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2013年7月30日 (火)

【辻説法】よく頑張っているではないか。勝ち組、負け組。

 この頃の白馬は、雨になる日が多く、晴れたと思えば、午後から降ってきたり、いったい今年の天気はどうしたのだろうと思います。高山に咲く花もちょっと、いつもと様子が変で、いつもより少ないかなと思います。9月にある場所に咲いていたタカネナデシコが、7月の終わりの今、もう咲いてしまっていたり、7月下旬まで咲いていたウルップソウが、中旬で終わってしまったりと、山の上も変な気候です。

 今朝も雨。昨日は、白馬駅で大きなザックを背負った登山者達が、恨めしそうに雨を眺めているのを見ると、せっかく遠くから来られたのに気の毒に思います。はやく、梅雨明けの晴天になってくれるといいですね。

 さて、私は今日から夏の山行週間です。その前に、辻説法をひとつ。

 今の時代、勝ち組とか負け組みという言葉がございますが、それは、長い人生において意味を持たないと思います。人生における心とは、勝ったり負けたりという勝負の次元ではないわけです。

 こんなところで勝負してどうしますかな?勝ち組と呼ばれる人たちはいったい何に勝ったのですかな?負け組と呼ばれる人がいったい何に負けたわけですかな?

 例えば、小中高とゲームばかりをして勉強ができなかったとすれば、ゲームをしなくなれば良いわけで、いつでもチャンスはある。30にもなって、40にもなって・・なんの、年齢なんぞは関係ない。気が付いた時から立ち上がればよい。

 勝ち組だの負け組みだのという言葉なんぞ要らない。皆、この時代、よく頑張っているではないか。可能性を追い求めるのに年齢なんぞ関係ない。定年を過ぎても、80になっても、90になっても・・と、いう覚悟で、追い求めようではないか。

 この行者、応援しておりますぞ。

尊無上亜甲中玄    玄上

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2013年7月23日 (火)

こよみ|大暑。昨日は夏の土用の丑、涼しい大雪渓です。

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昨日は土用の丑。うなぎを食べましたかな?そして、今日は二十四節気の「大暑」です。書いて字のとおり、暑いと思いますので、今日も白馬大雪渓の写真を掲載しておきます。この写真は7月19日、夏の登山シーズンで平日でも登って来られる方が多くなってきました。半そででじっとしていると風邪をひくほどの冷気です。ネットでお届けできるといいのですが、さすがに、気温は無理ですね。画像を見て涼しい気分になってくださいな。

さて、土用の丑とは、土用の期間の間の丑の日ということで、暦の上では、夏の土用の期間はだいたい7月19日~8月7日です。

私の師匠は8月6日に亡くなったのですが、その前の7月30日にうな重をご馳走になったのが最後でした。と、いうことで、今でも7月30日から8月6日の間はアルプスなど山の高いところに行って大師匠を偲んでおります。 これが、夏の尊世特達法願です。

尊無上亜甲中玄    玄上

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2013年7月22日 (月)

【大雪渓】8月の白馬大雪渓は・・2013年の大雪渓の移り変わり。

今日は土用の丑、各地で暑くなっていると思いますので、8月の白馬大雪渓の予想もふくめ、涼しい大雪渓のお話です。今年になって、5月からの移り変わりです。各写真はクリックすると大きくなります。

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この頃の大雪渓は、一般登山の時期ではなく、ピッケルと大きなアイゼンを携行したり、山スキーヤーの時期です。夏に葱平や小雪渓といわれるところ上部の傾斜は、まさに雪山登山の領域です。まだ、雪崩の危険もあります。

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葱平付近が夏道になってくる頃です。でも、小雪渓のトラバースは夏のように階段を切っていないので、自力での急斜面のトラバースとなり、ピッケルと大きなアイゼンが必要で、一般登山の時期ではありません。

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白馬尻小屋がオープンした後の大雪渓です。気温が上がり雪が緩んでくると、落石が多発し始めます。ここまでの写真は、3号雪渓出合を登りきったところの、大体同じ位置です。小雪渓を横切る足場も順調に出来上がる頃です。そろそろ、ストックと軽アイゼンで登れる時期になってきます。しかし、今年は、6月中旬の大雨で白馬尻から3号出合までが荒れております。

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3号出合下部の大きなクレバスです。今年の大雪渓は、これが大雪渓を横断していますので、右岸(上を向いて左)にルートをつけてあります。一部、落石要注意箇所があるので、できればヘルメット着用が望ましいと思います。

130719_1315042013/7/19
3号出合の急斜面の途中です。今年は、ごらんのように右岸から左岸まで横断して割れています。この付近は、やがて陸ルートになってきます。8月には整備されて、もっと登りやすくなってきます。【追記】7月中に関係者の皆様でルートが整備されており、この夏、めったにない巨大クレバスを体験できます。必見です。

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小雪渓のトラバースです。足場を切る前は軽アイゼンでは登れないような急斜面です。今は関係者の皆様で足場を切っていますので、雪山で慣れた人ならアイゼンなしでも登下降できますが、踏み外すと下まで滑落が止まらないので必ず軽アイゼンの装着を。

