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2019年9月10日 (火)

南アルプス、標高三千メートルの山々。仙丈ケ岳から。

標高三千メートルの重鎮が並ぶ南アルプスの山々。大井川源流、また、富士川や天竜川にも水を供給する深い谷。私が何度と足を踏み入れた山域です。それを標高3033mの仙丈ケ岳山頂から展望の写真からお話いたします。力作ですので(笑)、写真をザーッと見飛ばすのではなく、じっくりと読んでくださいな。

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日本第二の高峰「北岳(3193m)きただけ」の肩に、富士山が乗っている景色です。

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左遠くに八ヶ岳連峰。八ヶ岳の手前が鋸岳、右に「甲斐駒が岳(2967m)かいこま」です。仙丈ケ岳が3033mですから、甲斐駒の2967mと足して2で割ると3000mになります(笑)。

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北岳(3193m)と右に日本第四の高峰「間ノ岳(3189m)あいのだけ」が並ぶ景色です。ちなみに第三位は北アルプスの奥穂高岳(3190m)です。

間ノ岳にかぶって見えませんが、農鳥岳「農鳥岳(3026m)、西農鳥岳(3051m)」と並ぶ姿を「白峰三山」といいます。白峰三山を縦走しようとすると、最低でもどこかで小屋やテントで2泊必要になるというスケールです。テントや食料の重荷を背負うと時間と体力を食うので、白馬三山を日帰りザックを背負って走るのとは違って、南アルプスの怖いところです。

さて、お話を写真に戻しますと、北岳と間ノ岳の間、間ノ岳の肩の左のピークは「中白根(3056m)なかしらね」、右の肩のピークは「三峰岳(2999m)みつみねだけ」。三峰岳は、仙丈ケ岳から塩見岳へと続く南アルプスの屈指の長い稜線「仙塩尾根」の途中のピークです。直線距離にして15km、上り下りがあったり尾根は曲がっているので、累積標高差はざっと2000m以上、距離は30kmほどになり、テント装備ですべてを歩くと5~7日はかかります。

写真にしてぱっと見ただけではスケールがわかりにくく普通に山が並んでいるように見えますが、手前の野呂川の深い谷からせりあがる山容はおそろしくでかいです。

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仙丈ケ岳の山頂から南へと延びる仙塩尾根です。少し下った先、右の一番手前のピークは「大仙丈ケ岳(2975m)おおせんじょう」です。

仙塩尾根はここから高度を下げて野呂川越を経て、再び三峰岳へと高度を上げます。三峰岳から再び熊ノ平へと高度を下げて、塩見岳へと続きます。途中もいくつかの山越えがあり、アップダウンの厳しいルートです。その上に、途中は登山道というよりまばらな踏み跡程度のうっそうとしたジャングルになっているので、昔の登山者の間では「馬鹿しか行かない馬鹿尾根」と呼ばれていたそうで、私は馬鹿です(笑)。ま、その分、静寂に満ちた神秘を味わうことができるのも南アルプスの特徴です。

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上の写真の一部を拡大すると、南アルプス南部の巨峰群です。左のほうに塩見岳と荒川東岳(悪沢岳) の三千メートル峰が二重になっています。手前が「塩見岳(3047m)しおみだけ」、奥が「荒川東岳(3141m)ひがしだけ」。荒川東岳は日本五位の高峰です。

荒川東岳から右に下って、ゆるく登ったところの写真中央が「荒川中岳(3083m)なかだけ」。その右下へと荒川北面カールが続いています。カールを挟むように「荒川前岳(3068m)まえだけ」。荒川東岳のさらに東には千枚岳があり、中岳と前岳を一つの峰として、荒川三山といいます。

ちょっとかぶって見にくいですが、荒川前岳のやや右奥のずんぐりした高い山が「赤石岳(3120m)あかいしだけ」日本第六の高峰です。さらに、その右奥が「聖岳(3013m)ひじりだけ」です。

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上の写真とは逆に、塩見岳から仙丈ケ岳を撮った写真がないか探してみたら2012年の秋に撮っていました。右手前から延びている稜線が仙塩尾根です。幾重にも連なる山々を経て、左端奥のなだらかに見える山が「仙丈ケ岳(3033m)せんじょうがたけ」です。その右、中央よりやや左奥の白っぽい山が「甲斐駒ヶ岳(2967m)かいこまがたけ」です。

