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2019年11月 2日 (土)

北アルプス|剣立山連峰の初冠雪、立山山頂からの展望です。

北アルプス北部に位置する白馬岳連山が属する後立山連峰の初冠雪は10/22日に訪れたものの、かなり融雪が進んでしまいましたので、一昨日10/31日に白馬を離れて立山連峰に行ってきました。初冠雪の順番は年によって違い、白馬が一番早い時もあれば、どうかすると、まれに南アルプスや八ヶ岳のほうが早い時もあります。大自然は気まぐれな生き物ですね。

一昨日白馬に帰ってきて、少し落ち着きましたので、霊峰立山標高3003mの山頂からの展望の写真を整理して掲載します。展望と申しましても山ばかりですが(笑)ご覧になって心休めてくださいな。各写真はクリックすると大きくなります。

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大汝山(3015m)への稜線から、手前から順に、右に大汝山。左に高度を落として真砂岳、その上が別山。別山の向こうの黒い山が剣岳です。剣岳の左端には毛勝三山も写っています。遠くの水平線は日本海です。晴れて穏やかに見える写真ですが、山頂付近はもちろん氷点下で風はものすごく、唱える経文も強風に吹き飛ばされていきます。雪も風に飛ばされて山頂は雪付が悪いです。気温や風が写らないのが残念です(笑)。

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黒部の谷の向こうに、北アルプス北部、後立山連峰の鹿島槍ヶ岳。幾度か出向いているのでなじみの深いところで、数年前の初冠雪に登っています。立山からの角度で見ると鹿島槍ヶ岳は北峰とかぶってしまって双耳峰ではなく尖峰に見えます。鹿島槍ヶ岳の初冠雪は融雪して少ししか残っていません。

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同じく、後立山連峰の爺が岳です。こちらも私のとってなじみの深い山で、冬季ルート上では神々との語らいの場でもあります。初冠雪は完全に融雪してしまっています。

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同じく、後立山連峰の蓮華岳は北面の雪が残っています。右の針の木岳はかなり融雪しました。この山域もよく訪れたエリアです。

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遠く、八ヶ岳連峰です。毎年、数回は必ず訪れる山々です。

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さらに遠く、冠雪した富士山です。

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ここから北アルプス南部です。大天井岳(2922m)方面です。手前の稜線との間が、高瀬川渓谷の谷です。左端の薄い山影は、南アルプスの一部です。南アルプス方面は、40年あまりお世話になった山脈で、安倍川沿いも含めて、そのほとんどを行きつくしている、私にとって故郷みたいな山域です。

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北アルプス南部、槍穂高連峰です。目立つ尖峰は槍ケ岳(3180m)。手前の冠雪した稜線は黒部川源流部の東の山々。中央が野口五郎岳(2924m)、右下の谷は黒部川源流の上流。

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北アルプス南部、薬師岳(2926m)です。独特のカール地形が複数あるので目立ちます。右手前の雪がない平らは五色が原のようです。

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立山山頂直下の三の越から室堂を見下ろしたところです。中央のみくりが池の左に小さく写っている建物がたくさんの観光客がいる室堂ターミナルです。 正面の山は大日岳連山。まだ冠雪していません。水平線は日本海です。

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上の写真の逆。室堂から初冠雪の立山連峰を見上げた写真です。下ってきたら、室堂に観光に来ていた外人さんに呼び止められて、山を指さして「Did you climb over there?」 と聞かれました。「Oh yes. I walked for five hours.」と、片言で答えると、「Wow! amazing!」と言って喜んでくれましたが、あまり英語で話しかけないでくださいな(笑)。

室堂は平日ですいていると思ったら外人さんでごった返していました。皆さん、ご遠方から来られて、いいお天気で初冠雪を見ることができて良かったですね。

しかし、山の上は氷雪に閉ざされて、登山シーズンの登山客の賑わいが嘘のように、静まり返る冠雪した北アルプス立山連峰の冬の始まりです。令和2年度隆盛安泰祈願にご参賀の皆様には、キーンと引き締まる天空から、新しい年の隆盛とご安泰をお祈り申し上げます。

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2019年10月31日 (木)

立山連峰|初冠雪を拝みに登ってきました。

今日2019/10/31は亜甲中玄経理力類肝要文の仕上げに初冠雪の立山連峰の霊峰標高三千メートルに上がってきました。剣岳は幾度と山行していますが立山は人が多いので行かなかった山域です。ですから黒部アルペンルートを使うのが初めてとなります。満足な積雪量の初冠雪を拝むには立山しかないというわけで足を運びました。