よくある質問なのですが、「大雪渓はアイゼンが必要か」という答えは、必需品です。早朝や午後の陰ってくる時間帯はたまに凍っているところも出てきます。それがないと「ツルンとこけて、雪の上を滑り落ちて、雪の割れ目にゴックン」と、なってしまいます。アイゼンがあっても、慣れない方は滑っておられますが(笑)。

不帰2峰や飛騨泣きや剣岳カニの~は見る目で危険がわかるのですが、大雪渓は落石など、起こらねばわからないという目に見えない危険がいっぱいですので、ある意味、それらより怖いところという認識での行動を心がけることが肝心です。

特に、お盆までの時期の夕立のゲリラ豪雨の最中はもちろん、豪雨がやんだ直後は落石が頻発しますので、大雪渓は石に腰をかけて休憩しないで登降する体力が求められます。もし、落石に遭遇しても、雪上で逃げる運動能力も要ります。

大雪渓の危険性を知らないで、落石事故に遭遇する事も多々ございます。落ちてくる石はかなりのスピードですので、霧などで視界が悪いときは、シャラシャラと雪の上をいきなり霧の中から大きな石が出てきますから命がけですので、悪天候のときは無理に大雪渓に踏み入らないほうが良いです。

登山地図にはルートとして載っていますが、実際は、剣岳の長次郎谷のようなバリエーションルート同等に考えてもよろしいのではないかと思います。(6月の頃は、熊の岩が葱平として、構成はどことなく似ていますね。)

いつも小言ばかりで申し訳ございませんが、私が山行足作りと、いつも登っている白馬岳ということもあり、白馬におこしになられる登山者の皆様には、ぜひ、事故のない楽しい登山になりますようお祈り申し上げます。

尊無上亜甲中玄     玄上

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2013年7月21日 (日)

【富士山】日本アルプスから見る富士山は、さみしそうです。

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この10日間、北アルプスや南アルプスを歩いてきましたが、南北アルプスからは、いいお天気の日には遠く富士山を見ることができます。
上の写真は7月19日に北アルプス白馬岳(2932m)の稜線から見た富士山(中央やや左)です。左に八ヶ岳連峰、右に南アルプスの山塊です。
下の写真は昨日7月20日に南アルプス甲斐駒ケ岳(2967m)から見た富士山です。
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鳳凰三山の上に乗っかるような感じで富士山を見ることができます。でも、日本アルプスを歩く登山者の多くの方は、あまり富士山には興味がないみたいで、日本アルプスを縦走する醍醐味からすれば、富士登山は大衆がする観光山登りという感じでしょうか。

世界遺産に登録されて、ますます富士山が俗っぽくなってしまったように思います。テレビでよく、たくさん人が列を作って富士山を登っている映像や立山を登っている映像が流れますが、それはすごいものですね。静かに山歩きをする人には向いていないでしょう。日本アルプスが世界遺産に登録されないことを願います。

でも、夏の白馬岳に登っていてもそうですが、苦しくも、うれしそうに登山をしている方々の笑顔を見ると、夏山は賑わってこその夏山と思います。「ようこそ、夏山へ」という気持ちになります。

それが、秋になり、雪が訪れる頃には、また、残雪深い春には、ほんのたまにしか、登山者に出くわさない。それも夏山で出会う登山者とはちがう筋金入りのクライマーばかりです。夏に賑わったのがうそのように静まり返る。

富士山が俗っぽくなり、アルプスと比べれば、なんだかさみしそうに見えてしまうこの頃です。

富士山においては、夜間登山なんぞ、山のマナーからするとありえない。いかに、山のマナーを知らない人の山であるということが、ゴミ捨て云々の前によくわかる。富士山はこういう点でも日本一であろう。ちなみに、日本第二の南アルプスの北岳(3193m)を夜間登山するような人はまずいない。

富士山自身が悪いわけではない。なのに俗っぽいという印象となってしまうのは、日本一である宿命ですね。

尊無上亜甲中玄    玄上

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2013年7月20日 (土)

【甲斐駒ケ岳】北沢峠~双児山~駒津峰~甲斐駒ケ岳日帰り登山

昨日は北アルプス白馬岳を日帰りしてきて展望記事を載せましたが、今日(2013/7/20)は南アルプス甲斐駒ケ岳を日帰りしてきました。昨日、白馬岳に登ったときによく見えたからでもありますし、剣岳同様に霊峰のひとつであり、神通清浄祈を唱えてきました。

行者がおすすめする一座でありますので、今日は甲斐駒ケ岳の登山の解説をします。北沢峠から往復、私の足で5時間ほどです。通常の健脚者様は6時間前後、まあまあ山を歩けるという方でも7~8時間で往復できます。ご遠方の方や普段運動不足の方は、北沢峠付近の山小屋に泊まってじっくりと甲斐駒ケ岳をめざしてください。各写真はクリックすると大きくなります。

120630_073447甲斐駒ケ岳を日帰りする場合は、伊那市の南アルプス林道バスで北沢峠に向かいます。 南アルプス市からの林道バスでも北沢峠に着くことができますが、日帰りは不可能ですので、北沢峠の山小屋に一泊します。