右端の山が「西農鳥岳(3051m)」、農鳥岳のピークは右端に切れてしまっています(笑)。西農鳥から左に高度を上げたところのずんぐりした山が「間ノ岳(3189m)」、間ノ岳の左肩に少し見えている尖峰が「北岳(3193m)」です。

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ふたたび仙丈ケ岳山頂からの写真、とてもなつかしい山が遠くにあります。地味ですが、この山のお話をしなければ終わりません。双耳峰の「笊ガ岳(2628m)」と布引山です。静岡市の安倍奥の南アルプスの起点と呼ばれている山伏岳から北へ、農鳥岳までの約40kmにおよぶ長大な稜線「白峰南嶺」の途中にあります。

この稜線の区間には山小屋も整備された登山道も水もなく、水を求めるには往復2~3時間かけて沢に下らなければならないし、踏み跡はたまにはあるが、ほとんど未開の山です。そのぶん、人は訪れません。かつて出会った人はゼロです。神々との触れ合いの領域ですね。

長年苦楽を共にしたこれらの山々を眺めれば、とても懐かしく思います。白馬岳連山が私の今のホームなら、南アルプスはふるさとみたいな感じです。

尊無上亜甲中玄    玄上

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2019年9月 9日 (月)

南アルプス|北沢峠から小仙丈ケ岳~仙丈ケ岳

北アルプスを離れて南アルプスに行ってきました。南アルプスは、かつて約15年の間に山行しつくした三千メートルの山々です。なつかしい山々の御姿はやっぱり落ち着きますね。

南アルプスは北アルプスと違って険路は少なく派手なアルペンチックな趣に欠けるが、山頂から山頂の間がとても長く体力のいる山域であり、登山道として未開の部分も多いので、富士山や槍穂高、立山、乗鞍といったところの観光登山のような趣から離れて、三千メートルを超える大きな山体でありながら、どこか哲人がどっしりと構えている山域です。

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シラビソやトウヒで覆われている南アルプス独特の深い森です。写真は北沢峠から小仙丈ケ岳へと登る事標高約2300m地点です。

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標高2700mを超えようかとするあたりからやっと森林限界に出ます。振り返れば甲斐駒ヶ岳(2967m)、その左向こうに八ヶ岳連峰が見えます。こうしてみると、南アルプスの山は深い森で覆われているので、北アルプスに比べると「毛深い」(笑)です。ちなみに白馬岳連山の森林限界は2300くらいで、400mのぶん南アルプスは森が多いということですね。

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山頂が南北に長い小仙丈ケ岳(2855~2864m)へと続く稜線です。北沢峠から標高差800mほど視界のないうっそうとした森の中を喘ぎながら登ってきて、一気に開ける空と稜線の風景は、頑張って登ってきたご褒美のように爽快そのものです。

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登りついたところが小仙丈ケ岳(2855m)のピークです。以前は2855mの標識でしたが、それが割られて2864mに変わっています。南アルプスは年間数mm~2cmぐらい隆起しているとはいえ、数年のうちに9m背が伸びた(笑)わけではなく、2864mのピークはもう少し仙丈ケ岳よりの岩場を下る直前のところにあります。ヤフー地図など大まかなマップでは2864mになっていますので、いままでの2855mピークに建ててしまったのでしょう。ま、小仙丈ケ岳全体として低いほうに合わせるより高いほうが気持ちはいいですね(笑)

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仙丈ケ岳(3033m)の本体です。小仙丈ケ岳からの稜線は、雄大な小仙丈カール地形の東を三千メートルへと続いています。まさに、天高き事一万尺であります。

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藪沢カール上部、標高3000mの稜線です。稜線越しに、右から鳳凰三山、早川尾根アサヨ峰、栗沢山の南アルプス最北部の山脈です。左奥は奥秩父の山々。

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「南アルプス 仙丈ケ岳 標高3033m」の標識です。台風が来る前でしたので青空が澄みわたっています。天高き事一万尺にて特別力量増強祈願のお祈りをして、台風が来る前に下山しました。明日はこの3033mからの南アルプス展望の写真を載せますのでお楽しみに。

尊無上亜甲中玄    玄上

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2019年9月 8日 (日)

南アルプス仙丈ヶ岳付近の日本ライチョウです。

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いつもライチョウといえば北アルプス白馬岳連山の写真を載せることが多いですが、今日は南アルプス仙丈ヶ岳(3033m)付近のライチョウの写真です。

小仙丈ヶ岳直下の標高2800m付近に「台風が来ているから、早く降りた方がいいよ。」と、知らせに出てきましたので、台風の前に下山いたしました(笑)。悪天候になる前に、よく出てきてくれます。

