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2019年12月27日 (金)

天高き事一万尺、栂池から雪の白馬岳連山を望む。

「天高き事一万尺、晴々大謐の妙理」

来年、里道場におこしになられたり、拝顔巡業でお会いする皆様にお渡しする記念タオルに入れた文です。下界は悶々とした天気でも、雲の上に出ると晴々として大謐であります。混沌なる世でありますが、それらの現象に惑わない強い理力と共にありますよう祈念申し上げます。

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寒行週間の最終日は快晴になりました。左端から、白馬鑓ヶ岳と杓子岳、中央に白馬岳、右端には小蓮華山を拝んで神通清浄祈を唱えました。今年一年お世話になった山々。今年も歩きつくしたこのアルプスの山々を仰ぎ、新しい年の力を感じます。皆様の来年の平穏を祈念していますぞ。

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尊無上亜甲中玄   玄上

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2019年12月16日 (月)

北アルプス杓子沢に寝待月

北アルプス白馬岳連山、白馬鑓ヶ岳と杓子岳の間の杓子沢に寝ているというか、転がっている月齢19の「寝待月」のお月様です。ここにスッポリと入る光景は珍しいのでご覧くださいませ。まさに「命中!」です(笑)。12/16/2019、午前9時7分に白馬村森上から撮りました。

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お月様は、満ち欠けに名前があるのをご存じでしょうか。皆様、ご存じなのは三日月や満月ですね。月齢0が「新月」。旧暦の一か月はここから始まります。三日月の次が「夕月」ですが、巷では、これを三日月と呼ぶ場合が多いようです。途中はずいぶん省略になりますが、上弦の月を経て、月齢15前後が満月です。

満月のあとは、月齢16が「十六夜」と書いて「いざよい」と申しますが、そのあとにも名前があり、月齢17が立って待っていると東の空から出てくるので「立待月」、18が座って待っていると出てくるので「居待月」、そして、ちょうどこの写真の大きさの月齢19は寝て待っていると出てくるので「寝待月」です。その次のあとは、夜が更けてから出てくるので「更待月」となっています。

昔聞いた話ですが、地域によっては子宝や子育ての平穏を願う月待という行事があるそうな。中でも、ちょうど夜中の12時前後に出てくる月齢23の下弦の月を待つ二十三夜待ちという行事があって、八ヶ岳連峰の横岳にも「二十三夜峰」というのが、その名残かと思います。「下弦の月が浮かぶ。永遠に続く愛を。」・・・どこかで聞いたような(笑)。

さて、寒行週間が迫ってまいりました。令和の時代の初めての寒行週間。至心玄道25周年でもあり、亜甲中玄経50周年でもある、特別な思いの今年の暮れです。これからの時代が平穏でありますよう祈念していますので、令和2年隆盛安泰祈願にご参賀くださいな。

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2019年12月13日 (金)

北アルプス|雪の白馬岳連山と夏の星座の競演です。

月夜の晩に幻想的に浮かぶ白いアルプス。それを星空の写真を撮る要領で写すと、昼間のいつもの白馬岳連山の上の青空に星が出ているように写ります。山と星の合成ではありません。

先日、満月前の月齢12.7の月夜に撮りました。雪の白馬岳連山と夏の大三角形。珍しい冬の雪山の七夕の風景をお楽しみくださいな。撮影場所は松川にかかる白馬大橋からです。写真はクリックすると大きくなります。

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α Lyr., α Aql., α Cyg. and The Hakuba mountain range.
Dec. 9 2019 19h26m(JST) / SIGMA EX DC 21mm/17-50mm F3.5/2.8 PENTAX K-70 iso1600 13sec. / in白馬村 by.玄上

白馬岳連峰の上に輝く夏の大三角形です。右下の一番明るい星が、こと座の1等星ベガ(α Lyr.)、白馬岳の上に輝く織姫星です。左下の明るい星が、わし座の1等星アルタイル(α Aql.)、天狗の頭の上に輝く彦星です。そして、やや右上の明るい星が、はくちょう座の1等星デネブ(α Cyg.)です。これらを夏の大三角形と言います。

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α Lyr. and Mt.Hakubayarigatake,Syakushidake,Siroumadake.
Dec. 9 2019 19h28m(JST) / SIGMA EX DC 50mm/17-50mm F3.2/2.8 PENTAX K-70 iso 1600 8sec. / in白馬村 by玄上

