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2018年6月10日 (日)

辻説法|ホーキング博士に見る人生観

ホーキング博士という名前は聞いたことがあると思いますが、今年の3月に亡くなられた理論物理学者です。車いすの天才科学者とか言われますが、実は、学生時代に大きな病におかされてしまい、残された時間の間に研究しなければということで、天才になったわけです。

その後、病の進行が遅くなったのと、医学の進歩で晩年まで活躍されました。

どういう功績かとかは、難しいので、ここではあまり述べませんが、ウィキペディアを調べてください。ちなみに、そこにある

ブラックホールは素粒子を放出することによってその勢力を弱め、やがて爆発により消滅する」とする理論(ホーキング放射

の部分は少し間違っていますので、訂正しておきますと、「爆発により」ではなく、正確には「蒸発により」です。皆さんご存知かと思いますが、ウィキペディアは参考程度にして大事な論文などに使用しないほうが良いですね。


さて、病でなくとも、だれしもが、時とともに命の限りを迎えます。わたしも、活動できるのは、残すところ30年ほどでしょうか。どれだけのことができるかはわかりませんが、ホーキング博士のように、限られた余命を深く過ごしたいと思っています。
 

巷では、老後の不安とか、誰に世話になるとかという話になると思うのですが、何かできることがあるはずです。残された余命を惰性で過ごすのではなく、力強く進みたいものです。

生まれて、この世を去るまでの時間は限られているものです。まだ60年あるとか思っていても、あっと言う間です。だからといって、焦ることもあるまい。60になってからでも良いではないか。まだ30年できる。

特異点の問題に差し掛かって、精神世界からつきとめようと、私はこの世界に入りましたが、それから40年経った今、再び、宇宙物理学の探求を始めました。それが、将来何かの役に立つとかは思ってはいません。そう、修行にはそういうくくりはないのです。

「なんの役にも立っていない」と悲観しながら人生を送っている方もいますね。そんな必要はありません。気が付かぬうちに大宇宙の大霊の一部として存在の価値があるのです。いつも、応援していますぞ。
尊無上亜甲中玄   玄上

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2018年5月21日 (月)

辻説法|超弦理論との出会い

合掌

 今から40年前の1977~1978年ごろ、若かりし頃の私は量子論の勉強をしていました。その世界はほとんど哲学と言っていいほどで、それを突き詰めると、もはや神の領域に入っていきます。というわけで、私はしばし、学問から遠のき、修行の道には行ったわけですが、10年ほど前から、修行の片手間に、私の頭の中で天文宇宙論の勉強が復活してきたのです。

 私の師匠というのは、宇宙の話が大好きで、元々、相対論の勉強もしていた私は、特殊相対論や重力場の理論から、宇宙の神秘をお話したものでした。

 そして、昨今、約30年ぶりに天文宇宙論を広げてみると、その間になんと進歩の激しかったことに驚きました。100万個ほど錆びついた脳細胞に油を注ぎつつ、ギシギシと頭の中で音を鳴らしつつ、リーマン幾何学などの数学が動き始めたのです。

 私が量子論の勉強をやめた後の1982年ごろに、相対論や量子論の時代をさらに進化させた超弦理論が世に認められました。35年経った今その事に触れました。あのまま、量子論の世界にいたら、きっとそれを研究していたかもしれません。

 ユーチューブで検索すると、いろいろと出てくるのですが、なるほどどういうものかはわかりやすいのですが、内容が抽象的で、そういうものの中には、例えば「もし直径500mの小惑星が地球に衝突したら」とか、エンタテイメント的な動画がわんさか出てきて、しょせん、ネットで得ることのできる情報はそんなものかと思いました。

 人をびっくりさせて、目を引こうとする貧しい心。それに、とらわれ納得してしまう貧しい視聴者の心。

 これが、蔓延している世にあって、究極の理論においては、そのような心とは次元の違う深さがあるのです。科学と哲学との融合点、それはまさに神がかった世界であります。さっそく、超弦理論の専門書を取り寄せて読んでみると、なんと、数学の発展にも驚きました。しかし、懐かしくもありました。例えば、オイラー数。見たことのあるところですね。そこで、私の哲学からひと言。