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こちらは画像が悪いですがスマホの画像です。2羽出てきました。南アルプスのライチョウは北アルプスに比べて個体数が減っていると聞いていたので出会えてラッキーです。南アルプスの展望などの記事は帰ってから改めて整理して載せます。

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2019年9月 7日 (土)

南アルプスです。

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今日は南アルプスにいます。写真は南アルプス三千メートルの巨峰群です。今、仙丈ケ岳(標高3033m)を登っている最中です。

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2017年6月25日 (日)

南アルプス|甲斐駒ケ岳・摩利支天と北部の山々の遠望。

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駒津峰から、甲斐駒ケ岳・摩利支天です。昨日、2017/6/24、久しぶりに南アルプスへと足を延ばしました。私にとって、南アルプスは大変落ち着くところなのです。


Img_1416甲斐駒ケ岳へは、途中、標高2600mあまりの双児山へ登り、一旦下って、2700mあまりの駒津峰を乗り越します。
双児山から振り返れば、仙丈ケ岳3033mを望むことができます。




Img_1419南アルプスにあって、私がかつて修行を共にした三千メートルの山々です。左端から、日本第二の高峰、北岳3193m、第四の高峰、間ノ岳3140m、右の奥に塩見岳3053m。


25年ほどさかのぼる事、師匠亡きあと10年余り、広大な南アルプスを歩き続けました。南は静岡安倍奥の山伏岳、笊が岳、聖岳の三千メートル峰。中部は赤石、荒川岳~塩見岳。仙塩尾根を遡り、北は仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳に至るまで、行った事がないところはほとんどないといっても過言ではありません。

現在、北アルプスの山麓白馬にいますが、南アルプスは私のふるさとみたいなところです。天高き事一万尺、これらの山々の中で至心玄道が始まったのです。


南アルプスは森林限界が高く、うっそうとした山頂も多くて、とても神秘的です。また、一つの山がでかい独特な感じに、やっぱり南アルプスは落ち着きます。また、時間が許せばじっくりと山ごもりしたいものですね。


尊無上亜甲中玄     玄上

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2017年6月24日 (土)

今日は南アルプス、甲斐駒ヶ岳です。

今日は南アルプス、甲斐駒ヶ岳です。
今日は、北アルプス、白馬を離れ、久しぶりの南アルプス、甲斐駒ヶ岳です。
駒津峰から風雲わきたつ稜線の写真です。


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2016年9月 4日 (日)

南アルプス甲斐駒ケ岳・摩利支天

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昨日は南アルプス、甲斐駒ケ岳・摩利支天へ思うところの祈願をしに行ってまいりました。写真は摩利支天から見た風雲湧き立つ甲斐駒ケ岳(2967m)です。神々に出逢いし、天高き事一万尺であります。
 
Dsc_0294昨日は雲が沸き立つ甲斐駒ケ岳でしたが、帰路の途中、一瞬の晴れた駒津峰から仰ぎ見た甲斐駒ケ岳と摩利支天です。右端には眼下の雲も写っています。
甲斐駒ケ岳へは、伊那市から南アルプス林道バスで、標高二千メートルの北沢峠まで上げてもらい、そこから二児山(2646m)を越えて一旦下ったのち、駒津峰(2752m)を越えます。上り下りのきついコースです。
 
Dsc_0291摩利支天から甲斐駒ケ岳に向かう途中、岩の間に咲いていた「イワツメクサ」です。
 
 
尊無上亜甲中玄   玄上


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2014年10月21日 (火)

【初冠雪】南アルプス初冠雪2014。北岳、間ノ岳、仙丈ケ岳

先日(2014/10/19)、甲斐駒ケ岳からの南アルプス三千メートル峰の初冠雪の写真を掲載いたします。
台風19号が過ぎて10月15日。テレビでは富士山に2014年の初冠雪が訪れたニュースが流れましたが、同時に、南アルプスの三千メートル級の山々にも初冠雪が訪れました。
北アルプスでは、すでに白馬岳が台風18号通過後の10月7日に初冠雪しましたが、天高き事一万尺の山々も、北から順番に冬へと模様替えしていきます。

141019_101427日本第二の高峰、北岳(左 3193m)と、第四の高峰、間ノ岳(右 3189m)の初冠雪です。農鳥岳は甲斐駒ケ岳からは、間ノ岳にかぶって見ることはできません。
よく見ると、上から、山頂付近の冠雪の白。中腹の紅葉の赤、谷間の針葉樹の緑と、三段紅葉になっています。