山慣れした健脚者の場合、この写真、仙流荘(営業所)バス停を8時5分のバスに乗ります。まあまあ山を歩けるという方は6時5分のバスに乗ります。それ以外はトレラン選手でない限り、午後4時最終の帰りのバスに間に合わないので、日帰りは不可能で、北沢峠の山小屋に宿泊して早朝出発しましょう。6時5分や8時5分にバスに乗れないようなご遠方の方は前日に仙流荘に宿泊すると良いです。

なお、夜通し自動車で走ってなどの寝不足登山は疲労遭難の元になりますからやめたほうがいいです。

120630_085733北沢峠のバス停です。私の場合、白馬を5時に出て、仙流荘(営業所)を8時5分のバスに乗ります。そうすると9時に北沢峠に着いて、甲斐駒ケ岳を往復してくると午後2時30分~3時30分(山頂で祈念したり、のんびりしたりする時間で変わります)に北沢峠に戻ってきます。

130720_092140北沢峠から双児山方面へ登ります。標高差約600m。トウヒやシラビソの樹林帯を登っていきます。夏の暑い時期は日差しをさえぎってくれるので助かります。ときおり、樹間から仙丈ケ岳や北岳などの南アルプスの山々を望むことができます。

130720_094757北沢峠を出発して1時間10分~2時間ほど(個人差がある)で双児山(2649m)に到着します。ここの時点で、北沢峠を午前9時に出発して10時30を過ぎるとか、午前7時に出発して9時を過ぎるようでしたら日帰りは無理ですから、双児山かこの先の駒津峰で展望を楽しんでから引き返したほうがいいです。

130720_095440双児山からは、駒津峰の向こうに甲斐駒ケ岳が大きく見えます。しかし、一旦、下りますので、帰りには登り返しが待っています。でも、仙水峠経由は岩がゴロゴロしていて歩きづらく、登山者が多いので、快足を飛ばすことができないので、かえって時間がかかります。こういうことも、計算に入れておくことが日帰り登山のコツです。

130720_102547駒津峰(2752m)です。仙水峠からの登山者が増えてにぎわいます。めざす甲斐駒ケ岳が大きく見えるところです。ちなみに、私の足で、双児山から駒津峰までは最速を飛ばして30分、だいたい40分ほどです。北沢峠から2時間以内で着きます。
駒津峰到着が、北沢峠を午前9時に出発して11時30分を過ぎるか、午前7時に出発して10時30分を過ぎるようでは甲斐駒ケ岳の日帰りは無理ですので、引き返すか、仙水峠経由で北沢峠に引き返しましょう。

130720_124234駒津峰から一旦下ると、六方石です。そこから少し登ると、直登ルートと巻き道に分かれますが、直登ルートは、岩登りに近いところもあるので、体力を消耗して、かえって遅くなりますから、巻き道を行ったほうが賢明です。
この写真のように、すれ違いに大変なところもありますが、譲り合ってコツコツと登下降することに専念するように。

130720_113522やがて、きれいな白砂の登りになります。途中、摩利支天への分岐を過ぎれば、周りの展望も良くなるので、それを楽しみながら疲れないように足を運びます。鳳凰三山の向こうに富士山も見えます。 穢れない白砂をふみしめて心が洗われますぞ。

130720_114624やがて、祠が祭られている甲斐駒ケ岳山頂を望むことができます。ここまでくると、あと10分ほどです。途中、黒戸尾根の分岐を右に見送り、左からの直登ルートの踏み跡を合流すれば、と山頂はすぐそこです。

130720_115922 甲斐駒ケ岳(2967m)からの展望は360度。冒頭の写真のような、富士山や、この写真のような八ヶ岳方面、御嶽山、中央アルプス、北アルプス、もちろん、他の南アルプスの峰々の展望もすばらしいです。
帰りは、来たルートを北沢峠に戻ります。甲斐駒ケ岳を、北沢峠を9時に出た健脚者は13時までに、北沢峠を7時にでた人は12時までに下山開始しなければ、帰りのバスに間に合わないかもしれません。

仙水峠経由で下ると双児山への登り返しがないので楽のように思えますが、石がごろごろしていて足場が悪いし、登山者が多いので、すれ違いや追い抜かすため、思わぬ時間がかかります。

甲斐駒ケ岳は登り下りが多かったり、意外と思わぬ時間がかかりますから、日帰りなんぞと無理をしないで、北沢峠などに宿泊しながらアタックすると良いです。

尊無上亜甲中玄    玄上

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尊無上亜甲中玄    玄上

 

2013年7月19日 (金)

【白馬岳】7月からお盆の時期のお楽しみ。白馬岳山頂からの展望です。

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今日(2013/7/19)、猿倉から大雪渓の確認をしがてら白馬岳をピストンしてきました。今日の白馬岳山頂は雲の上。久しぶりに展望のきいた景色を見ることができましたので、掲載します。上の写真は、左に雲に浮かぶ剣立山連峰。中央右奥に白山。右に毛勝三山です。以下の各写真はクリックすると大きくなります。

130719_105750遠く、左の山塊は八ヶ岳。右の山塊は南アルプスです。八ヶ岳のすぐ右に富士山が見えています。手前の尾根は杓子尾根です。
白馬岳から富士山を見ていると、白馬岳や白馬岳の山頂から見るアルプスの山々とふと比べて、  なんだか富士山がかわいそうになってしまいます。立派な山なのに、世界遺産登録で俗っぽくなってしまったように見えてしまうのです。登山者の相が違いますね。