白馬三山、白馬岳の上に輝くこと座の1等星ベガ(α Lyr.)です。雪山と夏の星を写真にできるのは今しかありません。このあと、夏の星座は西へと去っていきますので、来年の今頃まで雪山と夏の星座を同時に見る機会はなくなります。七夕と言えば、夏が定番ですが、その頃は梅雨の時期で織姫様と彦星様はなかなか会えないので、冬のスキー場でデートしています(笑)。これも、一年に一度というわけです。

天高き事一万尺の頂は大宇宙の理力に通じる。まさに、それを思わせる一枚の写真です。キーンと引き締まる寒空の下から、新しい年の隆盛とご安泰を祈念しております。

尊無上亜甲中玄   玄上

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2019年11月14日 (木)

北アルプス|白馬山ろくの三段紅葉。

昨日の晴れとはうってかわって本日は雨時雨、白馬村には午後の遅い時間から雪になる予報が出ています。今シーズン初めての雪マークが登場しました。いよいよ里に雪が訪れそうです。昨日の秋の最後の晴れとなりそうな天気の元で撮ったアルプスの写真を掲載しておきます。ご覧になって心休めてくださいな。

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冠雪した小蓮華山の「」、紅葉が終わった岩岳山腹の「灰褐色」、里の紅葉の「」。以上、白馬山ろくの三段紅葉です。
これに、手前の常緑樹の「」とあわさって四段紅葉になっています。

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松川にかかる白馬大橋の上から白馬三山です。右端から、小蓮華山、白馬岳、杓子岳、白馬鑓です。中央のまだ雪がない山は小日向山。きれいな三段紅葉になっています。

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10/22日に標高2600m以上の北アルプス稜線が初冠雪して始まった雪が、八方尾根の標高1900m付近の八方山まで降りてきました。11/14現在の白馬村の里は雨が降る木枯らしの天気ですが、アルプスは吹雪になっていることでしょう。そして、冬型の季節風が吹くと、里に初雪がやってきます。
八方尾根スキー場も、すっかり雪を迎え入れる準備が整っています。

冬へと季節が進んでいます。寒暖差にご注意くださいな。ついうっかり薄着で、風邪をひかぬように。また、爆弾低気圧になりそうですので、北日本の皆様は特にご用心ください。

尊無上亜甲中玄   玄上

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2019年10月22日 (火)

初冠雪|北アルプス白馬岳連山に雪が来ました。令和元年の初冠雪です。

10/22/2019 今朝までの雨がやんで、夕方になって里から稜線が見えたころ、北アルプス白馬岳連山の初冠雪を観測することができました。例年より遅いですが、来るときは来るものですね。
※各写真はクリックすると大きくなります。

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国道148号の松川にかかる橋の上から、白馬三山です。

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白馬鑓ケ岳です。大出原の雪だまりが真っ白です。

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杓子岳です。長野県側の断崖は雪付が悪いので塩をふった程度に見えます。

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白馬岳です。標高2500m付近から上が冠雪しているようですね。

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小蓮華山です。先週に氷の写真を掲載した山です。ついに雪が訪れました。

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南に目をやれば、五竜岳。雲の間から見える山頂には雪が来ています。

稜線で始まった紅葉が里に降りてくる頃、稜線では雪が始まりました。これが里に降りてくると、いよいよ白馬村にも本格的な冬が到来します。

初冠雪が始まると、亜甲中玄経理力類肝要文の祈願の始まり。これからの時代の力を込めてお祈りしております。

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2019年10月11日 (金)

北アルプス|蓮華温泉~秋の白馬大池から小蓮華山

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昨日、は台風前の快晴のお天気。蓮華温泉から白馬大池まで登って、小蓮華山の天通剣で祈願をしてきました。明日明後日と台風の大風や豪雨になりそうですので、進路にあたる皆様はご注意ください。写真は、船越の頭から小蓮華山に通じる天高き事一万尺の稜線のプロムナード。爽快な天空の散歩道といったところですね。

では、登山口の蓮華温泉からです。各写真はクリックすると大きくなります。

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蓮華温泉の駐車場に車をとめて、ひと登りすると、木々が開けたところで、谷の向こうに蓮華温泉の野天温泉群を見ることができます。