写真右端の、間ノ岳の稜線上の小さな尖峰は、三峰岳(みつみねだけ 2999m)です。こうしてみると、標高2800m以上に積雪があると観察することができます。そして・・・

141019_101443三峰岳の右奥、野呂川越の向こうには、塩見岳(3052m)が、北壁が雪付が悪くて雪が少ないのか、光の当たり加減かわかりませんが、黒く写っています。
その左奥には、日本第五の高峰、荒川岳三山の悪沢岳(東岳 3141m)が真っ白です。
赤石岳は塩見や悪沢岳にかぶって見ることはできませんが、きっと冠雪している事でしょう。

141019_100538甲斐駒ケ岳から北沢峠をはさんで南隣の仙丈ケ岳(3033m)の仙丈ケ岳です。
藪沢カールの積雪が顕著ですね。この写真は少しでも仙丈ケ岳に近い双児山(2649m)から撮っていますが、すぐ手前の山は双子山の南峰です。

まだ11月上旬まで南アルプス林道バスが北沢峠まで運行していますので、登るなら小仙丈尾根ルートがよろしいです。でも、積雪が進むと小仙丈カールと藪沢カールとの稜線上部はナイフリッジになるので要注意です。藪沢ルートは深い積雪になり危険ですので冬季は使えません。

以上の山々は甲斐駒ケ岳から南を眺めたところに位置しますので、見えているのはすべて北斜面になります。ですから雪は10月15日から融けずに残っているのです。天高き事一万尺の気温は、日中でもプラスになることが少なくなり、一日中氷点下の季節を迎えています。

今日、紹介しました南アルプスの山々、そして、幾重にも折り重なる深い谷。私は、10年ほど前までに、ほぼすべて歩き尽くしています。しかも、一回ぽっきりではなく、四季問わず、幾度とですので、こうして甲斐駒ケ岳から南アルプスの山々を眺めると、峰々はもちろん、尾根の一筋、谷の一筋にいたるまで、とても懐かしい思いがこみあげてきます。

「この雄大なるアルプスそのものが私の道場なのです。」。そう言いはじめて20年が経ちます。この南アルプスにいた頃ですね。ですから、20周年「白龍神玄徳光」の祈願は、ここ南アルプスをはずすわけにはいかなかったのです。

また、天高き事一万尺にて平成17年隆盛安泰祈願の力を得ていますので、どうぞご参賀ください。早期お申し込み受付中です。


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2013年7月20日 (土)

【甲斐駒ケ岳】北沢峠~双児山~駒津峰~甲斐駒ケ岳日帰り登山

昨日は北アルプス白馬岳を日帰りしてきて展望記事を載せましたが、今日(2013/7/20)は南アルプス甲斐駒ケ岳を日帰りしてきました。昨日、白馬岳に登ったときによく見えたからでもありますし、剣岳同様に霊峰のひとつであり、神通清浄祈を唱えてきました。

行者がおすすめする一座でありますので、今日は甲斐駒ケ岳の登山の解説をします。北沢峠から往復、私の足で5時間ほどです。通常の健脚者様は6時間前後、まあまあ山を歩けるという方でも7~8時間で往復できます。ご遠方の方や普段運動不足の方は、北沢峠付近の山小屋に泊まってじっくりと甲斐駒ケ岳をめざしてください。各写真はクリックすると大きくなります。

120630_073447甲斐駒ケ岳を日帰りする場合は、伊那市の南アルプス林道バスで北沢峠に向かいます。 南アルプス市からの林道バスでも北沢峠に着くことができますが、日帰りは不可能ですので、北沢峠の山小屋に一泊します。

山慣れした健脚者の場合、この写真、仙流荘(営業所)バス停を8時5分のバスに乗ります。まあまあ山を歩けるという方は6時5分のバスに乗ります。それ以外はトレラン選手でない限り、午後4時最終の帰りのバスに間に合わないので、日帰りは不可能で、北沢峠の山小屋に宿泊して早朝出発しましょう。6時5分や8時5分にバスに乗れないようなご遠方の方は前日に仙流荘に宿泊すると良いです。