130719_105039稜線に出ると、風が心地よい。そこは、大雪渓と祖母谷の分岐点。そこで、目の前に大きな姿でみえるのが旭岳です。遠くから見て、見る角度では、白馬岳と双耳峰に見えます。

130719_110417雲海に浮かぶ毛勝三山(けがちさんざん)です。その昔は積雪期にしか入れなかったそうですが、今では、あまり踏まれていないが、登山道があるそうです。馬場島からも入る事ができるらしい。

130719_110452右の尖峰が剣岳です。たまに、私は、その山頂で神通清浄祈を唱えたりもします。今年の北アルプスは白馬大雪渓だけでなく、どことも雪渓の状態が悪いですね。左に連なるのが立山です。夏の時期は、黒部アルペンルートを使って手軽に登れるので、登山者でごった返します。ですから、私は夏の立山は行きません。

130719_112709手前から杓子岳、白馬鑓ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、遠くに、槍穂高連峰です。白馬岳の山頂からは三つの「やりがたけ」を見ることができます。

130719_112805昨日までいろいろと記事にしました小蓮華山方面です。今日は久しぶりに風もおさまり、穏やかな稜線でした。今年は、7月になって2~3日ぐらいしかこのような日はありません。いつも大気の状態が不安定な日が続きましたね。

130719_112841雲の中から山頂を出している雪倉岳です。手前が鉢ヶ岳ですが、ルートはその山頂を通りません。多くの登山者は、栂池や蓮華温泉~小蓮華山~三国境~白馬岳~大雪渓や鑓温泉や唐松岳へと足を運ぶので、雪倉岳の方面は、とても静かな山旅ができるところです。混雑する夏に、この行者のおすすめのルートのひとつです。

尊無上亜甲中玄    玄上

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2013年7月18日 (木)

【白馬】栂池~天狗原~白馬乗鞍~白馬大池~小蓮華山、登山解説。

昨年の秋に、蓮華温泉から小蓮華山までの写真解説をしましたが、今日は栂池からのお話です。

130711_081314栂池からゴンドラとロープウェイを乗り継いで栂池自然園にあがります。健脚者で小蓮華山まで日帰りをするには、一般には栂池を午前7時までのゴンドラに乗ることができないと、帰りのロープウェイに間に合いません。
通常、白馬大池山荘での宿泊がおすすめです。

130711_093454天狗原(てんぐっぱら)です。ロープウェイを降りて、健脚者なら1時間半で到着します。山慣れしていない人は3時間かかる人もいます。
天狗原はチングルマやワタスゲ、ニッコウキスゲ、ミズバショウなどの花も豊富で、山岳的な景色も美しいので、朝の早い時間帯のゴンドラに乗って天狗原までの日帰り往復ハイキングもおすすめです。
ここまでの登山のポイントは、ロープウェイを降りて栂池自然園のビジターセンターわきの右から、登山道に入って、しばらく行くと、木の階段などの急登りです。ここで、飛ばしてしまうと、後が続かないので、ゆっくりとピッチをきって登るか、山慣れしていない人は、休みながらでも、後に体力を温存しておくことです。

130711_101759天狗原を過ぎると、7月の下旬までは、このような雪斜面を登ることになります。ロープをかけてくれていて登下降しやすいですが、アイゼンは用意しておいたほうがいいです(私は、運動靴でも地下足袋でも行ってしまいますが。笑)。 

この急登りは、雪がなくなると石がゴロゴロした急登りの登山道になります。

これを登りきると、この上には秋の遅くまで残る雪田がありますので、スリップに注意が必要です。

130715_092340残雪を登りつめて、ひと登りで、白馬乗鞍岳の平らな山頂に出ます。ケルンが立っているところが白馬乗鞍岳(2847m)です。小蓮華山や雪倉岳の展望も美しいです。朝早い時間のゴンドラに乗って、ロープウェイ終点からここまで、2~4時間(個人差がある)で来れる人は、白馬乗鞍岳の日帰りハイキングもできます。

130711_110219白馬乗鞍岳から30分ほどで白馬大池山荘に到着します。7月の上旬まではごらんのように白馬大池は氷が浮いています。

白馬大池山荘まで、朝一番のゴンドラに乗って、ロープウェイ終点から3~4時間(個人差がある)で来れる健脚者の方は、白馬大池の日帰りハイキングができます。

白馬大池山荘に午後1時以降に着いてしまった方や、北アルプスでのんびりしたい方は、山荘で一泊がおすすめです。居心地のいいところです。

130715_095031白馬大池山荘の前から雷鳥坂を見上げた写真です。手前の湿原は、雪融けの直後ですが、7月を過ぎると、色々な高山植物が咲き乱れます。 山荘を拠点に宿泊して楽しむのもいいです。

また、白馬岳への縦走の途中に一泊するのもいいかと思いますが、大雪渓を使う場合は、先に大雪渓から登って、白馬大池に下りてくるプランがおすすめです。
大雪渓の状態は変わり、下りの技術的にも困難になったりしますので、大雪渓を下りにと考えていると、まれにですが、下ることができなくなる場合もあります。私の場合、大雪渓を絶えず行き来しているので、いいのですが、栂池から登って大雪渓を下る予定の方は、山荘で情報を仕入れておくことをおすすめします。