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蓮華温泉から登る事、1時間あまり~2時間(個人差がある)、標高約1900mのところに「天狗の庭」という視界の開けたところに出ます。

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天狗の庭からは、富山県と新潟県の県境にある雪倉岳が大きい。

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日本海や糸魚川市を一望できます。

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天狗の庭から、1時間あまり~2時間(個人差がある)かけて登ってくると、樹林を抜けて、やがて上部の視界が開けてきます。すると、白馬大池がもうすぐです。

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登山道の両脇にチングルマなどの高山植物が生息する平地に出ると、そこは白馬大池です。急に開けた高山の景色に感動する事でしょう。蓮華温泉を登り始めて2時間あまり~4時間(個人差があります)です。写真、左端に白馬大池山荘の山小屋やテント場が見えています。登山道の両脇には高山植物保護のための立ち入り禁止グリーンロープが張られています。

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白馬大池山荘のチーフに挨拶をして、小蓮華山に出発します。ひと登りすると、景色のいい稜線に出て、これから登る小蓮華山が見えます。そして、船越の頭まで、雷鳥坂の登りが待ち構えています。

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船越の頭からは、左から四阿山、浅間山、中央やや右に八ヶ岳と富士山、さらに右には南アルプスの山塊を望むことができます。地球はまるいので、ここから富士山を見ると、八ヶ岳や南アルプスより低く見えます。

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小蓮華山本体への登り。標高約2600m。来た道を振り返ると、船越の頭の左下に白馬大池が見えます。その向こうには、左に日本海、そして、新潟の山々の頸城山塊、新潟焼岳や火打山、妙高山を望むことができます。

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標高2766m、小蓮華山の山頂です。小蓮華山は長野県と新潟県の県境にあり、新潟県で一番高い山です。長野県側は崩落のため立ち入り禁止のロープが張られています。

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小蓮華山山頂から長野県側の白馬岳連山です。長野県側はすっぱりと切れ落ちています。左下には大雪渓ルートの白馬尻が見えています。右端から、白馬岳、左に、杓子岳と白馬鑓がかぶっています。中央左奥のネコミミ(笑)が鹿島槍ヶ岳です。なお、小蓮華山があれば大蓮華山があってもいいではないかと探したら、白馬岳がその昔に糸魚川や富山県のほうで大蓮華山といわれていたそうです。

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小蓮華山山頂から新潟県側です。中央やや右が、雪倉岳です。天狗の庭からは仰ぎ見たのに、小蓮華山からは眼下に見えます。左端は鉢が岳です。雪倉岳と鉢が岳の間には、遠く、日本海にそそぐ黒部川が見えていて、あのあたりが富山県黒部市です。

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小蓮華山から続く、白馬岳方面、三国境への稜線のプロムナード。気持ちのいい稜線漫歩を楽しむことができます。

小蓮華山の山頂には高さ2mほどの天通剣(鉄剣)がお祀りされていて、この山頂に立つといつも神通清浄祈と浄縁祈を唱えてきます。今回は「亜甲中玄経理力類肝要文」などの祈願をしてきました。皆様が平穏でありますように、お祈り申し上げます。

尊無上亜甲中玄   玄上

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2019年10月 5日 (土)

北アルプス|秋の白馬大雪渓ルートの注意喚起です。

今年2019年の秋の白馬大雪渓の雪は、これだけです。少ないですね。そのうち、万年雪というのがなくなる時代が来るのではないかと危惧しております。

さて、大雪渓ルートで白馬岳についての注意喚起。大雪渓ルートは3号雪渓出合のこの写真の左端の石ゴロ砂山の上のヘツリになっていて、幅も狭く、足元がずりやすいので、下りに使うと危険です。特に下りが苦手な方や中高年登山者さんは、栂池から往復するか、大雪渓ルートは登りに使って栂池に下山したほうが賢明です。なお、鑓温泉小屋や白馬尻小屋、天狗山荘は営業を終えています。
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写真は、ヘツリの急斜面の途中からです。実は、私も振り返ってよそ見をしたときに足を滑らせて落ちそうになりました(笑)。そのとき、積雪期における雪上の滑落防止の技が役に立ちました。コケるときに体を180度回転させて腹ばいになって、滑落を止めるのです。もし、なすすべもなく、尻もちのまま落ちると、大けがをするか、命にかかわる事態になります。