なお、夜通し自動車で走ってなどの寝不足登山は疲労遭難の元になりますからやめたほうがいいです。

120630_085733北沢峠のバス停です。私の場合、白馬を5時に出て、仙流荘(営業所)を8時5分のバスに乗ります。そうすると9時に北沢峠に着いて、甲斐駒ケ岳を往復してくると午後2時30分~3時30分(山頂で祈念したり、のんびりしたりする時間で変わります)に北沢峠に戻ってきます。

130720_092140北沢峠から双児山方面へ登ります。標高差約600m。トウヒやシラビソの樹林帯を登っていきます。夏の暑い時期は日差しをさえぎってくれるので助かります。ときおり、樹間から仙丈ケ岳や北岳などの南アルプスの山々を望むことができます。

130720_094757北沢峠を出発して1時間10分~2時間ほど(個人差がある)で双児山(2649m)に到着します。ここの時点で、北沢峠を午前9時に出発して10時30を過ぎるとか、午前7時に出発して9時を過ぎるようでしたら日帰りは無理ですから、双児山かこの先の駒津峰で展望を楽しんでから引き返したほうがいいです。

130720_095440双児山からは、駒津峰の向こうに甲斐駒ケ岳が大きく見えます。しかし、一旦、下りますので、帰りには登り返しが待っています。でも、仙水峠経由は岩がゴロゴロしていて歩きづらく、登山者が多いので、快足を飛ばすことができないので、かえって時間がかかります。こういうことも、計算に入れておくことが日帰り登山のコツです。

130720_102547駒津峰(2752m)です。仙水峠からの登山者が増えてにぎわいます。めざす甲斐駒ケ岳が大きく見えるところです。ちなみに、私の足で、双児山から駒津峰までは最速を飛ばして30分、だいたい40分ほどです。北沢峠から2時間以内で着きます。
駒津峰到着が、北沢峠を午前9時に出発して11時30分を過ぎるか、午前7時に出発して10時30分を過ぎるようでは甲斐駒ケ岳の日帰りは無理ですので、引き返すか、仙水峠経由で北沢峠に引き返しましょう。

130720_124234駒津峰から一旦下ると、六方石です。そこから少し登ると、直登ルートと巻き道に分かれますが、直登ルートは、岩登りに近いところもあるので、体力を消耗して、かえって遅くなりますから、巻き道を行ったほうが賢明です。
この写真のように、すれ違いに大変なところもありますが、譲り合ってコツコツと登下降することに専念するように。

130720_113522やがて、きれいな白砂の登りになります。途中、摩利支天への分岐を過ぎれば、周りの展望も良くなるので、それを楽しみながら疲れないように足を運びます。鳳凰三山の向こうに富士山も見えます。 穢れない白砂をふみしめて心が洗われますぞ。

130720_114624やがて、祠が祭られている甲斐駒ケ岳山頂を望むことができます。ここまでくると、あと10分ほどです。途中、黒戸尾根の分岐を右に見送り、左からの直登ルートの踏み跡を合流すれば、と山頂はすぐそこです。

130720_115922 甲斐駒ケ岳(2967m)からの展望は360度。冒頭の写真のような、富士山や、この写真のような八ヶ岳方面、御嶽山、中央アルプス、北アルプス、もちろん、他の南アルプスの峰々の展望もすばらしいです。
帰りは、来たルートを北沢峠に戻ります。甲斐駒ケ岳を、北沢峠を9時に出た健脚者は13時までに、北沢峠を7時にでた人は12時までに下山開始しなければ、帰りのバスに間に合わないかもしれません。

仙水峠経由で下ると双児山への登り返しがないので楽のように思えますが、石がごろごろしていて足場が悪いし、登山者が多いので、すれ違いや追い抜かすため、思わぬ時間がかかります。

甲斐駒ケ岳は登り下りが多かったり、意外と思わぬ時間がかかりますから、日帰りなんぞと無理をしないで、北沢峠などに宿泊しながらアタックすると良いです。

尊無上亜甲中玄    玄上

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2012年10月 7日 (日)

【塩見岳】南アルプス、三伏峠から塩見岳、登山と展望

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本日、白馬岳に初雪が来たそうなので、明日10月8日に白馬岳に行ってまいりますので、本日、10月5日の烏帽子岳の記事に引き続き、10月6日の塩見岳の記事を掲載します。
上の写真は、本谷山から望む、塩見岳の御来光です。

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塩見岳は、日本の三千メートルの中で一番多く登った山です。南アルプスのほぼ中央に位置し、私がかつて山修行の場にした山域にあるからです。とても懐かしいです。