130715_104349雷鳥坂から小蓮華山にかけての稜線は雷鳥の多いところで、私の場合、およそ80%の確率で雷鳥に遭遇しています。さすがに、雷鳥坂という名前だけありますね。でも、この辺りを里から見れば、春の雪形で雷鳥の形が現れるから、雷鳥坂になったそうです。

130711_121938 小蓮華山の山頂近くでは、眼下に白馬尻を見ることができます。手前の雪渓は白馬沢で、白馬尻から右に延びるのが白馬大雪渓です。
高度感があるところです。

130715_120105小蓮華山です。三国境方面に行き過ぎて振り返ったところの写真です。天通剣が山頂に祭られています。
朝一番のゴンドラに乗って、ロープウェイ終点から小蓮華山まで4時間で来れる方は日帰りも可能です。小蓮華山の出発12時半を過ぎると下りのロープウェイの終了時刻に間に合わなくなってしまいます。

私の場合、このまま三国境から白馬岳を乗り越して日帰りで走っていってしまいます(笑)が、トレランをしている人でない限り、一般の登山者様は、白馬大池や白馬山荘、白馬頂上宿舎でお泊りになって山を楽しんでくださいな。特に、夏の時期は雷雨の危険があり、午後からの長い行動はできません。午後の早いうちに、行動を切り上げて、山小屋に到着するのが鉄則です。

【白馬岳までの記事】栂池~白馬大池~小蓮華山~白馬岳、登山のご案内を読む

尊無上亜甲中玄    玄上

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2013年7月16日 (火)

暑中お見舞い申し上げます。氷が浮かぶ白馬大池と雪倉岳を望む。

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暑中お見舞い申し上げます。いつも大雪渓でしたので、今年は、先週の木曜日(2013/7/11)に撮影してきました氷が浮かぶ白馬大池と、雪倉岳。池の向こうの山小屋は白馬大池山荘です。日中の気温が上がる時期でも15度ぐらいの気温で、猛暑と無縁の北アルプス。この場所で標高2300mぐらいです。

130711_101759 白馬乗鞍岳(2487m)直下の残雪の急斜面を登る私です。 暑い日が続きますが、北アルプスの高地の氷や雪の写真を見て涼しい気分になって活躍してくださいな。

尊無上亜甲中玄    玄上

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2013年7月15日 (月)

風が強いし、寒いし、北アルプスの稜線です。

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今日(2013/7/15)の小蓮華山直下から白馬岳を撮影した写真です。最近北アルプスは、連日のように強風が吹き、北アルプス山頂付近の稜線は視界が悪くなっています。130709_103547 気温も低く、強風下では体感温度は氷点下となり、油断すると低体温症になってしまいますので注意が必要です。
下界では熱中症、北アルプスの上では低体温症・・冗談みたいですが、本当の話ですので、北アルプスに入るときは、装備は万全に。

130715_115639白馬岳から三国境、小蓮華山へと続く稜線もご覧の通り。すごい風とガスで、顔に当たる風が痛いですね。最近の大気の状態が不安定と気象庁が申しているのがうなづけます。

さて、その風の強さたるや、神通清浄祈も浄縁祈の経文も、どんなに大きな声で唱えても、私の耳に入らずに、風で天まで飛んでいってしまうほどです。残念ながら風や気温は写真では見えませんが(笑)。

尊無上亜甲中玄    玄上

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2013年7月14日 (日)

【小蓮華山】白馬大池~小蓮華山はコマクサやハクサンイチゲの季節です。

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白馬大池から雷鳥坂を登っている途中の登山道脇に生息していたコマクサです。高山植物の女王といわれるように、登山者に人気の高山植物です。

白馬山系では、白馬大池から白馬岳までの稜線では、ところどころで見かけることができます。このように、登山道にも生息しているので踏み潰さないように気を使うところです。2013/7/11の写真です。クリックすると大きいのをご覧いただけます。

130711_113907雷鳥坂のハイマツ帯のハイマツの根元に咲いているゴゼンタチバナです。







130711_114052雷鳥坂のハイマツの根元に咲いているコガネイチゴです。「黄金苺」の名のとおり、かわいいきれいな実をつけます。






130711_114644イワツメクサコマクサのコラボです。 雷鳥坂の登山道のど真ん中に咲いていました。うっかり踏まないように。






130711_114843雷鳥坂を登っていると、いろいろな高山植物に出会うことができます。これは、ツマトリソウです。






130711_121553ミヤマアズマギクと、左奥にミヤマキンポウゲのコラボです。 船越の頭から小蓮華山への稜線やく2600m付近に咲いていました。上のツマトリソウの写真もそうですが、写真の画面の中に、まだ花をつけていない高山植物の葉っぱが写っています。これからの季節、ますます色とりどりになっていきます。



130711_122133赤紫のコイワカガミと白いハクサンイチゲのコラボです。 奥の黄色いのはシナノキンバイです。小蓮華山への稜線、約2650m付近です。





130711_122357黄色いシナノキンバイと白いハクサンイチゲです。小蓮華山の稜線です。白馬大池から白馬岳の稜線では、他にも、紫やキバナノコマノツメなどの黄色など、これからの時期、高山植物で天国みたいになります。