普段は白馬岳の標高差1700mを日帰りピストンしていますが、黒部アルペンルートを使えば標高2400mまで上げてくれるので、3000mまであと標高差600mしかないと簡単に考えていたのが甘かったです。まさに、雪と氷と風の世界でした。以下、各写真はクリックすると大きくなります。

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黒部立山アルペンルート室堂から一の越への登山道に出発すると、たっぷりと初冠雪した立山連峰が待ち構えています。一番右のピークが標高3003mの霊峰「雄山」です。この初冠雪の風景を一目見ようと訪れている室堂の観光客の賑わいを後に、静寂の雪と氷の世界へと出発!

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冬季休業に入っている一の越山荘です。夏にはにぎわう立山も、ごらんの通りガランとしています。

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一の越から見上げる龍王岳です。岩山ですが雪付がよさそうで、厳しい姿を見せています。

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一の越から立山への登りの斜面は「雪よ岩よ~♪」の状態。雪が風で飛ばされて岩が所々出ています。このあたりで剣岳が顔を覗かせます。

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振り返れば、眼下に一の越山荘。そして、一の越を挟んで向こうに、左に龍王岳の岩峰から右に連なる平らに見える山は浄土山です。この雪の急斜面をアイゼンをきかせて登ってはいるものの、かなり厳しい登りです。

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三の越しと呼ばれる少し傾斜が緩んだところです。標高2872mの龍王岳や標高2831mの浄土山が眼下になってきました。左向こうには薬師岳が見えてきています。標高3000mまでもう少しです。

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立山山頂。雄山の標高3003mの一等三角点です。とても風が強くて、山頂の雪は飛ばされ、まさに氷の世界です。

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立山山頂から霊峰剣岳を拝み、神通清浄祈願、浄縁祈を唱える。唱える経文が強風で天に舞いあがっていく。風と気温は写真にはできませんが、まさに、「冷風雪の御光明」でありました。さすが、3000メートルの霊峰の初冠雪。白馬岳より71m高いだけなのに、令和最初の初冠雪山行は幾度と経験した中で厳しい山行のひとつとなりました。

新しい時代が平穏でありますよう祈念申し上げます。

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2019年9月24日 (火)

白馬岳からの展望|剣岳・立山連峰

白馬岳連山から南に延びる後立山連峰からは、黒部の深い谷を挟んで、剣立山連峰が大きい。私は剣岳へは立山・室堂ターミナルの観光の喧騒を避けて、標高約750mの富山県の馬場島から剣岳山頂の2999mに突き上げる早月尾根の累積標高差約2300mを往復します。早月尾根の標高差が大きいのを嫌ってか、一般の登山客が少なく静かな山行が可能です。

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白馬岳山頂(2932m)から、黒部の深い谷を隔てて、霊峰・剣岳(2999m)の尖峰を望む。剣岳の左へと立山の山塊です。右奥の薄い山は岐阜県と石川県の県境に位置する白山です。左の谷の底には黒部ダムの黒部湖が小さく見えています。その奥は黒部五郎岳方面です。北アルプスも南アルプス同様に大きいですね。

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上の写真とは逆に、剣岳(2999m)から、黒部の深い谷の向こうに白馬岳連山を望む写真です。中央やや左が白馬岳(2932m)です。白馬岳のすぐ左は旭岳。中央やや右の白いのは白馬鑓ガ岳(2903m)で、杓子岳は白馬鑓の左肩に少し出ているのですが、写真ではわかりにくいです。白馬鑓の右へと天狗の頭へと続き、右端のくぼみは不帰の嶮へと続きます。後ろ立山は、右に写真からはみ出して(笑)、唐松岳、五竜岳、八峰キレットを経て鹿島槍ヶ岳から南へと続きます。

八峰といえば、剣岳にもその名前があり、写真手前に写っている岩峰が剣岳の八峰です。険しい岩稜が続き、上級アルピニストの領域です。なお剣岳北方稜線は単独登山が禁じられています。

弘法大師が千束のわらじをしても登りえなかったという霊峰剣岳を望む、天高き事一万尺から、世が平穏でありますようお祈り申し上げます。

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2016年10月31日 (月)

北アルプスの初冠雪2016が遅れています。

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昨日10月30日、雲海に浮かぶ後立山連峰、標高2700mを越える、蓮華岳、針の木岳、鳴沢岳の稜線です。まさに「雲の上の人」になってきましたが、先日の雨も雲の下は雨でも天空は降水量が乏しく積雪になっていません。