Map_22日目、2012年10月6日。三伏峠を未明の5時過ぎに出発し、塩見岳を目指します。10月となると日の出が遅いので、暗いうちから懐中電灯を頼りに出発します。
この日10月6日のうちに、塩見岳に登って、三伏峠に戻り、テントを撤収して鳥倉林道においてある車で白馬に帰ります。
なお、三伏峠小屋は2012年シーズンの営業を9月いっぱいで終えています。夏のような小屋泊や水の調達はできないのでご注意ください。

121006_054719 5:47 日の出の時刻には、三伏山を越えて、本谷山の登りの途中です。振り返ると、まだ暗いうちに通過した三伏山の尾根を見る事ができます。三伏山からは一旦下って、本谷山に登り返します。

121006_0559196時ごろ、本谷山に到着です。ここから、塩見岳の右肩に出てくる御来光をみて、権右衛門沢へと一旦下ります。三伏山を出て、塩見岳本体の尾根までに、上り下りの多いルートです。

121006_101143権右衛門沢は枯れ沢です。ここに下ると、迷いやすいので、やや左へと赤印があるので、それを目印に迷わないようにしましょう。ここから、塩見岳から派生する尾根の本体に登ります。

121006_070309塩見新道からの道を合流する頃、ふと後ろを振り返ると、権右衛門山の紅葉がきれいです。ここを過ぎると、すぐに展望の開ける稜線に出ます。
なお、塩見新道は2012年10月現在通行不能になっています。来シーズンは開通するといいですね。

121006_071424稜線に出ると、左から小河内岳、烏帽子岳、今朝出発した三伏峠の山々を振り返る事ができます。
南アルプス独特の紅葉が美しいところです。

121006_071815三伏峠を出発して2時間あまり。7:18 塩見小屋に到着です。 通常ですと、2時間半~4時間はかかります(個人差あり)。塩見岳が朝日に逆光です。右のゴツゴツした天狗岩も間近です。この先、岩場があるので、ストックを塩見小屋付近において、塩見岳に向かって出発。
塩見小屋は2012年は10月14日までやっています。

121006_073559左奥に塩見岳。まずは、右の天狗岩を目指します。ハイマツ帯のきれいな稜線の登山道です。

121006_075739天狗岩直下の簡単な岩場を通過します。滑落にご用心。

121006_080108 天狗岩に登ると、正面に塩見岳の岩峰が険しい姿を現します。天狗岩から少し下って・・

121006_081638塩見岳本体の岩場です。八ヶ岳のように鎖をつけてくれてはないです。岩の手がかりを適当に見つけながら、ペンキ印のルートを頼って登ります。ここが、積雪すると難易度が一気に上がりますので、晩秋に雪がつき始めた頃には要注意です。岩も凍りますぞ。

121006_090606岩場を登り終えると、三千メートルの稜線が待っています。ここまで来ると、塩見岳山頂はすぐです。

121006_082821塩見岳西峰(3047m)に到着。正面に富士山です。三伏峠を出発して3時間20分。通常は3時間半から5時間(個人差あり)のコースです。

121006_083710 こちらは、塩見岳東峰(3052m)です。北に目をやると、左から、仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳の三千メートル峰が並んでいます。
間ノ岳から塩見岳に延びる仙塩尾根も見る事ができます。

121006_083515_2 来た方向を振り返ると、塩見岳西峰。その向こうの左が中央アルプスです。

121006_083739南に目をやれば、左から、悪沢岳、荒川中岳、荒川前岳の荒川三山の三千メートル峰。中岳と前岳の間に赤石岳と少し左に小赤石岳の三千メートル峰々が並んで見えます。

121006_113923塩見岳の山頂で展望を満喫したら、来た道を戻ります。出発する時は、まだ暗闇だった三伏山からの塩見岳です。

121006_113903 前日、10月5日に登った烏帽子岳も三伏山から一望です。

121005_130004三伏峠に戻り、テントを撤収して、冬季閉鎖された三伏峠小屋の前を通って、鳥倉林道へ下ります。


北アルプスの白馬岳に初雪が降れども、南はのどかに感じた2日間でした。

では、明日10月8日の更新は、北アルプス白馬岳の予定です。まだ、雪が残っているといいのですが。


この記事の前。秋の南アルプス。三伏山~烏帽子岳を読む。

2012年南アルプス紅葉②三伏峠~烏帽子岳・塩見岳を読む

尊無上亜甲中玄    玄上

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雄大な日本アルプスそのものが、まさしく至心玄道、私の「お山」なのです。

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