そろそろ初冠雪の時期。北アルプスは長い冬に入ります。残り少ない秋山のシーズン。ご安全でありますようお祈り申し上げます。

尊無上亜甲中玄   玄上

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2019年9月28日 (土)

白馬山系|北アルプス草紅葉の大パノラマ。

白馬岳から下る事、アルプスの稜線の縦走路は村営白馬岳頂上宿舎の上を通過して、丸山に少し登り返します。丸山から杓子岳に向かって、丸山と杓子岳の鞍部(コル)まで、帰りの登り返しのことを思うと、ぞっとするぐらい下り、杓子岳への登り返しとなります。

さて、この間の縦走路からの富山県側の風景が、すごくビッグなのです。何度も写真を撮っていますが、写真では表現できないぐらいの大きさがありますので、その風景は写真で持って帰ることはできません。だから、足を運ぶしかないわけです。それでも、その写真を載せておきますので、ご覧になって心休めてくださいな。(各写真はクリックすると大きくなります)

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丸山に登ると、白馬岳(2932m)の全容を見ることができます。山頂直下に横たわっている山小屋が「白馬山荘」。すぐ下に見えている山小屋が「村営白馬岳頂上宿舎」とテント場です。「頂上」と名がつくほうが下の小屋です。稜線の縦走路は白馬岳山頂から手前に下って白馬山荘の間を抜けて、斜め左へと通じています。その後、写真を撮っている丸山に少し登ります。残雪が中央に見えていますが、今年は量が少ないです。

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丸山から少し杓子岳よりに下ったところから、富山県側を写しました。2700~2800mのアルプスの高原の風景、これは写真にしてしまうとダイナミックでなくなりますが、風と気温と奥深いパノラマは写真には写らないとしたものですね(笑)。黒部川の深い谷の向こうに、剣立山連峰です。

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丸山と杓子岳のコルまで下ってきました。富山県側は平原のようでもあるし、ここから谷になっていくだろうという地形は、この先で、深い傾斜となって黒部川に落ち込んでいくのであろうなあと、想像しただけでも北アルプスの雄大さを感じるところです。

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丸山と杓子岳のコルから長野県側、白馬大雪渓の谷です。遠く頸城山塊を望むことができます。右端には天狗菱の岩稜が写っています。白いのは万年雪です。5月の頃は大雪渓ルートで直接このところまで雪の上のバリエーションで登ってこれるので、丸山を乗り越す必要はありません。ただし、雪の急斜面は、12本爪アイゼン、クランポンとピッケルは必須。落ちると標高差700mは止まりません。

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杓子岳山頂の北の端。長野県側、双子尾根と杓子尾根がジャンクションピークで合わさって、ここに到達する積雪期のルートが登りついたところです。無積雪期にはご覧のように、岩がナイフの刃のようになっていて怖いです。積雪期もナイフリッジですが。この高度感は半端ではありません。
正面の緩い山頂の山は、小蓮華山です。

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杓子岳山頂の北の端から南を写した写真です。杓子岳の山頂標識(2812m)が左端に見えていますが、その奥は白馬鑓ガ岳(2903m)です。杓子岳から白馬鑓に向かうのも、杓子岳と白馬鑓のコル(杓子沢源流)まで下って登り返しになります。この風景の実物はとてもビッグなのですが、写真では雄大さを伝えることができないのが残念です。

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杓子岳山頂から富山県側、旭岳~清水岳(しょうずだけ)方面です。石ゴロの急斜面を登ってくる登山者が写っています。これ、平らな風景ではありません。かなりの急斜面なのです。写真ではその奥行きを表現できないですね。草紅葉の風景もおそろしく雄大なのですが。この全体の風景というのは写真にして持って帰ることができません。目で見るしかないのです。だから、また登る。

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丸山に戻ってきました。右奥に鉢が岳と雪倉岳が顔をのぞかせています。さあ、ここからは猿倉まで、標高差約1500mあまりの下りを一気に下るのみです。
大雪渓ルートは雪がほとんどないので秋道になっていて、途中のヘツリ道は大変危険な状態になっているので下りにも時間を要します。私の足で3時間あまり。午後2時に出発して5時過ぎでした。大雪渓に雪があるときは2時間あまりです。一般の登山の方はこの1.5~2倍はかかりますので、午後2時下山開始だと、途中で暗くなりますから、山小屋に泊まられたほうが賢明です。