※追記 2016/11/2:やっと初冠雪しました。写真を掲載しています。



Dsc_0423_002劔岳を中心に、3000mの立山連峰です。まだ積雪がありません。11月が来るというのにどうしたのでしょう。白馬岳にも積雪がありません。

例年ですと、10月の終りには完全に厳しい雪山になっている北アルプスなのですが、こういう事態は初めてですね。気候がおかしくなってきているのではないかと思われる現象です。


Dsc_0428_003それでも、稜線は真冬と変わらず、氷の世界です。降雪量が少ないだけです。木々には霧氷がついています。里から見上げれば雪がないからといって、秋山装備や都会の低山ハイクの冬装備で登ると危険です。

山小屋もすべて冬季閉鎖していますので、北アルプス登山はオフにしましょう。稜線は一日を通して氷点下。北西の風が吹けば、体感気温はマイナス20度を下回り、低体温症の危険が伴います。また、いつ冠雪してもおかしくない状態です。

このような状態のこの頃の天高き一万尺です。


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2015年10月 9日 (金)

【白馬岳】白馬岳連山の雪の訪れ2015。体育の日の連休に登山する方はご注意を

Img_snow20152015/10/8,白馬岳に雪が訪れました。北アルプスの北部の高いところには冬がやってきています。写真は、白馬岳山頂から白馬山荘への下りです。視界もなく、強風で、細かい横殴りの雪。体感気温はマイナス10度以下です。積雪は、ご覧のように、まだうっすらと積もった程度で、根雪ではありません。

都会でお住まいの方は、まだ紅葉も来ていない初秋と思いますが、北アルプス白馬岳連山の稜線は冬になってきています。秋の山ではございませんので体育の日の連休に登山される方は十分ご注意ください。

特に、この体育の天気予報は2日目の予報が雨ですから、連休後半まで稜線は吹雪になると予想されますので、低体温遭難などに十分ご注意ください。装備が足っていても、積雪が進んで登山道が雪に埋もれると、道はなくなります。登山道のある登山しか経験のない方は迷わないようにお気をつけください。

写真記事リンク:10月の北アルプス。白馬岳遭難事故を教訓に。

連休の間、積雪が進んで初冠雪になる可能性が高いです。連休明けは晴れの予報すので、初冠雪が来ていましたら、写真をあらためて掲載いたします。

冷風雪に天高く飛んでいく経文の声、まさに、天高き事一万尺でございます。

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2014年10月26日 (日)

アルプスから帰ることの喜び 2014

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北アルプスの霊峰、剣岳(2999m)に出向くときは、いつも馬場島から早月尾根を登る事にしている。標高760mから三千メートルに突き上げる尾根は、累積標高差約2300mの大変さを嫌ってか、登山者もまばらで、筋金入りの登山者が多い。

多くの観光登山者は室堂から別山尾根ルートで入る。そちらは喧騒とした観光地である。しかれども別山尾根ルートも険路なので遭難者があとを絶たない。
(※修行や仕事やアスリート以外の一般登山者を観光登山者と位置づけている)

初めて馬場島を訪れた時。剣岳へと続く早月尾根を見上げるとその高さにゾッとした。登る前はいつも気が引き締まるところだ。そして、日没の頃、馬場島に戻った時の心境は、剣岳へ登った事への満足感は皆無で、無事に下ってきた事への安堵感に満たされ、無事に戻ってこさせてもらった事への感謝の念が湧く。

二十余年前にこの世を去った師匠がよく言っていた。「修行中に倒れたら人様に迷惑をかける。その体を山から出してもらわなければならなくなるのではないか。」。生涯修行と向き合ってきた師匠のお心であろう。

秋の紅葉が深まる馬場島で、私はふと、師匠の言葉の意味をかみ締める。そして、山々に感謝する。いつも無事に降ろしてくれてありがとう。

この夏、白馬岳の山頂で「若い頃から、ここは5回目ですよ。」と嬉しそうに話をしてくれる中高年登山者に出会った。無積雪期の山で出会う人々のその笑顔が好きである。しかし、4回は無事に降ろしていただいた証であろうといつも思う。だから、5回目のその笑顔がある。

その反面、無積雪期の観光登山者の中には、運動靴や地下足袋で登っている私が登山靴を履いていないのを見て、鬼の首でも取ったかのように指摘する人もいる。良いペースで登っているのに、「あの、ちょっと、そんな靴で登っちゃ危険でしょ。」と、足を止めさせられる。

