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2019年9月10日 (火)

南アルプス、標高三千メートルの山々。仙丈ケ岳から。

標高三千メートルの重鎮が並ぶ南アルプスの山々。大井川源流、また、富士川や天竜川にも水を供給する深い谷。私が何度と足を踏み入れた山域です。それを標高3033mの仙丈ケ岳山頂から展望の写真からお話いたします。力作ですので(笑)、写真をザーッと見飛ばすのではなく、じっくりと読んでくださいな。

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日本第二の高峰「北岳(3193m)きただけ」の肩に、富士山が乗っている景色です。

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左遠くに八ヶ岳連峰。八ヶ岳の手前が鋸岳、右に「甲斐駒が岳(2967m)かいこま」です。仙丈ケ岳が3033mですから、甲斐駒の2967mと足して2で割ると3000mになります(笑)。

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北岳(3193m)と右に日本第四の高峰「間ノ岳(3189m)あいのだけ」が並ぶ景色です。ちなみに第三位は北アルプスの奥穂高岳(3190m)です。

間ノ岳にかぶって見えませんが、農鳥岳「農鳥岳(3026m)、西農鳥岳(3051m)」と並ぶ姿を「白峰三山」といいます。白峰三山を縦走しようとすると、最低でもどこかで小屋やテントで2泊必要になるというスケールです。テントや食料の重荷を背負うと時間と体力を食うので、白馬三山を日帰りザックを背負って走るのとは違って、南アルプスの怖いところです。

さて、お話を写真に戻しますと、北岳と間ノ岳の間、間ノ岳の肩の左のピークは「中白根(3056m)なかしらね」、右の肩のピークは「三峰岳(2999m)みつみねだけ」。三峰岳は、仙丈ケ岳から塩見岳へと続く南アルプスの屈指の長い稜線「仙塩尾根」の途中のピークです。直線距離にして15km、上り下りがあったり尾根は曲がっているので、累積標高差はざっと2000m以上、距離は30kmほどになり、テント装備ですべてを歩くと5~7日はかかります。

写真にしてぱっと見ただけではスケールがわかりにくく普通に山が並んでいるように見えますが、手前の野呂川の深い谷からせりあがる山容はおそろしくでかいです。

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仙丈ケ岳の山頂から南へと延びる仙塩尾根です。少し下った先、右の一番手前のピークは「大仙丈ケ岳(2975m)おおせんじょう」です。

仙塩尾根はここから高度を下げて野呂川越を経て、再び三峰岳へと高度を上げます。三峰岳から再び熊ノ平へと高度を下げて、塩見岳へと続きます。途中もいくつかの山越えがあり、アップダウンの厳しいルートです。その上に、途中は登山道というよりまばらな踏み跡程度のうっそうとしたジャングルになっているので、昔の登山者の間では「馬鹿しか行かない馬鹿尾根」と呼ばれていたそうで、私は馬鹿です(笑)。ま、その分、静寂に満ちた神秘を味わうことができるのも南アルプスの特徴です。

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上の写真の一部を拡大すると、南アルプス南部の巨峰群です。左のほうに塩見岳と荒川東岳(悪沢岳) の三千メートル峰が二重になっています。手前が「塩見岳(3047m)しおみだけ」、奥が「荒川東岳(3141m)ひがしだけ」。荒川東岳は日本五位の高峰です。

荒川東岳から右に下って、ゆるく登ったところの写真中央が「荒川中岳(3083m)なかだけ」。その右下へと荒川北面カールが続いています。カールを挟むように「荒川前岳(3068m)まえだけ」。荒川東岳のさらに東には千枚岳があり、中岳と前岳を一つの峰として、荒川三山といいます。

ちょっとかぶって見にくいですが、荒川前岳のやや右奥のずんぐりした高い山が「赤石岳(3120m)あかいしだけ」日本第六の高峰です。さらに、その右奥が「聖岳(3013m)ひじりだけ」です。

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上の写真とは逆に、塩見岳から仙丈ケ岳を撮った写真がないか探してみたら2012年の秋に撮っていました。右手前から延びている稜線が仙塩尾根です。幾重にも連なる山々を経て、左端奥のなだらかに見える山が「仙丈ケ岳(3033m)せんじょうがたけ」です。その右、中央よりやや左奥の白っぽい山が「甲斐駒ヶ岳(2967m)かいこまがたけ」です。

右端の山が「西農鳥岳(3051m)」、農鳥岳のピークは右端に切れてしまっています(笑)。西農鳥から左に高度を上げたところのずんぐりした山が「間ノ岳(3189m)」、間ノ岳の左肩に少し見えている尖峰が「北岳(3193m)」です。

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ふたたび仙丈ケ岳山頂からの写真、とてもなつかしい山が遠くにあります。地味ですが、この山のお話をしなければ終わりません。双耳峰の「笊ガ岳(2628m)」と布引山です。静岡市の安倍奥の南アルプスの起点と呼ばれている山伏岳から北へ、農鳥岳までの約40kmにおよぶ長大な稜線「白峰南嶺」の途中にあります。