白馬岳連山の稜線から見る景色。北アルプスのうちでも北部に位置し、日本海の影響を受ける独特の風景は幻想的ともいえるほどに、その形容する言葉が見つかりません。神秘的な領域です。

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2019年9月26日 (木)

杓子岳|白馬大雪渓から杓子岳へ。

北アルプスの白馬岳連山。白馬三山の中央に位置する杓子岳(2812m)。今日は猿倉から早朝から日帰りピストンしてきました。累積標高差が2000mを越えるので、戻ってきましたら夕方になってしまいました。とりあえず、行程に沿って写真を掲載しておきます。

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標高約1700m大雪渓ケルンから少し登ったところの大雪渓とミソガワソウです。今年の秋の白馬大雪渓はとても雪が少なく、5~10年前はクレバスの注意喚起だったのが、最近、そもそもクレバスになる雪がない。年々少なくなっていく大雪渓の雪。温暖化が加速しているように思います。温暖化のお話はいずれいたします。

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大雪渓を登り詰めて、もうすぐ標高2700m。先週掲載しました杓子岳のカール地形と同じところです。草紅葉がかなり色づいてきました。

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杓子岳へは、標高2800m近い丸山というピークを越えなくてはなりません。そして、2500m近くまで下って、2812mの杓子岳に登り返します。写真は丸山を越えて杓子岳を目指して下っているところです。

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杓子岳への登り返しの途中で振り返ってみた写真です。右は白馬岳。左が旭岳。旭岳のやや右手前が丸山のピークです。ピークから下って、やがて、白砂のジグザグをどんどん下ります。帰りはこれを登り返さねばなりません。

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行く手には杓子岳が待ち構えています。最後の急登りルートが見えています。左端は天狗菱です。

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杓子岳(2812m)山頂。バックは黒部の深い谷へと落ちる草紅葉の谷です。

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杓子岳の山頂は南北に細長く、山頂標識は北の端にあります。山頂稜線は長野県側がすっぱり切れ落ちていてスリリングです。3年ほど前に山頂の長野県側への崩落があって、山頂は狭くなっています。杓子岳は白馬三山で一番背が低いのですが、その姿は神秘を感じさせるところです。

今日は、秋のお彼岸の明け。天高き事一万尺で祈願してきました。

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2019年9月24日 (火)

白馬岳からの展望|剣岳・立山連峰

白馬岳連山から南に延びる後立山連峰からは、黒部の深い谷を挟んで、剣立山連峰が大きい。私は剣岳へは立山・室堂ターミナルの観光の喧騒を避けて、標高約750mの富山県の馬場島から剣岳山頂の2999mに突き上げる早月尾根の累積標高差約2300mを往復します。早月尾根の標高差が大きいのを嫌ってか、一般の登山客が少なく静かな山行が可能です。

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白馬岳山頂(2932m)から、黒部の深い谷を隔てて、霊峰・剣岳(2999m)の尖峰を望む。剣岳の左へと立山の山塊です。右奥の薄い山は岐阜県と石川県の県境に位置する白山です。左の谷の底には黒部ダムの黒部湖が小さく見えています。その奥は黒部五郎岳方面です。北アルプスも南アルプス同様に大きいですね。

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上の写真とは逆に、剣岳(2999m)から、黒部の深い谷の向こうに白馬岳連山を望む写真です。中央やや左が白馬岳(2932m)です。白馬岳のすぐ左は旭岳。中央やや右の白いのは白馬鑓ガ岳(2903m)で、杓子岳は白馬鑓の左肩に少し出ているのですが、写真ではわかりにくいです。白馬鑓の右へと天狗の頭へと続き、右端のくぼみは不帰の嶮へと続きます。後ろ立山は、右に写真からはみ出して(笑)、唐松岳、五竜岳、八峰キレットを経て鹿島槍ヶ岳から南へと続きます。

八峰といえば、剣岳にもその名前があり、写真手前に写っている岩峰が剣岳の八峰です。険しい岩稜が続き、上級アルピニストの領域です。なお剣岳北方稜線は単独登山が禁じられています。

弘法大師が千束のわらじをしても登りえなかったという霊峰剣岳を望む、天高き事一万尺から、世が平穏でありますようお祈り申し上げます。

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