130711_123514小蓮華山直下、2750m付近のアオノツガザクラです。 私の好きな高山植物のひとつです。これと同じ形をした花で、ピンクと赤みがかったツートーンの花を見かけますが、ツガザクラです。





高山植物が咲く時期は、急登りにあえいでいるときに励ましてくれる花々がいいですね。ときおり立ち止まってお花の観賞をしながら山を歩くのも面白いですぞ。
山に行かれない方は、高山植物の写真を見て心休めてくださいな。今年はいっぱい高山植物の写真を掲載したいと思っています。



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2013年7月13日 (土)

【天狗原】栂池自然園~天狗原はミズバショウやワタスゲの季節です。

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栂池ゴンドラ経由ロープウェイを利用して白馬大池から小蓮華山に上がる途中は高山植物の宝庫となっています。7月、雪融けと共にたくさんの高山植物が咲き乱れてきています。

上の写真は、ロープウェイ終点自然園駅から天狗原(てんぐっぱら)に登る途中の登山道脇に咲くミズバショウです。自然園駅から天狗原を目指して、1時間ほど登ったところに咲いていました。

私は白馬乗鞍岳、白馬大池を経由して小蓮華山に向かいましたが、ここまで登らなくても、ロープウェイを下りて500mほど歩けば、天然の高山植物が楽しめる栂池自然園がございます。ゴンドラとロープウェイの往復券に入場料がついてきますので、登山しなくても、栂池自然園を2~6時間(コースの取り方にもよる)かけて遊覧してください。

130711_154136栂池自然園から天狗原に向かう登山道に入ったところでみかけたサンカヨウです。キレイに咲いていて、とても整ったサンカヨウに出会うことができました。





130711_154119上のサンカヨウの近くに咲いていたシラネアオイです。白馬岳山系の登り始めの樹林帯に、この7月の時期はサンカヨウと共によく見かけます。



 

130711_093237自然園駅から1~2時間(個人差あり)で、天狗原に到着します。その入り口に、白馬乗鞍岳をバックに、コバイケイソウが出迎えてくれていました。ここまでの急登りの疲れが癒されますね。





130711_094349天狗原の湿原にはかわいいフワフワのワタスゲが咲いています。天狗原を代表する高山植物のひとつです。






130711_094517天狗原の手前から、白馬大池周辺、雷鳥坂にかけてのいたるところで見かけることができるチングルマです。花が終わるとヒゲになります。
7月11日の今、まだ残雪の下になっているところも多いですが、雪融けと共に、いっぱい咲いてきます。この写真は、天狗原のチングルマです。


明日は、白馬大池から小蓮華山までの高山植物を掲載します。高山植物の女王「コマクサ」が登場します。お楽しみに。

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こよみ|暑中見舞いの時期はいつから?いつまで?

年賀状なら、12月25日までとか、はっきりしているのですが、暑中見舞いの期間はいつからいつまでなのか、意外と知られていないので、お話します。

二十四節気の小暑(今年2013年は7月7日)から、立秋(今年2013年は8月7日)までが、暑中見舞いの期間です。小暑からですが、まだ梅雨が明けていないような年は、土曜の入りからがよろしいかと思います。

今年の暑中見舞いの期間はもう始まっています。ちなみに、立秋からは残暑見舞いになります。

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2013年7月12日 (金)

【雷鳥】北アルプス小蓮華山付近の雷鳥です。

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昨日(2013/7/11)、北アルプス小蓮華山の山頂付近で見かけた雷鳥です。白馬岳山系は雷鳥をよく見かけるところです。

130711_123140旨そうに、草を召し上がっておられます。この頃の北アルプス白馬山系の稜線は、雲の中の日が多く、ここ2~3日の間では、唯一、白馬乗鞍岳~小蓮華山の間が晴れています。でも、昨日は小蓮華山の山頂は雲の中。こういう時は、よく雷鳥に出会うことができます。

130711_130822小蓮華山の山頂で、神通清浄祈をして白馬大池に戻る途中の稜線です。振り返ると、雲がかかっていた小蓮華山山頂付近のガスがとれて、小蓮華山を一望できました。
小蓮華山の山頂には大きな鉄剣がお祭りされています。

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2013年7月10日 (水)

【白馬岳】白馬岳はウルップソウの季節です。

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白馬岳山頂付近は、ウルップソウの季節です。絶滅が危惧される高山植物ですが、北海道の礼文島、なぜか、遠く離れた、白馬山系に生息しています。

昨日(2013/7/9)の白馬岳付近のウルップソウとミヤマシオガマやハクサンイチゲなどのコラボをご覧ください。以下の写真はクリックすると大きくなります。

130709_095353ウルップソウと白い花がハクサンイチゲ、赤紫の花がミヤマシオガマです。白馬岳頂上宿舎の付近には、他にも、ミヤマオダマキなど、色とりどりの高山植物が咲いています。

130709_092215ウルップソウとミヤマキンポウゲのコラボです。残雪の雪融けと共に、たくさんの花が咲いてきました。ウルップソウは8月上旬まで見ることができます。

130709_084038杓子岳、前衛の岩峰をバックに、ミヤマキンポウゲです。葱平(ねぶかっぴら)付近もこれから高山植物が咲き乱れ、急な登りの苦しさを和らげてくれます。