この稜線の区間には山小屋も整備された登山道も水もなく、水を求めるには往復2~3時間かけて沢に下らなければならないし、踏み跡はたまにはあるが、ほとんど未開の山です。そのぶん、人は訪れません。かつて出会った人はゼロです。神々との触れ合いの領域ですね。

長年苦楽を共にしたこれらの山々を眺めれば、とても懐かしく思います。白馬岳連山が私の今のホームなら、南アルプスはふるさとみたいな感じです。

尊無上亜甲中玄    玄上

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2019年9月 9日 (月)

南アルプス|北沢峠から小仙丈ケ岳~仙丈ケ岳

北アルプスを離れて南アルプスに行ってきました。南アルプスは、かつて約15年の間に山行しつくした三千メートルの山々です。なつかしい山々の御姿はやっぱり落ち着きますね。

南アルプスは北アルプスと違って険路は少なく派手なアルペンチックな趣に欠けるが、山頂から山頂の間がとても長く体力のいる山域であり、登山道として未開の部分も多いので、富士山や槍穂高、立山、乗鞍といったところの観光登山のような趣から離れて、三千メートルを超える大きな山体でありながら、どこか哲人がどっしりと構えている山域です。

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シラビソやトウヒで覆われている南アルプス独特の深い森です。写真は北沢峠から小仙丈ケ岳へと登る事標高約2300m地点です。

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標高2700mを超えようかとするあたりからやっと森林限界に出ます。振り返れば甲斐駒ヶ岳(2967m)、その左向こうに八ヶ岳連峰が見えます。こうしてみると、南アルプスの山は深い森で覆われているので、北アルプスに比べると「毛深い」(笑)です。ちなみに白馬岳連山の森林限界は2300くらいで、400mのぶん南アルプスは森が多いということですね。

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山頂が南北に長い小仙丈ケ岳(2855~2864m)へと続く稜線です。北沢峠から標高差800mほど視界のないうっそうとした森の中を喘ぎながら登ってきて、一気に開ける空と稜線の風景は、頑張って登ってきたご褒美のように爽快そのものです。

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登りついたところが小仙丈ケ岳(2855m)のピークです。以前は2855mの標識でしたが、それが割られて2864mに変わっています。南アルプスは年間数mm~2cmぐらい隆起しているとはいえ、数年のうちに9m背が伸びた(笑)わけではなく、2864mのピークはもう少し仙丈ケ岳よりの岩場を下る直前のところにあります。ヤフー地図など大まかなマップでは2864mになっていますので、いままでの2855mピークに建ててしまったのでしょう。ま、小仙丈ケ岳全体として低いほうに合わせるより高いほうが気持ちはいいですね(笑)

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仙丈ケ岳(3033m)の本体です。小仙丈ケ岳からの稜線は、雄大な小仙丈カール地形の東を三千メートルへと続いています。まさに、天高き事一万尺であります。

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藪沢カール上部、標高3000mの稜線です。稜線越しに、右から鳳凰三山、早川尾根アサヨ峰、栗沢山の南アルプス最北部の山脈です。左奥は奥秩父の山々。

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「南アルプス 仙丈ケ岳 標高3033m」の標識です。台風が来る前でしたので青空が澄みわたっています。天高き事一万尺にて特別力量増強祈願のお祈りをして、台風が来る前に下山しました。明日はこの3033mからの南アルプス展望の写真を載せますのでお楽しみに。

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2019年9月 8日 (日)

南アルプス仙丈ヶ岳付近の日本ライチョウです。

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いつもライチョウといえば北アルプス白馬岳連山の写真を載せることが多いですが、今日は南アルプス仙丈ヶ岳(3033m)付近のライチョウの写真です。

小仙丈ヶ岳直下の標高2800m付近に「台風が来ているから、早く降りた方がいいよ。」と、知らせに出てきましたので、台風の前に下山いたしました(笑)。悪天候になる前に、よく出てきてくれます。

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こちらは画像が悪いですがスマホの画像です。2羽出てきました。南アルプスのライチョウは北アルプスに比べて個体数が減っていると聞いていたので出会えてラッキーです。南アルプスの展望などの記事は帰ってから改めて整理して載せます。

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2019年9月 7日 (土)

南アルプスです。

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今日は南アルプスにいます。写真は南アルプス三千メートルの巨峰群です。今、仙丈ケ岳(標高3033m)を登っている最中です。

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2019年4月15日 (月)

野辺山の飯盛山(めしもりやま)からの展望。

昨日記事にしました野辺山の飯盛山(めしもりやま)からの展望の写真を掲載しておきます。各写真はクリックすると別ウィンドウで大きくなります。

八ヶ岳の主峰、赤岳(2899m)です。
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八ヶ岳、横岳です。
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南アルプス、北岳(3193m)です。
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南アルプス、甲斐駒ヶ岳(2967m)です。
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東信の山、浅間山です。
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奥秩父、金峰山です。
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野辺山の国立天文台、電波宇宙観測所の45mパラボラ電波望遠鏡です。
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2018年10月29日 (月)

