営業を終えています。縦走の計画を立てておられる方は、計画からはずしてください。

 鹿島槍~五竜岳間は、冷池山荘から八峰キレットを一気に通過して五竜山荘まで。白馬岳~唐松岳間は、白馬山荘や村営頂上宿舎から白馬三山を越えて、さらに、不帰キレットを一気に通過して唐松山荘まで行かねばならない時期ですから、よほどの体力が必要になってきます。また、鑓温泉小屋もございませんので、白馬鑓ヶ岳~猿倉間の登下降途中の中継小屋はありません。これらの間のルートの登山はシーズンオフにしたほうがいいです。

尊無上亜甲中玄      玄上
 

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雄大な日本アルプスそのものが、まさしく至心玄道、私の「お山」なのです。

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