 目の前の科学は有限であるが、思うことは自由であり無限に広い。
 その広さから新たな科学が生まれる。


 そして、その奥に、師匠と語り合った亜甲中玄の真髄を垣間見ることのできるこの頃であります。師匠が存命なら喜んでくれるであろうお話がいっぱいできそうな。そんな気がするこの頃です。時々、みなさんにお話します。

尊無上亜甲中玄     玄上

 

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2018年4月 2日 (月)

辻説法|知識と知恵

4月に入りました。いよいよ新年度の始まりです。もうすぐ二十四節気の一つ「清明(せいめい)」であります。久しぶりの辻説法です。

この世には、いろいろな物知りな人がいるのですが、知識があれども知恵がない人も少なくありません。物事を学ぶというのは、とても大切なことでありますが、それは、時の流れとともに動いています。

昔、本でかじったことは、今の時には通用しないことも少なくはないのです。知っていることでも時代とともに変化し、「普通はこうですよね」と思う事でも、時代とともに、その常識は変わっていて、普通はそうではなくなってしまっていることもあります。そこで、私からの一言。

知っているという事は、常に最新のことがわかっているという事である。

 
これは、私が天文宇宙学を見つめているときに思う事であります。私が若いころは、宇宙は膨張を続け、やがて収縮するというのが定番でありましたが、現代では膨張を続けるというところに収まっています。また、ビッグバンに至るまでの事象が究明されつつあり、宇宙は無(真空)から生まれたと、私の師匠が今から50年以上前に修行で会得したことが、科学的に解明されようとしています。

しかし、いまだに解明できないことが多々ございます。宇宙の誕生にしても、次元の説明がつかないのです。ほかにもブラックホールの内部ですね。昔は別の空間に飛ばされるとか言われていましたが、どうやらそうでもないようです。
1977年に打ち上げられた惑星探査機ボイジャーも太陽圏を出て恒星間へと飛んでいます。その間に、太陽圏の境界などの観測をして、太陽系の姿を解明するに至っています。

何事も、新しいものを吸収していくことが大切ですね。「あの時代はこうだったのに。」なんぞと、時間を止めていてはもったいない。知恵において大事なのは、昔から今に至るまでの変革を知るという事なのです。

素直に、昔も今も受け入れて吸収して頭脳の力としていきましょう。「普通はこうですよね」は、「自己の普通」になってしまっていて、時の流れに取り残されます。頭とぼたもちは柔らかいほうがいい(笑)

尊無上亜甲中玄    玄上


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2018年1月19日 (金)

辻説法|後悔と幸福

合掌

 皆さん、幸せですか?

 そう問われると、両手放しに「幸せです」と答えることができる人は少ないと思います。たいていが何らかの不満をもって過ごしておられることと思います。

 その中に、後悔というのがございます。「あの時、ああやっておけばよかった」とか、「もっと練習しておけばよかった」とか、それは人さまざまでありますが、後悔における共通点は、後悔する事象に対して満足する結果になっていないからですね。

 それは、私が提唱する一言、


後悔は今が幸せに感じないから。その逆も然り。


であるからなのです。「幸せに感じろ」と、他人から言われて幸せになるものでもないし、天の神様が「ほら幸せだろ」と、押し付けてくるものでもない。

 そもそも、幸福とは秤で測れないものであります。他人が幸せな事でも自分にすれば不幸かもしれないし、その逆も然りで、幸福の尺度には相対性があるのです。常に動いている。

 これからずっと生涯にわたり幸せである方法なんぞあったらお目にかかりたいものですが、それがないから人間味ある人生となるわけです。

 誰しもが、後悔することを胸の奥に持っているだろう。それは心の奥に持っていても構わない。ただ、執着しなければ良いのです。浮き沈みに左右されない次元の違う強き心の力となりますよう応援していますぞ。

今年の心は「應心」、春の隆達應心祈願受付中です。

尊無上亜甲中玄    玄上

 

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2018年1月 9日 (火)