富士山と北岳の初冠雪です。八ヶ岳連峰、阿弥陀岳から。

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八ヶ岳連峰、阿弥陀岳(2805m)の山頂から、雲の上に頭を出している、富士山の初冠雪の様子です。白馬岳連峰にも初冠雪がやってきました。こちらは平年より2週間ほど遅い初冠雪です。


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南アルプス、北岳(3193m)の初冠雪です。北岳は日本第二の高峰です。写真の左側の鳥の羽を広げたような山々は、農鳥岳と西農鳥岳の三千メートルの峰々です。20年ほど前、私が静岡にいたころに出向いていた懐かしいところです。



Dsc_1276昨日の八ヶ岳は快晴。早朝の行者小屋前は放射冷却で氷点下、水場の流水が凍ってしまう気温でした。写真は阿弥陀岳の山頂から眼下に中岳、そして、八ヶ岳連峰主峰の赤岳です。


キーンと引き締まる天空から、新しい年の隆盛と御安泰をお祈りしています。

平成31年、新時代初年度の隆盛安泰祈願の早期お申し込み受付中です。

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2017年6月29日 (木)

6月下旬、双児山から甲斐駒ケ岳の高山植物

6月下旬。双児山から甲斐駒ケ岳へ、登山道わきの高山植物です。今日は、高山植物の写真で心休めてくださいな。各写真はクリックすると大きくなります。

Img_1421キバナシャクナゲです。双児山から駒津峰への登山道わきに咲いていました。





Img_1424タカネサクラです。

もっとも遅く咲く桜です。






Img_1426こちらはハクサンシャクナゲ。まだ咲いていません。






Img_1435駒津峰の登りに咲いていたコイワカガミです。







Img_1440ミヤマキンバイです。駒津峰の山頂に咲いていました。

6月下旬というと、南アルプスでも雪融け直後です。雪解けと共に、こういう花が咲いてきます。

甲斐駒ケ岳は、高山植物が豊富な南アルプスにあって、お花畑というようなところはありません。比較的花の少ない稜線です。

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2017年6月25日 (日)

南アルプス|甲斐駒ケ岳・摩利支天と北部の山々の遠望。

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駒津峰から、甲斐駒ケ岳・摩利支天です。昨日、2017/6/24、久しぶりに南アルプスへと足を延ばしました。私にとって、南アルプスは大変落ち着くところなのです。


Img_1416甲斐駒ケ岳へは、途中、標高2600mあまりの双児山へ登り、一旦下って、2700mあまりの駒津峰を乗り越します。
双児山から振り返れば、仙丈ケ岳3033mを望むことができます。




Img_1419南アルプスにあって、私がかつて修行を共にした三千メートルの山々です。左端から、日本第二の高峰、北岳3193m、第四の高峰、間ノ岳3140m、右の奥に塩見岳3053m。


25年ほどさかのぼる事、師匠亡きあと10年余り、広大な南アルプスを歩き続けました。南は静岡安倍奥の山伏岳、笊が岳、聖岳の三千メートル峰。中部は赤石、荒川岳~塩見岳。仙塩尾根を遡り、北は仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳に至るまで、行った事がないところはほとんどないといっても過言ではありません。

現在、北アルプスの山麓白馬にいますが、南アルプスは私のふるさとみたいなところです。天高き事一万尺、これらの山々の中で至心玄道が始まったのです。


南アルプスは森林限界が高く、うっそうとした山頂も多くて、とても神秘的です。また、一つの山がでかい独特な感じに、やっぱり南アルプスは落ち着きます。また、時間が許せばじっくりと山ごもりしたいものですね。


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2017年6月24日 (土)

今日は南アルプス、甲斐駒ヶ岳です。

今日は南アルプス、甲斐駒ヶ岳です。
今日は、北アルプス、白馬を離れ、久しぶりの南アルプス、甲斐駒ヶ岳です。
駒津峰から風雲わきたつ稜線の写真です。


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2016年9月 4日 (日)

南アルプス甲斐駒ケ岳・摩利支天

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昨日は南アルプス、甲斐駒ケ岳・摩利支天へ思うところの祈願をしに行ってまいりました。写真は摩利支天から見た風雲湧き立つ甲斐駒ケ岳(2967m)です。神々に出逢いし、天高き事一万尺であります。
 
Dsc_0294昨日は雲が沸き立つ甲斐駒ケ岳でしたが、帰路の途中、一瞬の晴れた駒津峰から仰ぎ見た甲斐駒ケ岳と摩利支天です。右端には眼下の雲も写っています。
甲斐駒ケ岳へは、伊那市から南アルプス林道バスで、標高二千メートルの北沢峠まで上げてもらい、そこから二児山(2646m)を越えて一旦下ったのち、駒津峰(2752m)を越えます。上り下りのきついコースです。
 
Dsc_0291摩利支天から甲斐駒ケ岳に向かう途中、岩の間に咲いていた「イワツメクサ」です。
 
 
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