たまに高山植物の写真を掲載しますので、心癒してくださいな。

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2013年7月 9日 (火)

【大雪渓】白馬大雪渓、2013年7月。今年は危険度が高いです。

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各地で猛暑、熱中症にご注意ください。と、いうわけで、大雪渓の写真を見て涼しい気分になってくださいな。大雪渓は猛暑とは無縁で、涼しいというより、半そでで居ると鳥肌が立つほど寒いです。

130709_121044今日の白馬岳からの下り、白馬岳山頂側で二度落盤があり、大雪渓に大きな落石が多数転がりました。

急に暑くなって、雪が緩んで、雪に支えられていた岩が剥離して落ちる過程で、粉々に砕けて石となったのですが、この写真のものでも人の背丈の大きさがあります。

付近を下っていた人は反対側に逃げて無事でしたが、トップシーズンの休日には団体の列ができるところですので、なんだか、今年、事故にならなければいいのにと案じています。

「バキバキ!」と、何かと思いきや、観光バスを平たくしたような岩が、上のほうで剥がれてくる。下を見れば登山者がいるので、「ラク!」と叫ぶ。あんなに大声で叫んだのは久しぶりです。

120702_092910 視界が良かったので、剥がれるところを発見できたのですが、ガスがかかっているときだったら、大勢列を作っていたら、と思うとゾッとしますね。(この写真は1012年の7月の上旬の落石の様子です。)

ガスがかかっているときの大雪渓は命がけです。視界のないときや、雨のときは、大雪渓ルートは使わないほうがいいです。大雪渓はとても危険なルートであるわけですが、今年の夏は危険度が高いと思います。

130623_073918今年の大雪渓の荒れようは、平成7年以来だそうです。3号出合から下は、あちこちで割れており、どうルートを作るのか、大変ですね。

大勢登る時期になってきていますが、こういうときは必ず誰かが割れ目に落ちると聞いております。

お盆にかけてある程度整備はされると思いますが、今年の夏の大雪渓は難易度が高いので、事故にあわないよう十分ご注意ください。【追記】7月中に関係者の皆様でルートが整備されており、この夏、めったにない巨大クレバスを体験できます。【大雪渓】必見!夏の白馬大雪渓、巨大クレバス。涼しい見学ハイキング

今年は以上のような状況ですので、大きな遭難事故のないように、祈っております。


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2013年7月 8日 (月)

熱中症|水分補給について。

各地で梅雨があけてきましたが、それと同時に熱中症対策が大変です。私がいつも山に出かけるときなどの経験上から、熱中症についてお話します。今日は、水分補給についてです。

さて、その熱中症、水分を摂りましょう、塩分を摂りましょう・・この時期、耳にタコができるほど耳にする聞くと思います。

では、その水分、どれぐらい飲めば良いのか?喉が渇いたから、ちょっと喉潤す程度飲むというのではなく、思っているよりもたくさん必要です。

朝起きた時に、暑い外に出る前に、外での活動中に、外から帰ってきた時に、お風呂上りに、寝る前に、など、それぞれ、200~300ml。

真夏日となれば、一日に2リッターは必要ですぞ。


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2013年7月 7日 (日)

星空|七夕に天の川を見る。方角と時刻。

今日は七夕です。白馬は一日中雨が降っていますが、梅雨が明けたところは猛暑とうかがっています。熱中症にお気をつけください。

A_tanabataさて、今日は、七夕に天の川を見るための方角と時刻のお話です。まず、左の写真をクリックしてください。別ウィンドウで大きいのが表示されます。それを見ながら、以下のお話を読んでください。

この図は、7月7日の20時頃の東の空です。(ウェブアートデザイナーで私が作成しました)

まず、夏の大三角形を見つけましょう。夏の大三角形はベガ、アルタイル、デネブという一等星をつないだ大きな三角形です。こと座のα星「織姫星」が一番明るく、次いで、わし座のα星「牽牛星」、それぞれ1等星というより0等星です。そして、はくちょう座のα星デネブ。

ところで、20時というと、街の明かりが明るくて、天の川がきれいに見ることができない時間帯です。そこで、街が眠りにつくころの22時以降が天の川を見るのによろしいと思います。

東の空を見て、20時から時間が経つにつれて、この図は昇っていきます。23時ごろには、ベガは頭の上に来ると思います。

さて、7月7日が曇りや雨だった場合でも、七夕の星を見ることができます。東の空にこの図のようになるのは

3月上旬、午前4時ごろ
4月上旬、午前2時ごろ
5月上旬、午前0時ごろ
6月上旬、午後10時ごろ
7月上旬、午後8時ごろ

です。

8月上旬の午後8時は、東からさらに昇っています。
9月上旬の午後8時は、ベガがほとんど真上に差し掛かっています。
10月上旬の午後8時は、この図を上下さかさまにして西を見ます。
11月上旬の午後8時も、この図をさかさまにして、ベガとアルタイルが水平線と平行に見えます。
12月上旬から2月下旬まではアルタイルをうまく見ることができないので、時間帯を変えても七夕の星空を見ることはできません。


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2013年7月 5日 (金)