つい先日の10月19日にも、小蓮華山で関西から来た中年男性の観光登山者に言われたが、さすがに、早月尾根ではそのような人はいない。山小屋がシーズンを終えて登山者のいなくなった山は寂しいが、反面、このような人が出ないので静かに山行ができる。

ちょっとかじっているだけですべてを網羅したかのように錯覚をしてしまう人の多い事。情報の断片で物事を判断してしまう人の多い事。それらの人たちには、師匠の申す言葉はわからぬであろう。否、先述のような観光登山者のみではない、世間一般の人心においてもそうではなかろうか。

アルプスから帰ることの喜び。それは、わかる人だけで良いではないか。感謝は人に言われてするものでもないし、最近は、特にそう思うようになってきた。

それが、「選んでいるつもりが、選ばれている」という言葉につながる。そう、救済だけでは人心を荒廃させる。感応同交。亜甲中玄経の唱える「救応」が大切な時代ではなかろうか。

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2014年9月21日 (日)

白馬岳に初雪がきましたぞ。2014年の北アルプスの初冠雪について。

2014年9月18日の朝。徳成大玄行の最終日。私たちが出発した白馬大池山荘前は冷たい雨がふっていて、白馬乗鞍岳の山頂は横殴りの風と共に雨が舞っていましたが、白馬岳山頂付近は吹雪だったそうです。まだ初冠雪になっていませんが、白馬岳の初雪ですね。

今年は雪の訪れが早いようで、次の台風が通過した後の稜線に一時的な冬型の季節風が吹けば、10月を待たずして初冠雪になるかもしれません。これから白馬岳の登山の計画のある方は、十分ご注意ください。そこで、初冠雪の時期も迫ってきましたので、今日は遭難防止のためのお話です。いつも、口うるさくて申し訳ないです。

【追記】白馬岳の今年2014年は10月7日に初冠雪しました。

131018_093541この写真は 昨年2013年10月14日の初冠雪の後、もう一回降ったあと10月18日の小雪渓付近です。夏道は雪で覆われてなくなって(赤いマーキングも雪で埋もれる)しまいますので、ルートを知っていないと、迷ってしまう事もあります。
ルートを熟知していない方は、単独での入山は避けたほうがいいです。また、積雪が進むと表層雪崩の危険があるので、冬季ルートをわかっている経験者以外は立ち入る事はできません。

10月も近づくと、気温がマイナス温度になり低くなってきています。途中でバテてしまうと低体温遭難の原因となりますから、体力のない方の、初冠雪以降の入山は大変危険です。
そのような遭難があると、装備が足りないとか巷では言われますが、それ以前に、休憩しない山慣れした体力も大切です。冬装備は重いですので、装備ばかりでは、バテて動けなくなっては何の意味もありません。

131018_113428これからの時期、日本海に近い北アルプス北部では、台風や低気圧が去った直後は、一時的な冬型の季節風が吹いて、吹雪になります。南の山のように、台風や低気圧が去って晴れると思って登った方が遭難してしまう事故もおきています。

初冠雪の後、雪が厚くなると、昨年の10月18日のこの写真のように、山頂付近は凍ってツルツルになることもありますので、滑落しないためにも、アイゼンだけではなくピッケルがそろそろ必要な時期になります。

「晴れれば天国、吹雪けば地獄」とは良く言ったもので、晴れのタイミングを狙って、初冠雪を拝んでくださいな。

北アルプスは、南アルプスや八ヶ岳と違って、初冠雪のあと、何度か降り積もって、本格的な積雪になりますと、難易度が格段に増します。南アルプスを四季問わず歩きつくしているこの行者も、最初の頃の北アルプスの冬には面食らいましたね。冬季の北アルプスは、世界でも有数の難しい山になりますから、山小屋が閉まったあとの北アルプスのシーズンは終了です。

事故のないよう、シーズンを終了できますようお祈りしております。

こちら↓の記事もご覧ください。
10月の北アルプス。白馬岳遭難事故を教訓に。

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2014年9月15日 (月)