辻説法|成功する人間になろうとしないこと。

合掌

 久しぶりに辻説法です。

 巷では、今日は宵戎、明日は十日戎。商売繁栄の神様にお祈りする日ですね。そこで、お金にまつわるお話を少しばかり。

 お金の因縁とは、恐ろしいもので、人の心を蝕む事があります。それ故に、稼ごうと思うと心が小さくなってしまい損をする傾向にあり、儲けることができません。

 「儲」と言う字は、「信じる者」という言葉で構成されていますように、信じる人様のお金で商売が成り立っているわけです。この前の成人式では「はれのひ」という晴れ着の経営者が人々を裏切りましたが、経営破綻に至ったのは、「儲」という字が崩れてしまったからなのです。

 お金と言うのは手にすると気が大きくなるわけですが、人間までは大きくしてはくれません。気が大きくなりっぱなしで「ちっこい人間」であると、必ずや失敗します。そして、人に迷惑をかけたり、「はれのひ」のように詐欺のような形になってしまいます。

 暮らしが大変になると、どうかして稼ごうとします。しかし、儲けようと思えば思うほど、その願いはかないません。頭で考えれば考えるほど、全体が見えなくなってしまうのです。多くの人は作為に溺れて勘違いしてしまうのです。

 成功した人は儲けようとしたのではなく、何かの拍子に思いついたことと、謙虚な姿が徳を生み出し、成功へと導かれた結果なのです。その両方がそろわなくては成功はありません。「何かの拍子」を作為的に作り出そうとしている間は、自己への謙虚さが崩れて視野が狭くなり、徳無き人となる。そこで、アイシュタイン博士の名言集からの一言。


成功する人間になろうとせず、むしろ価値ある人間になろうとしなさい。


 「価値ある人間」というくだりは、私がいつも述べていますところの「徳」にあります。目先の事象に埋もれて「ちっこい人間」になっていてはダメなのです。作為的に考えている間は気づかぬうちに小さな人間になってしまっているのです。

 小手先の知識に埋もれるより、徳からにじみ出る叡智で自然と成功へと導かれるのです。そして、成功とは何ぞや。未来永劫不自由なく生活できる稼ぎではない。いかなる時でも、生み出す力を授かる事のできる徳のある人間でいる事なのです。

 さ、「ちっこい人間」を卒業しようではないか。


 新しい年が爽快なる力で守られますよう、平成30年の隆盛安泰祈願を受け付けていますので、どうぞ御参賀ください。

尊無上亜甲中玄   玄上 

 

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2017年11月 1日 (水)

アルプスから帰ることの喜び 2017

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この道はアルプスへと続く道。里では、このように自動車で走ることができるが、登山口からの交通手段は、自分の足しかない。そして、再び、この道へと帰ってきたことができる安堵感。幾度と通った道である。

山頂に立つことを「制覇する」とか「征服する」とか、そんな表現を用いるが、その言葉は大自然の前では、何の意味も持たない。大自然を制覇するなんてとんでもないし、人間の計画通りに大自然は動いてはくれない。

山頂に立つだけで制覇したと思ったり、できなくて悔しいと思う事は、大自然に対しておこがましい人類の心ではなかろうか。

そのようなおこがましい心を捨てて、謙虚に大自然と向き合い融合してこそ神々と語らいが始まる。山修行は登山ではない。

だから、私はいつも思う。無事に山から戻れることの喜びを。この一年もまた、帰してくれてありがとう。

尊無上亜甲中玄     玄上

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2017年9月25日 (月)

暑さ寒さも彼岸まで。秋のアルプスです。

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標高2800m白馬岳連山は草紅葉。黒部の谷に落ちる山肌の上部はなだらかで草原状です。しかし、この傾斜も黒部川に落ちるにつれて傾斜を増し、渓谷の絶壁となります。山々は優しくもあり厳しくもある。

さて、秋分の日、秋のお彼岸の中日も終わり明日がお彼岸の明けであります。「暑さ寒さも彼岸まで」とは、よく申したもので、半袖から長袖に遷り変るこの頃と思います。そして、アルプスの高いところは、いつ雪が来てもおかしくない季節になっています。