こよみ|小暑と七夕

明日は二十四節気の小暑、そして、明後日は七夕です。

各地で30度を越える暑さになってきているようですが、今日の白馬はとても涼しい一日でした。朝晩は20度を下回って、半そででいると鳥肌が立ちそうな気温です。

さて、七夕の織姫と彦星ですが、7月7日が曇りであっても、いつでも見ることができます。織姫(ベガ)は見る時刻を変えれば年がら年中見ることができるし、彦星(アルタイル)は晩秋から2月の初めを除いて、これもまた、見る時刻を変えれば見ることができます。

2月の終わりごろの明け方の寒い空に浮かぶ夏の天の川をはさんで見える七夕は素敵ですね。

まあ、どうして、こんな梅雨時の7月7日に七夕になったのでしょうね。実は、実際の七夕は旧暦の7月7日で梅雨の明けた後になのです。

天文学に興味のない方は7月7日しか見ることができないと思いがちですが、世間が「七夕」だといっているからというような常識にとらわれず、星空をご覧くださいな。

ここで、行者、ひとこと申す。

根拠のない常識にとらわれていたから、物事がうまく運ばなかっただけの人も多いものです。社内恋愛を待っているばかりの方は、お見合いをしてみるとか、なかなか就職できない方は、バイトでも良いからいっぱい経験を積んでいく中で、道はいっぱいありますぞ。実践、それも、徳のうちです。

参院選が始まりましたが、こういうときこそ、「テレビで言ってたから、新聞や週刊誌に載っていたから・・」だけで判断するのはいかがなものかと思います。すべてを鵜呑みにしてしまうと、政治は、テレビや新聞、週刊誌が動かすこととなる危険をはらんでいます。あくまでも、それらは、コメンテータやジャーナリストの意見のひとつであり、大切なのは、有権者の意見ではなかろうか。

常識なんてのも怪しいものです。よーく、心を研ぎ澄ますのですぞ。

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2013年7月 3日 (水)

安藤美姫選手に祝福。

合掌

 フィギュアスケートの安藤姫選手が4月に出産している事がわかったという報道を見て、感心しました。女性アスリートは大変ですね。その中、新たなる命を育もうと頑張っている姿には感銘を受けます。

 未婚の母だとか、結婚のやり方に、批難もする方もいるかもしれません。でも、行者は祝福したいと思います。そして、出産という宿命を背負っていることを、理解できる環境が、世間に育っていけば良いのではなかろうかと思います。

 それは、単に、産休を多くとれるようにするとかいう問題ではなく、子供は女性だけで産まれるものではないという、生まれてきた子供に対しては当然の事への理解、男女双方に同等の責任があるということは、少子化の今、見つめる必要があるのではなかろうか。

 安藤選手と同じ年頃のアスリートの娘をもつ親としても祝福します。でかした。

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2013年7月 1日 (月)

【辻説法】生きる目的とは?

 久しぶりの辻説法です。

 道場にて大玄行を経験されました方は、お経本が手元にございますのでご存知と思いますが、本日の辻説法は、「亜甲中玄経真空玄類第一」の中の一節より、

 ・・・人類の願うところは楽を受け苦を抜き(享楽抜苦)、安き憩いを願い求め(希求安憩)、以って満ちたれり。かるが故に、身心を失い、たんたること海の如く、りゅうたること止まることなく、欲望は混々として、永久に静たることを得ざるなり。・・・

 と、ございますように、私がいつもお話している事でありますが、享楽抜苦に心が走ってしまうと、なかなか力が発揮できません。そら、辛いこともあるだろう、いつになったら楽になれるのかと思うこともあるだろう。しかし、そのように思うが故に、真実幸福を見出せないのです。

 マラソン選手やスポーツをしている人、また、登山をする人を見ていて、「どうして、あんなしんどいことが、楽しいのだろう。」と、思う人もいるでしょう。それは、それをしている時の彼らには、享楽抜苦はないのです。それを求めれば、マラソンにもスポーツにもならない。登山にもならない。

 では、どうして、享楽抜苦を消すことができるのか?それは、人知れぬ苦しみの向こうに、喜びがあるからなのです。その喜びとは、成果でもない。目的とするものでもない。「生きる目的は」とか、「目標が」とか、次元の低いことが論じられるほどに、人の心というものは狭いのです。目的や目標がなければ、喜びと思えない、感謝の念が湧かない、幸せになれない、狭き心となってしまう。

 登山する人には山頂に立つことを喜びとする人もいるが、それはまだまだ甘い。夏の登山者でたまに見かけるのは、同行者が具合が悪くなって、自分が山頂にいけなくなったとき、その人を待たして行ってしまう人がいる。時として、具合が悪くなっている人を責めている人もいる。私はそういう人を登山者とは思っていません。観光の延長で山に入ってきた観光客と定義つけております。

 山頂が目的ではない。山を登る事自体を喜びにするということ。そう、目的や目標があるから、やっていけるのではなく、目先の目的や目標といったような野暮ったいものがなくても、日々精進していくことのできる広く大きく強い心の器と力。次元の進んだ思考で邁進できますよう、応援しておりますぞ。

 最後に、ヒントをあげよう。どうして、目先の目的や目標なんぞ無くても良いのか。無いという事は、無限に大きいということなのです。

尊無上亜甲中玄     玄上

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