【剣岳】早月尾根から剣岳

昨日(2014/9/14)は早月尾根から霊峰剣岳(2998m)を往復してきました。
昨日は三連休の中日とあって、山頂は別山尾根からの登山客でごった返していました。改修の済んだ祠があげられていましたが、多くの方が、その前で入れ替わりさし代わり、記念写真を撮っているので、お参りをするのも落ち着かなかったです。
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そこで、静かな剣岳北方稜線に少し入ったところの長次郎谷左俣の上で祈念してまいりました。上の写真は、北方稜線、八峰の頭から右に伸びる八峰です。その手前の谷は長次郎谷です。
ちなみに北方稜線は一般登山者が立ち入る事のできない険しいバリエーションルートなので、連休中ですが、ご覧の通り静かです。ときおり八峰のクライミングや北方稜線の縦走を終えたクライマーがザイルを背負って通るぐらいです。

140914_090119標高760mから2998mまで突き上げる早月尾根は、途中休憩を許してくれない急な登りが続きます。唯一のオアシスは早月小屋、標高2300m付近のところにあります。一般の登山客の皆様は、日帰りなんぞと考えず、早月小屋で宿泊するプランにしましょう。下山途中に夜になってしまって「懐中電灯で下ればいい」というのは遭難のリスクが増すので危険です。日没までに馬場島に下る事のできないなら、早月小屋に泊まってから、翌日下るようにしましょう。

140914_115814標高2800m付近から、少し登ったところからは、早月尾根の核心部の岩場を一望できます。早月小屋から稜線までの間はカニノハサミ付近を中心として、険路の悪場が続き、標高差の割りには時間がかかります。
早月尾根はかなりの標高差で、体力のほか、ちょっとした岩登りの技術が必要となります。立山の室堂から別山尾根からのほうが体力的には格段に優しいので人気なのですが、険路ですので、滑落事故が絶えません。昨日は連休ということもあり、カニのタテバイやヨコバイ等の難所では先の人が詰まってしまって、多い時は2~3時間待ちだったそうです。待っている間に力尽きて落ちてしまう人もまれにいるらしいです。アルプス系では、体力、技術に適した山を選択する登山を心がけるよう、富山県警山岳警備隊の方も申されております。

さて、私は、明日から中一日で、2泊3日の徳成大玄行で白馬の北アルプスです。入行者様におかれましては、霊験新たに徳力が増しますようお祈りいたしております。

尊無上亜甲中玄    玄上

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2013年10月21日 (月)

北アルプス雪山展望。剣岳・立山・毛勝三山・黒部川源流の山々。白馬岳山頂から2013

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2013年は10月13日に初冠雪となり、台風が過ぎる毎に、雪が深くなっていく北アルプスです。10月18日の白馬岳山頂からの雪山の展望をお楽しみください。上の写真は、霊峰、剣岳・立山連峰です。標高2800mを越えるところはすっかり雪山となって、登山者が訪れなくなったこの頃、手前の丸山の頂から剣岳を見て経文を唱える事もございます。
以下の写真はクリックすると大きくなります。

131018_111907毛勝三山です。いつも白馬岳に登っていて気になっている山ですが、登るルートが大変なので、訪れる登山者も少ないです。


131018_112003黒部五郎岳方面です。中央に黒四ダムでできた黒部湖が写っています。


131018_113835白馬岳山頂から、日本海。富山県黒部市、入善町、朝日町方面です。北アルプスの山頂付近は冬になってしまいましたが、まだ10月、下のほうは秋ですね。



初冠雪の白馬岳山頂の様子の記事を読む。

初冠雪の白馬岳へ大雪渓ルートの記事を読む。

白馬岳の雪と紅葉の記事を読む。

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2013年10月15日 (火)

【初冠雪】北アルプス剣岳・立山の初冠雪2013。鹿島槍ヶ岳稜線から。

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昨日(2013/10/14)扇沢から鹿島槍ヶ岳をピストンしてきましたが、剣岳・立山連峰も初冠雪していました。2日間晴れが続いたので、陽のあたるところは融けていたり、剣岳の岩峰は初雪の時は雪付が悪いですが、雪が来ています。

あらかた融けていますが、岩場の影は積雪があったり凍ったりしています。また、今度の台風26号通過後は一時的な冬型となって本格的な冠雪となるものと思われますから、北アルプス北部、特に剣岳方面は一般登山者の領域ではなくなっていきます。
131018_111936 【追記】2013/10/18白馬岳に登ってきましたので、ここをクリックして白馬岳山頂付近の積雪の様子をご覧ください。

【追記】続報、台風通過後2013/10/17、本格的な積雪になりました。


131014_151705種池から鹿島槍ヶ岳の2500m以上の稜線からは、山行の行程中、ずっと剣岳に見守られるようなスカイラインです。

※鹿島槍ヶ岳山頂の初冠雪2013の記事を読む

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