天高き事一万尺の大地で神通清浄祈をとなえ、皆様の平穏を祈念申し上げております。


尊無上亜甲中玄     玄上

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2017年5月 3日 (水)

八ヶ岳を望む飯盛山です。

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清里~野辺山の間に位置する飯盛山は八ヶ岳や南アルプス、富士山の展望台です。先日4/30に行ってまいりました。この山はファミリー向けのハイキングコースになっています。八ヶ岳というより、奥秩父の西の端に位置します。
 
Dsc_0625_002私が、初めてこの山を訪れたのは、子供が小さい頃のこと、師匠を亡くした翌年の事でした。あれから、子供たちも大きくなり、今回で24回目。普段は厳しいアルプスにいますが、毎年、皆で必ず訪れる基点としています。
年月が過ぎ、長男が新しい家庭を持ち、一緒に訪れる人数が増えていくのは、 言葉に表し難き感謝を思うばかりであります。

何も険しい山だけが山ではありません。皆様のところにも、何らかの山があると思います。その原点に立ち返るということ、何事においても、大切ですぞ。

尊無上亜甲中玄   玄上

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2017年3月16日 (木)

辻説法|体が資本

 野球やサッカー、大相撲が始まりましたが、「体が資本」という言葉がございますように、それらをしている人達は直接的に体が資本であるというのがわかりますね。でも、体が資本と言われるのは、そういう人達だけではありません。このブログをご覧の皆様、この世の皆様すべてがそうなのです。

 

 あるスポーツをしている高齢者の方は「歳だからできない。」のではなく、「歳だからする。」というし、別の方は「明日で寿命が終わるという前の日までトレーニングをするよ。」という。私も、それをすすめています。できることから体を動かす事を始めましょう。「時間がない。」と申される方もいますが、それはないのは時間ではなく、「覚悟がない。」のです。

 

 例えば、スクワットするには、ものの5分もかからない。重いバーベルを持たずとも、カラ荷でやればいい。運動不足の人だったら、それで良し。椅子から立って、椅子の横に出て、両手をバーベルを担いでいる格好で上に上げて、おへそを天に向けるようなイメージで背筋を伸ばす。ゆっくりと「1・2・3・4」と足を曲げながら沈み込んで、「5・6・7・8」と足を延ばしていく。

 

1回8秒。10回で80秒。こんな時間ぐらいありますね。これを1日のうちに3~5回。お仕事のちょっと気分転換にいかがですかな。腹筋も自然と使いますので、出ているおなかもへこみますぞ()。他にも、プチ運動を考えてやってみてくださいな。

 

 歳をとるから体が動かなくなるのではなく、体を動かさないから歳をとるのです。いつまでも体は資本ですぞ。

尊無上亜甲中玄      玄上
 

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2017年2月26日 (日)

辻説法|一月行く、二月逃げる、三月去る。

合掌
 
久しぶりの辻説法です。
 
「一月行く、二月逃げる、三月去る。」、まさに、今の時期です。毎年の事ですが、1~3月というのはあっという間に過ぎ去ってしまいます。
 
まず、1月。年末年始があり、リズムに乗りにくく、上旬は機能しないことが多いものです。
 
2月は言わずと知れた、28日しかありません。いつもの月なら26日ですと、あと4~5日はあるのですが、今月はもうすぐ終わります。
 
そして3月。これは、2月の〆から数えると、3月の〆まで、いつもの月よりも2~3日は少ないわけで、2月の影響を受けているのが意外と盲点になります。
 
実は、この時期があっという間に去ってしまうのは、そういう理屈だけではなく、根本的に春の訪れという変化の時期にあたるのです。年度替わりであるのはもちろんなのですが、大自然の営みにおいても、変化の時なのです。
 
いわゆる1~3月というのは、本格的な一年の本編に向けての昨年からの変動の時期なのです。大切な時期ですね。ですから、隆達祈願や三守護特別修法で新しい年の本編に向けて力をつけようというものなのです。
 
一年の四分の一がすぎて、さあ、本番が始まりますぞ。しっかりと、心して邁進できますようお祈り申し上げます。
 
 
 
 
尊無上亜甲中玄      玄上
 

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